Haylou RS4 Plusの実機レビュー - 5,000円で購入できるスマートウォッチ。基本機能は充実、腕時計らしいデザインも魅力!

Haylou RS4 Plus
スマートウォッチ「Haylou RS4 Plus」の実機レビューです。HaylouはXiaomi系列の中国メーカーで比較的低価格なイヤホンやスマートウォッチを手掛けています。今回レビューする「RS4 Plus」は3月28日からワールドプレミアセールが開催される新製品で、セール価格は39.99ドル(5,055円)と、非常に購入しやすい価格に設定されています。Xiaomi本体が販売するMiスマートバンド6よりもさらに安価で、見た目も「より腕時計らしい」デザインなので、私と同様「あまりスマートウォッチに詳しくない」人が初めて試す製品としても向きます。

スポンサーリンク

AliExpress製品ページ:
Haylou RS4 Plus:Haylou Official Store(AliExpress)

1.Haylou RS4 Plus スペック

スペック表

  Haylou RS4 Plus
サイズ 45.2×37.2×10.4mm/バンド幅20 mm
重量 57.6 g(バンド込み)
ディスプレイ 1.78インチAMOLED(448 × 368)タッチ
ネットワーク Bluetooth 5.1
センサー 心拍数センサー、モーションセンサー、SpO2センサー
バッテリー 230mAh(駆動時間約10日)
サポートOS Android 6.0以上 / iOS 11.0以上
防水・防塵 IP68
動作温度 0℃ -? 45℃
ワークアウトモード 105モード
アプリ Haylou Fun(Google Play/App Store)

スペックのポイント

・IP68の防水・防塵性能
・1.78インチと、このクラスではやや大型の有機ELディスプレイ。解像度も368 × 448と、この価格帯の製品としては高い
・心拍数や体温、血中酸素濃度(SpO2)の測定が可能
・フィットネスモードは充実の105モード
・スマホアプリ「Haylou Fun」と連携可能、アプリはGoogle PlayおよびApp Storeから導入可
・バッテリー駆動時間が10日間と長く、充電切れの心配がない
・発売記念セールの価格が非常に安い
・GPSは非搭載

2.Haylou RS4 Plus 筐体

Haylou RS4 Plus 同梱物
同梱物です。本体のほか、取扱説明書と充電ケーブル(USB Type-A – 専用コネクタ)が入っていました。

Haylou RS4 Plus 取扱説明書
取扱説明書には日本語の表記もありました。ただ、文法的にすごくおかしい、ということはなかったのですが、翻訳がいまいちわからない(訳語が適切とは言えず、意味がよくわからない)というところもありましたね。でもまあ、この価格帯の中国製品で日本語の取説がある、という点は高く評価してもいいでしょう。

Haylou RS4 Plus 前面
前面です。Miスマートバンド6やHUAWEI Band 6など、日本でも人気の「ヘルストラッカー」と呼ばれるジャンルの低価格スマートウォッチと比較して、「より腕時計らしい」デザインだと思います。

Haylou RS4 Plus 側面
ケース(筐体側面)は金属製で、安っぽさは感じられません。この点は「価格以上」の出来だと思います。また、側面にはボタンが1つあるのみで、このボタンは主に画面のオン/オフや設定メニューの表示、そして「戻るボタン」として使います。腕時計のリューズにそっくりですが、回転はしません。「押すだけ」です。

Haylou RS4 Plus 背面
背面にはセンサーと充電用のPOGOピンがあります。

Haylou RS4 Plus 充電
充電には付属のケーブルを使います。ケーブル側にマグネットが仕込まれていて、左右を間違えることもなく、本体にピッタリと取り付けることができます。ただし、専用ケーブルなので「なくすと詰む」ことになりますので、注意しましょう。充電端子がUSB(Type-CでもmicroUSBでもいいですけど)ではない、というのはちょっとマイナスポイントだと思います。

Haylou RS4 Plus バンド着脱
バンドはワンタッチで着脱できます。バンド幅20 mmのものであれば市販のバンドと交換も可能だと思います(私はそもそも腕時計を持っていないので、実際に交換を試してはいません)。

Haylou RS4 Plus 留め具
このバンド、見た目はそんなによくないというか、高級感はまったくないのですが、機能面では非常に優れています。「留め具」がありません。マグネットで固定する仕組みで、事実上無段階に近い調整(バンドの「筋」が約5mm幅なので、5mm単位での調整)が可能です。実は私、手首の太さが一般的な男性よりも細く、市販の革バンドの一部では「追加で穴を開けないと装着できない」んですよね。しかし、この製品であればラクラク装着可能でした。小さなお子さんでも大丈夫、とまでは言えませんが、小柄な人や女性でも問題なく装着できると思います。

スポンサーリンク

また、この製品を常に装着して数日間を過ごしましたが、マグネットは十分に強力で、バンドが外れてしまうようなことはありませんでした。

3.Haylou RS4 Plus システム

Haylou RS4 Plus ウォッチフェイス
ウオッチフェイス(文字盤のデザイン)はこれまで掲載してきた「H」をモチーフにしたもののほか、画像の4種類が選べますので、全部で5種類ある、ということになります。ちょっと少ないですね…。ただ、Haylouの他のモデルではもっと多くのデザインが選べるようになっていますし、後述するスマホアプリ「Haylou Fun」経由でファームウェアのアップデートも頻繁に降ってきます(レビュー期間は1週間でしたが、2回アップデートがありました)ので、今後多くのデザインが追加されるのではないか、と思います。

Haylou RS4 Plus 設定
こちらがメニュー画面。非常に多くのメニューがあります。時計の表示はもちろん、フィットネスや心拍数、血中酸素濃度などのほか、電卓や音楽(スマホSpotifyなどの音楽アプリを開いているときに、この製品から再生や曲送りができる)、通知の表示などが可能です。

Haylou RS4 Plus 各種機能
時計表示から画面を左右にスワイプすると「主要機能」と言えるものが表示できます。心拍数や血中酸素濃度、歩数計などです。

Haylou Fun

クリックで拡大します

スマホアプリの「Haylou Fun」です。基本メニューとして「睡眠状況」「血中酸素濃度推移」「心拍数」「体重」がありますが、この製品では「体重は手入力」になります。

Haylou Fun

クリックで拡大します

これは心拍数のメニューを展開したところです。画像右側のように、「豆知識」と称した説明文もついています。この他、フィットネス関連では地図上で、ウオーキングやサイクリングの経路表示や距離測定も可能です。

スマートウォッチ用のアプリとして、機能面で特段優れているとは感じられず、割とオーソドックスなものだと思われます。ただ、私はApple WatchやHuawei Watchなど、比較的値の張るスマートウォッチを使用したことがないので、それらの製品との比較はできません。また、使用経験があったとしても、数万円する製品と5,000円で購入ができるこの製品をガチで比較するのもナンセンスかと思います。

4.Haylou RS4 Plus 使用感

実際に5日間ほどHaylou RS4 Plusを装着して過ごしました。私は特にスポーツはしないので、「普段使い」での感想となりますが、気づいた点を述べます。

デザインと装着感

筐体のところでご説明したとおり、格安なスマートウォッチながら質感は高いと感じました。金属筐体ですし、Miスマートバンド 6やHUAWEI Band 6のようなブレスレット系のデザインではなく、腕時計らしいデザインになっているのもいいですね。

バンドに関しては、正直安っぽい見た目だとは思います。市販の革製バンドに交換すれば見違えるほどカッコよくなりそうですね。ただし、留め具ではなくマグネットを使って装着する仕様は「秀逸」です。個人的にはこの仕様が非常に気に入っていますので、見た目については少し我慢するとして、このまま使い続けたいと思いました。

基本的な健康管理機能

まず、温度計(体温計)の機能は評価できません。昭和の時代の体温計だと「ああ、これは普通より3分(0.3℃)くらい低めに表示されるんだよね」みたいなのがあって、でもその程度なら慣れてしまえば十分使えたのですが、この製品の場合「30.4℃」などという表示になることがあります。今後のアップデートに期待するとして、現状は実用性が低いと思います。

インドア派の私にとってとても重宝したのが、ほぼすべてのスマートウォッチについているであろう「歩数計」ですね。例えば1万歩とか8,000歩といった目標設定をしておくと、それを達成したときにバイブ機能で褒めてくれますw あと、このご時勢、自営業でPCがあればできる仕事をしている私は慢性的な運動不足に陥りやすいのですが、「今日は何歩歩いた」というのがひと目で確認できるので、(すごく消極的ですけど)健康管理には役立つなあ、と感じました。すでにスマートウォッチを使っている人にはあまり意味のない感想だと思いますが、まだスマートウォッチを使っていない人には「これだけでも便利ですよ!」と言いたいです。

心拍数計は、使っていてあまり意識したことはないのですが、一応「心拍数110で警告する」という設定にしておいたところ、「電車の時間に間に合うように駅まで少し走った」際に、Haylou RS4 Plusのバイブが発動しました。で、画面を見ると「心拍数が設定を越えています」のような趣旨のメッセージが表示されていました。このときの心拍数は115くらいでしたね。

適正な心拍数というのは人によって少し違うと思いますが、運動によって鍛えられる(心拍数が少なめになる、あるいは安定する)と思いますので、この製品を装着して、しっかりウオーキングとかジョギングをする習慣をつければ、警告バイブも発生しにくくなるかな、と思いました。

血中酸素濃度計については、「確認したが特にどうということもない」ですね。というか、あって困るわけではないのですが、積極的には必要ない感じです。体調不良になったりするとチェックするんでしょうけど、だいたいいつも94%から97%くらいでした。

また、睡眠モニターは、私の感覚では結構正確に睡眠時間を測定してくれたと思います。この機能もおよそほとんどのスマートウォッチについていると思いますが、初めてスマートウォッチを使う人にはとても興味深い機能です。睡眠時間の測定と眠りの深さを表示してくれます。レビュー期間内に「睡眠の質の改善」はできませんでしたが、寝入りばなにスマホを見ないようにするとか、お菓子を食べないようにするとか、コーヒーを飲まないようにするとか、睡眠の質の改善のためにいろいろ試してみたいなあと思いました。

スマホとの連携

スマホで音楽を聴いている際に、再生/停止や曲送りができます。また、心拍数や歩数などの時系列のデータもスマホアプリ側に蓄積されます。ただ、音楽の再生/停止なんかをスマートウォッチ側でするニーズは私にはありません。また、時系列データについても「あれば便利」というくらいですね。このあたりはフィットネス用にスマートウォッチを使っている人とは少し異なる感想だと思います。

バッテリーもち

スマートウォッチ側のバッテリーもちは良好です。5日間ほど常用して、バッテリー消費は40%くらいでした。心拍数などのデータを常時計測する設定にしなければ10日以上は余裕で使えると思います。各種データを常時計測する設定だと駆動日数は短くなると思いますが、それでも数日は問題なく使えるでしょうね。

しかし、これはHaylouの製品に限った話ではないと思いますが、どうしてもスマホ側のバッテリー消費が大きくなります。スマホアプリと連携すると時系列のデータが管理できるので、もちろん便利なのですが、逆に各種数値の時系列データを重視しない場合は、スマホアプリと連携させない、という手もあると思います。

使用感のまとめ

高価格帯のスマートウォッチと比較してしまうと、Haylou RS4 Plusならではの機能、というのは見受けられません。GPSがない分だけ上位クラスの製品よりも使用感は劣る、という感じでしょうか。また、各種データ測定機能の精度ですが「温度計は要改善、歩数計や心拍数計は信用できそう(ただし厳密な検証はできない)、血中酸素濃度計については検証不可」という感じです。

私の場合、特に歩数計は重宝しましたし、心拍数系で警告が出た、というのも好感を持てました。また、筐体デザインは気に入りましたし、装着感もよく、これからも使っていきたい、と思えました。おそらく初めてスマートウォッチを使うというライトユーザーには十分な機能と使用感になっていると思います。

5.Haylou RS4 Plus レビューまとめ

Haylou RS4 PlusはAliExpress内のHaylou Official Storeで3月28日午後4時(日本時間)からワールドプレミアセールが開催され、セール価格は39.99ドル(5,055円)です。

記事中でも述べたとおり、スマートウォッチとして特殊な機能を備えているわけではなく、むしろベーシックな製品と言えます。なので、Apple WatchやHUAWEI WATCHと比較するような製品とは言えず、Xiaomi Miスマートバンド 6やHUAWEI Band 6との比較になると思いますし、実際そのくらいの価格帯にもなっています。

使ってみて好感できたのは「腕時計らしいデザイン」「価格の割に高い質感」「普段使いで重宝する機能は網羅されており、温度計以外の数値はまずまず信用できそう」という点ですかね。

5,000円で購入できる低価格なスマートウォッチです。まだスマートウォッチを使ったことがない、という人が試してみる価値は大きいと思います。

6.関連リンク

Haylou RS4 Plus:Haylou Official Store(AliExpress)

スポンサーリンク