サンワサプライ 400-MAWBT172BK －USB Type-A・USB Type-C・Bluetooth接続に対応するワイヤレスマウス

サンワサプライが3つの接続方式に対応するワイヤレスマウス「400-MAWBT172BK」を発売しました。「3つ」というのは「USB Type-A、USB Type-C、Bluetooth」のことで、同時にこの製品と全く同じ外観で「USB Type-A、USB Type-C」の2つの接続方式に対応する「400-MAWC173BK」も発売されています。この記事では3つ対応の400-MAWBT172BKの製品画像やスペック表を使ってご説明します。

この製品はUSB Type-A用とType-C用の子機（レシーバー）が付属し、かつBluetooth接続も可能です。ただし、Bluetoothのマルチペアリングについては説明がなく、後述する製品仕様からみて、マルチペアリングには非対応と思われます。

こちらがスペック表です。

で、こちらが各部名称と製品サイズ。サンワサプライの分類では「中型」に該当します。充電式で5ボタンと、最近の新製品としてはオーソドックスなものになっています。ただし、充電に使うUSBケーブルをPCに接続しても「有線マウス」としては使えませんのでご注意ください。

カウント（解像度）の切り替えは800DPIから2,400DPIまでの4段階で、ゲーム用としては低めですが、オフィス用・学習用としてはほとんどの人が快適に使えるカウント数を選べると思います。

上にご説明したとおり、この製品には2つのレシーバーが付属しますが、大丈夫、2つとも本体に収納可能です。私はマウスのレシーバーをよく紛失するので、この構造はとてもありがたいです。サンワサプライのワイヤレスマウスはほとんどがレシーバーを本体に収納できますが、最近レビューしたロジクールのハイエンドマウス、MX Anywhere 3はレシーバーの収納ができなかったんですよね。

接続するデバイスの切り替えスイッチは底面にあります。この画像を見て「ああ、Bluetoothのマルチペアリングには対応していないんだな」と判断しました。

使用イメージです。一応「中型」ですが、ややサイズは小さめに思われます。なお、側面ボタン（親指で操作するもの）は「進む」「戻る」が割り当てられており、アプリ等で機能割り当てを変更することはできないようです。

それと、この点も結構重要だと思うのですが、この製品には「折りたたみスタンド」と「ポーチ」が付属します。特にスタンドはタブレットやスマホと一緒にこの製品を使う場合にはかなり便利だと思いますし、なんならスタンドだけでも動画視聴などの際に重宝しそうです。

サンワサプライ 400-MAWBT172BKはサンワダイレクト（直営店、楽天市場店、Amazon店、PayPayモール店）などで販売中で、12月28日現在の価格は税込み3,480円です。また、Bluetooth接続には対応せず、USB Type-AとUSB Type-Cでの接続ができる「400-MAWC173BK」は税込み2,980円です（Bluetooth対応以外に両者に差はありません）。

私、つい先日サンワサプライのALUminiシリーズ（USB Type-AとBluetoothに対応する小型ワイヤレスマウス）を注文したところなのですが、自分のニーズを考えると、この400-MAWBT172BKのほうが良かったのでは？などと感じました。いまUSB Type-C対応の無線マウスを持っていないので…。

Bluetoothのマルチペアリングがいいのか、それともこの製品のようにUSB無線接続を絡めるほうがいいのか、というのは人によります。私の場合、メーカーさんからPCをお借りして実機レビューをする機会が非常に多く、（自分の持ち物ではないですが）すごく多くのPCでとっかえひっかえマウスを使うニーズがあります。その場合、レシーバーの抜き差しだけで接続先を切り替えられるUSB無線タイプのほうが便利と感じられるんですよね。

サンワサプライ 400-MAWBT172BK －USB Type-A・USB Type-C・Bluetooth接続に対応するワイヤレスマウス

関連リンク

コメント