どうも、ふんぼです。最近ウィンタブでは「これでもか!!」というほどメカニカルキーボードのレビューをしていますが、今回もまたメカニカルキーボードのレビューです。ここまでメカニカルキーボードのレビュー記事があると「正直言って、違いがよーわからんw」となってしまうのも事実。ぶっちゃけていうと、メーカーは違えどメカニカルキーボードの打鍵感なんていうのはどの製品も大した違いはありませんし、エルゴノミクス系のものは別として形状も大して変わりませんから、どうしてもレビューが形式化してしまうんですよね。
ということで今回は、その流れを打ち破るべく、いつものキーボードレビューとは違った観点からキーボードをレビューしていきたいと思います。今回レビューする製品はBYLINK K101というメカニカルキーボードで、TOMTOPから提供していただきました。TOMTOPにはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。
1.スペック
TOMTOPの商品ページそのままですが、主なスペックはこのようになっています。正直キーボードレビューなんでスペック表とかはいらないんじゃないかとも思いましたが、一応スペック表を見ながら気づいた点をあげていきます。まず、この製品はゲーミングキーボードです。ゲーミングキーボードにおいては、耐久性がないとお話になりません。このキーボードのキーの打鍵回数は100万回程度と耐久性があります。(メカニカルですから当たり前といえば当たり前ですけど・・・)。
キー荷重は60gとRealforce使いの私からするとちょっと重めですね。そして、サイズはテンキー付きですので結構大きめです。
2.外観
本体と付属品です。付属品はリストレスト、ショートカットキー一覧、キー引き抜き具です。
正面から見て一発で分る「俺、ゲーミングだぜ感」たまらないですね。筐体は金属製で高級感があります。
多くの中華キーボードがそうであるように、このキーボードもスイッチがむき出しのタイプです。
チルトスタンドの角度は結構浅めで、奥のキーがやや遠く感じました。
裏面はこんな感じで、材質はプラスチックです。
キーボードレビュー恒例の「キートップ抜いちゃいました!」です。軸はLC製のCherryMX互換の青軸でした。
キーキャップはザラザラとした材質で、キーのくぼみは大き目です。
キーキャップの裏はこんな感じです。若干バリがあるのが気になりますね。
そして、このキーボードには不思議な取っ手がついています。
実はこの取っ手、スマホスタンドになっていて、キーボードにスマホを立てることができるんです。正直、この製品はBluetoothではないのでそこまで実用性はありません。でも、個人的にはこういうギミックは結構好きだったりします。
次にキーボードイルミネーションですが、今回はキーボードイルミネーションのでも動画を作ってみました。ほとんど無編集なのでわかりづらいとは思いますが、参考までに。
キーボードイルミネーションは、キーボード全体を光らせるタイプと特定のゲーム用にキーを光らせる事ができます。ちなみに、ユーティリティソフトは付属しておらず、基本プリセット以外は発光パターンが選べません。
プリセットされているゲームは「League of Legend」、「Overwatch」、「DOTA」、「CrossFire」、汎用FPSです。ぶっちゃけLOLとオーバーウォッチはともかく、他はプレイ人口そんなにいるんでしょうかw(特にCrossFireは最近過疎ってるらしいですし・・・・。)
プリセットを光らせてみました。どうやら、使用するキーだけが光るようですね。細かく設定はできないにせよ、特定のキーだけを光らせる事ができるのはゲーミングキーボードならではですね。
そして、この製品には標準でリストレストがついています。これは結構珍しいですよね。しかし、ここで大きな問題が・・・・。まず、こちらがTOMTOPにあった商品画像。
そして、今回届いたのがこちら。
おわかりいただけますでしょうか? 商品画像では本体と一体となっているリストレストが別々になっているんです。
リストレスト固定用のネジ穴らしきものはありますが、塞がれています。
3.使用感
ウィンタブでは今まで「ライター」つまり物書きとして、使用感をレビューしてきました。しかしながら、それだけだとどうしてもマンネリ化してしてしまうので、今回は「(へっぽこ)ゲーマー」から見た使用感をお伝えしていこうと思います。
まず、打鍵感ですが青軸独特の「サクッ、サクッ」というう音がとても気持ちいいです。そして、今回は打鍵音動画に初チャレンジしてみました。比較対象として、前回レビューしたAjazz AK33と普通のメンプレンキーボードも叩いています。
次にキー配列ですが、特に変則的にはなっておらず、一般的なUS配列となっています。文章を書くのであれば日本語配列のほうがいいですが、ゲームで使う分には特に不便は感じませんでした。(今回はゲーマー視点でのレビューですからね!)
ところで、今回はへっぽこといえどゲーマー視点でレビューするぞー!、と意気込んではみたものの、今まで私がやりこんできたゲームというのがレーシングゲームとギャルゲーでして、本格的にキーボードを使うゲームは実はあんまりやったことがないんですよね。
「やったことがなければ始めればいいじゃない!」、ということでこの機会にFPSゲームをやってみることにしました。そして、今回私が選んだゲームがこちら。
「Special Force2」です。選んだ理由はなんとなく初心者に優しそうだと思ったからなんですが、ギャルゲーマーの本気を見せてやる!と思いつつプレイしてみたのですが、ホントあっという間に殺されますw FPSの難しさを痛感しました。
たくさん殺されつつ、メンプレンキーボードと比較しながらプレイしてわかったことを書いていきます。
まず、大きな違いを実感したのがNキーロールオーバーです。普通のキーボードだとキー入力を同時に3キーぐらいまでしか認識してくれません。これだと、「斜めに走ってジャンプ」なんかができません(ちなみに私は腕の問題でできませんw)。
次に、キーボード自体の重量です。安いメンプレンキーボードだと結構ゲームしているうちにキーボード自体が動いてしまって、それを元の位置に戻す手間が発生してしまいます。しかしながら、このキーボードはずっしりとした重量感があるので、プレイ中にキーボードがずれるなんてことはまずありません。
そして、この製品のアイデンティティであるリストレストですが、あると結構便利だったりします。リストレストをつけるとWASDキーがぐっと近くなり、非常に操作がしやすかったです。そのおかげか、戦績がちょっぴり良くなりました。
そして、以外と便利だと思ったのがキーバックライトです。私みたいな初心者だと結構WASDキーの位置を間違えてしまい、「あれ、動かねーぞ」となってしまうので、WASDキーだけ光らせる事のできるバックライト機能はすごくありがたいです。
4.まとめ
BYLINK K101 Mechanical Gaming KeyboardはTOMTOPにて69.99ドル(7,914円、2月9日現在)で販売中です。ゲーマー視点とか言っときながら実はFPSやったことがないとか、WASDキーの位置間違えるとか、ツッコミどころのオンパレードになってしまいましたが、楽しんでいただけたでしょうか?
最近では、YouTubeの実況動画なんかを見て「俺もやりてー!」となって、PUBGを始めるなんて人も多いようですが、やはり普通のキーボードではプレイしにくいようです。そうすると、当然ゲーミングキーボードが欲しくなります。しかしながら、国内で流通しているゲーミングキーボードは高級なものが多く、当然購入のハードルも高いです。
この製品も決して安いわけではありませんが、8,000円払う価値はあると思います。「そこそこ安くてちゃんとした”ゲーミングキーボード”がほしい」という人は検討してみてはいかがでしょうか?
ウインタブ注:TOMTOPよりウインタブ読者に向けて、割引クーポンをいただいております。クーポンコード「K101GM」を入力すると52.99ドル(6,014円)で購入できます。
5.関連リンク(TOMTOP)
K101 Mechanical Gaming Keyboard
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