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breo iDream 5s レビュー - 15分で頭と目がスッキリ、本格ヘッドマッサージ機を試す

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breo iDream 5s レビュー
breo iDream 5sの実機レビューです。この製品は「頭部マッサージ機」です。どう考えてもウインタブがメインで扱うジャンルの製品ではありません。ただ、私としては「これは面白そう!ぜひ実機を試してみたい!」と考えてレビューを受けさせていただいた次第です。

実際に使ってみて、「ウインタブ読者におすすめしたい良品である」と感じましたので、しっかりレビューさせていただきます。

なお、このレビューはメーカーよりレビュー機のサンプル提供を受け、実施しています。

ここがおすすめ
・頭部の「要所」をしっかりマッサージ
・まるでヘルメット、ちょっとサイバーなデザイン
・操作が簡単
・パワーナップなど、短時間のリフレッシュにも最適
ここはイマイチ
・充電ポートが今どきmicroUSB
・マッサージの強度や時間設定ができない
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1. スペック表

項目 仕様
サイズ 210 × 254 × 242 mm
重量 971 g
定格入力 5.0V / 1A
消費電力 約5W(充電中)
充電時間 約4時間

2. 主な機能

トップ画像を見ていただくと、なんだかヘルメットみたいな形状になっていて、目元にゴーグルのようなものもついています。「なんかサイバー!」な感じがしますよね?…だからレビューさせてもらうことにしたんですけど。

breo iDream 5sの主な機能は下記です。

・頭部全体へ360°ケア:頭頂部、目、額、こめかみ、首などをマッサージ
・2つのモード:「目元を中心とした15分間のコース」と「頭部を中心とした15分間のコース」
・サイズ調整:ヘッドサイズ56cm~64cmまで無段階で調整可能

基本的には「breo iDream 5sを装着し、モードを選んでスイッチを押すと、15分間全自動でマッサージしてくれる」という使い方になります。マッサージ時間の変更はできませんし、マッサージの強度(強さ)の調整もできません。全部breo iDream 5sにお任せです。

では、筐体を見ながら製品の構造を説明します。

3. 外観

breo iDream 5s 同梱物

同梱物です。画像上にあるのがジャックカバーで、マスク(ゴーグルの部分)を取り外した際に使います。使い方は後述します。画像左下が専用保管袋、その右が取扱説明書、そしてUSBケーブルです。取扱説明書は完全に日本語化されていました。そんなに使い方が複雑な製品ではありませんが、類似製品を使ったことのない人がほとんどだと思いますし、内容は一読しておくほうがいいでしょう。

breo iDream 5sはウインタブとしては非常に高く評価できる製品なのですが、唯一「ダメだろ!」と思ったのがUSBポートです。なんと「今どきmicroUSB」です。このケーブルは両端がUSB Type-A - microUSBになっていて、ACアダプターは付属しませんので、急速充電器やPCなどのUSB Type-Aポートに接続して充電することになります。

breo iDream 5s 前面

本体前面です。取扱説明書では「マスク」と書かれていましたが、画像を見ると「ゴーグル」のように見えます(この記事では「アイマスク」と書きます)。一応視界は確保されていますが、アイマスクの内側にはクッション材が貼られており、使用時には温かくなります(アイウォーマーとしての働き)。

breo iDream 5s ゴーグルは着脱式

アイマスクは着脱式なので、外した状態でも頭部をマッサージできます。

breo iDream 5s ゴーグルを外したところ

アイマスクを外しただけだと端子部分が露出してしまうので、同梱物のところで説明したジャックカバーを取り付けます。

breo iDream 5s 背面

背面です。中央に丸い突起があります。突起の真ん中がボタンになっていて「release(リリース)」と書かれています。iDream 5sを装着する際、このリリースボタンを押すと側面が緩み、容易に装着する(被る)ことができます。iDream 5sを被った後、丸い突起の周囲がダイヤルになっているので、ダイヤルを回してサイズを調整します。装着は簡単ですし、ダイヤルを回せば高いフィット感が得られます。

breo iDream 5s microUSBポート

背面下部にカバーがあり、ここを開けるとmicroUSBポートが出てきます。

breo iDream 5s 右側面

右側面(実際に被ったとき、頭の右側になる面)です。これはサイズを最小にしたところです。

breo iDream 5s 右側面

こちらがリリースボタンを押してサイズを広げたところです(アイマスクを外した状態です)。上にも書きましたが、iDream 5sはヘッドサイズ56 cm~64 cmの範囲でサイズ調整が可能です。

breo iDream 5s 電源ボタンとLEDインジケーター

右側面の「こめかみのあたり」には電源ボタンとLEDインジケーターがあります。電源ボタンを長押しするとすぐにマッサージが始まります。デフォルトではMODE 1(目元を中心とした15分間のコース)で動作し、もう一度電源ボタンを押すとMODE 2(頭部を中心とした15分間のコース)に切り替わります。LEDインジケーターはモードのほか、マッサージの残り時間とバッテリー残量が表示されますが、調整機能(マッサージ時間やマッサージ強度の変更など)はありません。

breo iDream 5s 左側面

左側面です。右側面と全く同じです。

breo iDream 5s 内部

内部には分厚いクッションが貼られており、その内側にエアバッグが入っています。また、頭頂部にはブラシもついていて、レビュー品は「普通のブラシ」でしたが、購入時には「柔らかいブラシ」も選べます。

breo iDream 5s マッサージ位置

これはマッサージ位置(エアバッグとブラシの位置)の模式図です。頭頂部にブラシ、後頭部にエアバッグ、マスク部分には温熱装置とエアバッグ、そして画像だと見えませんが両方のこめかみの部分にエアバッグが入っています。

breo iDream 5s 上面

上面です。ON/OFFと書かれた部分がありますが、ここを押すと頭頂部のブラシのON/OFFができます。

breo iDream 5s 装着イメージ

アイマスク装着時

breo iDream 5s 装着イメージ

アイマスク取り外し時

装着イメージです。フィット感は良好ですが、アイマスク装着時は視界は確保されるものの、かなり視野が狭くなるのと、アイマスク内にもエアバッグが入っていますので、テレビを観ながらとか本を読みながら使うのは難しいです。何かを見ながらマッサージしたい場合はアイマスクを外すことになると思います。

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4. 使用感

使い始めのうち、マッサージの強度が少々高すぎる(強すぎる)と感じられましたが、「一度使って慣れました」。非常に快適です。いやほんと…。

特にこめかみ部分のマッサージが非常に心地いいのと、アイマスク部分の温熱効果(熱い、というほどではなく「ぬるい」くらいです)とマッサージ強度が気持ちの良いもので、あっという間に15分が過ぎてしまう感じです。私は終日PC作業をするので目が疲れますし頭も重くなってきます(疲れてくると軽い頭痛を感じます)。iDream 5sを使用する15分間は「まさにパラダイス!」と感じます。

(仕事中の)短時間仮眠のことを「パワーナップ」と言うそうです。15分から30分程度の短い睡眠をとることで午後の眠気や疲労感を解消し、集中力や作業効率を向上させることができる、と言われています。

私はレビュー中、毎日昼食後にiDream 5sを使用しました。マッサージ中に寝落ちしたこともあります。iDream 5sは周囲の人に迷惑がかかるような大きな動作音はしませんが、使用している当人(iDream 5sを被っている)は簡単に寝落ちできるほど静かではなく、動作音はそれなりに大きいです。私は少し鈍感なので寝落ちすることがありましたが、多くの場合「うとうと(半分意識があり、半分眠っているような状態)」するような感じでした。

マッサージ終了時に短くアラームが鳴るので、そこで「ハッ」と我に返るのですが、これってまさに「パワーナップ」かと思います。ちなみにパワーナップでは30分以上寝ると「マジで寝てしまう」ので、目覚めが悪くなり、逆効果になるとのこと。なので、iDream 5sの「15分」という設定はパワーナップにもちょうどいいのかもしれません。

パワーナップについてはこちらの記事をご覧ください。
『パワーナップ』昼寝効果で疲労回復する方法:大正製薬

また、パワーナップだけでなく、入浴後、就寝前にマッサージしても良いかもしれないですね。リラックスして寝られると思います。

5. レビューまとめ

breo iDream 5sはAmazonで販売中で、7月17日現在の価格は33,880円です。

結局レビュー期間中は毎日お昼にiDream 5sを使っていました。もはやレビュアーではなく「愛用者」という感じです。使用感のところで書きましたが、昼食後に少し休憩する際、iDream 5sで15分マッサージをすると目の疲れ、頭の重さが取れ、心なしか集中力が高まる(あるいは昼食後の倦怠感が薄れる)感じがしました。それと「とにかく気持ちがいい」んですよね。

この手の機材はどうしても個人差が大きめに出てしまうと思います。Amazonのレビューでは多くの人が高評価していますが、一部「ブラシが頭に刺さるような感じがして痛い」とか「刺激が強すぎて長時間使えない」といったネガティブな評価も散見されます。ただ、いちレビュアーとしては「皆さんぜひ使ってみて!」と言いたくなります。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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