Amazonの電子ブックリーダー「Kindle」がニューモデルになりました。Kindleにはいくつかのバリエーションモデルがありますが、ニューモデルになったのは最もベーシックな「無印のKindle」と、お子さん向けの「Kindle キッズモデル」です。
従来モデル(第10世代)からの変更点はこんな感じ。
6インチというディスプレイサイズはそのままに解像度が167ppi(800 × 600Pixel)から300ppi(1,440 × 1,080Pixel)にアップしました(Pixel数の計算はウインタブによる。Amazon公表値ではありません)。ストレージ容量も8GBから16GBに倍増しています。ただし、マンガ用としては16GBでも足りないですけどね。それと、サイズも若干小さく、軽くなりました。
筐体色は従来のブラックに加え「デニム(ブルー)」が追加されました。
それと、ポート(主に充電用だがPCなどに接続してデータ取り込みも可能)がmicroUSBからUSB Type-Cになりました。なにげにType-Cポートに変更されたというのはかなり大きいと思います。KindleのためだけにmicroUSBケーブルを持っていた、という人も少なくないと思うので。
キッズモデルはメカ的にはKindle(第11世代)と同じですが、「キッズカバー(スペースホエール、ユニコーンバレー、サブマリンの3色から選べます)」が付属するのと「2年間限定保証(キッズモデルではないKindleは1年間限定保証)」、さらに1,000冊以上の子ども向けの本が読み放題となる「Amazon Kids+の利用権(1年ぶん)」がつきます。
Kindle(第11世代)はAmazonで販売中で、9月14日現在の価格は税込み10,980円(広告あり)および12,980円(広告なし)です。ちなみに「広告あり」というのは使用していないときにディスプレイ面に書籍の広告が表示される、というもので、実用上ほとんど邪魔になりませんので、個人的には広告ありモデルのほうがお買い得だと思います。
また、Kindle キッズモデルは税込み12,980円です。
私はKindle(第10世代)を持っています(ろくに本を読まないので、使用頻度は低いです)。本当に「Amazonから電子書籍を購入して、それを閲覧するため」だけのデバイスで、それ以外の用途としてはPCからExcelやWord、PDF形式の文書を取り込んで表示させるくらいですね。ただ、ウインタブ読者であれば、これらの形式の文書をわざわざKindleで見たり、他のフォーマットの電子書籍をコンバーターで変換したりといったことをするのなら、最初からスマホとかお手持ちのタブレットを使うほうがずっと楽だと思います。スマホとかタブレットであればKindle本だけでなく、他の電子書籍アプリも使えますしね。また、電子ペーパータブレットとして様々な活用を試みるのであればBOOXシリーズのほうが向きます。
Kindleのいいところは何と言っても「E-Inkディスプレイで目に優しく、コンパクトで軽量、バッテリーも長持ち」という点でしょう。また、無印のKindleについては「安い」というのも大きなメリットだったのですが、ニューモデルになって1万円を越えてしまったのが残念ではあります。プライムデーなどの大きなセールで割引価格になるのを期待したいところです。
関連リンク
【New】Kindle (16GB) 6インチディスプレイ 電子書籍リーダー:Amazon
【New】Kindle キッズモデル:Amazon
コメント
物は良さそうだし安いしおそらくレスポンスも良さそう
純粋な理由はどうであれ結果的にはandroidとiOSが
締め出された事によって明確にKindleは売れるでしょう
ただそれとポリシー変更によってAmazonに対して
多くの人が不信感を募らせたのは別問題なわけで
泥E-ink業界的にはいろいろ難しい流れになったなと
Kindleも販売して長いから明確にこれ使う人と使わない人に分かれちゃうよね。Kindleじゃないとダメだって人と別にスマホでいいやで分かれるというか。
機能が上がったとか小さくなったとかで新規が増える事はなくて既存で使っている人が買い換える感じ。