記事にアフィリエイト広告を含みます

Amazon Echoシリーズ - スマートスピーカーの本命か?音楽聴き放題サービスも激安に!

Amazon Echo
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。日本でも「Google Homeシリーズ」が発売され、「スマートスピーカー(無線通信接続機能と音声操作のアシスタント機能を持つスピーカー)」というジャンルが普及してきそうですね。今回紹介する「Amazon Echoシリーズ」もこのジャンルに属する製品で、予備知識がないと「Google Homeの二番煎じ」という印象がありますが、ワールドワイド、というかアメリカではAmazon Echoこそがスマートスピーカーの草分けであり、Google Homeのほうが後発です。

スポンサーリンク

音声サービスの場合、「ローカライズ(日本語化と日本の地理などの情報に合わせてカスタマイズする)」というのが大きな問題となりますので、英語圏でサービス・インできても日本語圏では未対応、あるいは対応が遅くなる、というのもやむを得ないところです。

1.Alexa

ハードウェアを紹介する前に、この製品を使うための前提となる「頭脳」Alexaについて簡単に説明します。Alexaはクラウド上に構築された「AIアシスタント」です。私はAI(人工知能)の何たるかをよくわかっていないのですが、AmazonによればAlexaは「話せば話すほど語彙が増えて、話し方や好みを学びます」ということなので、学習能力のある音声サービスということが言えるのでしょう。

Alexaについてはウィキペディアにもページがあります。「音声交流や音楽再生、予定表リストの作成、アラームの設定、ポッドキャストのストリーミング、オーディオブックの再生と天気や交通情報、リアルタイム情報などの提供ができる。また、アレクサ自体をホームオートメーションハブとして使用し複数のスマートデバイスを操作可能である(ウィキペディア)」

「Ok Google」のかわりに「アレクサ」って呼びかけると反応してくれ、いろんなことを教えてくれます。一般ユーザーとしてシンプルにとらえる、というか技術面ではなくて、普段使いという観点でとらえると「Google Homeと同じようなもの」となりますが、Alexaにはスキル(拡張機能)という概念があり、例えば新聞社、電鉄会社、飲食チェーンなどがAlexaに対応するスキルを提供しています。「今日のトップニュースは何?」ってEchoに話しかけると、スキルを提供している新聞社のニュースを教えてくれる、という感じでしょうか。

日本でのリリース時点ですでに250以上ものスキルが提供されており、ニュースだけでなく電車の運行状況(ナビタイムなど)や料理のレシピ(クックパッドなど)なんかも専門企業のスキルが使えるというわけです。

とはいえ、私たち日本のユーザーにとってみれば、「Google Home(というかGoogle アシスタント)とどっちがいいの?」というのが素直な疑問ですよね?なんとなくGoogle Homeのほうがよさそう、なんて考えちゃいますけど、冒頭に書いた通り、Alexa(とEcho)は海外で長い歴史がありますので、むしろAlexa優勢なのかもしれませんね。

2.Echoシリーズの概要

Alexaという頭脳が雲の上(クラウド)にありますので、下界で私たちに知恵を伝達してくれるデバイスが必要になります。それが今回紹介する「Echo」シリーズです。Echoには「Echo Dot」「Echo」「Echo Plus」の3種類があります。

Amazon Echoシリーズ スペック比較

クリックで拡大します


Alexaのエージェントとしての基本機能は同じですが、スピーカーの品質が異なるのと、最上位モデルのEcho Plusには「スマートホーム・ハブ」機能が搭載されます。Echoと「Alexaに対応するスマート家電」とを接続すればライトのオン/オフなどが可能になりますが、Echo Plus以外のEchoシリーズだと別途「スマートホーム・ハブ」が必要になります。

スポンサーリンク

また、スピーカーですが、単に音声アシスタントとして使う場合は音質とかをそんなに気にする必要はないものの、Amazonではこの製品のリリースと同時に「Amazon Music Unlimited」という「月額制の音楽聴き放題サービス」をリリースしており、Echoユーザー(Echoから登録する必要あり)は月額なんと380円で利用できる(通常は月額980円、プライム会員は780円)ため、実はスピーカー品質はかなり重要になってきます。

また価格ですが、Amazonのプライム会員は「11月17日23時59分までEchoが4,000円引きの7,980円(税込)、Echo Dotが2,000円引きの3,980円(税込)で購入できます」とのこと。ただし、現状Echoは招待制となっており、プライム会員でも招待されなければ割引の適用は受けられません。しかし、Echo Dotを3,980円で購入できて、さらにAmazon Music Unlimitedが月額380円でしょ?音楽好きにはたまりませんね、これ。

3.Echoシリーズの筐体

Echo Dot

Amazon Echo Dot
Amazon Echo Dot
もっとも安価でコンパクトなのがEcho Dotです。AlexaはEchoの内部ではなく、雲の上にいるので、安価でコンパクトでもしっかりアシスタントとして機能してくれます。「スピーカーがなあ…」という心配も実は必要ないんです。だって、オーディオジャックがついていて、外付けのスピーカーを接続できますから。Bluetoothスピーカーなんかを持っているのなら、とりあえずDotでも大丈夫だと思いますよ。

Echo

Amazon Echo
Amazon Echo
こちらが「標準タイプ」でいいんでしょうか、「ただのEcho」です。スピーカー品質が大幅によくなっています。また、プライム会員の割引サービス額が最も大きいのもこのEchoです。「外付けのスピーカーとかうっとおしい」という人はこちらですかね。また、単体で音質がいい(と思います)ので、結果としてデザイン性も高くなります。

Echo Plus

Amazon Echo Plus
Amazon Echo Plus
最上位機種のEcho Plusです。筐体サイズが大きいので一段と高音質が楽しめそうですし、スマート家電との接続を視野に入れている人ならこれですね。また、Echo Plusを購入するとPhilips HueのスマートLED電球が一つ無料でもらえます(在庫がなくなり次第終了)ので、「初めてのスマート家電体験」もできそうです。

4.まとめ

残念ながら「日本版Alexa」の実力のほどがまだわからないですし、ライバルになりそうな「Google Home」との優劣もわかりません。しかし、賛否両論あるにせよ、Amazonの「費用先出し」のビジネスモデルは本当にすさまじいですね。Echo DotにせよEchoにせよ、プライム会員であれば大幅な値引きが受けられる上、音楽の聴き放題サービスも破格の月額料金で契約できてしまいます。性能の優劣はわからないにせよ、プライム会員であればコスパという点ではGoogle Homeよりも優れているとは言えるでしょう。自宅でBGMを流したいというだけの理由でもこの製品を購入する価値はあると思います。

ハードウェアと音楽コンテンツに破格の料金体系を設定し、多数のパートナー企業にスキルを作らせ、陰で泣いてる人がいないことを祈ります。

5.関連リンク(Amazon)

Amazon Echo
Amazon Music Unlimited

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    私はGoogle Home Mini買いました。
    昔の音声認識を知るものとしてGoogleの音声認識の精度は素晴らしいものがありますが、そこから先の出来ること(Amazonで言うところのスキル)は、何が進歩したの?というレベルなので過度な期待は持たないほうが良いです。今のところは玩具ですね…
    もし、この手のものに興味があるならGoogleアシスタントを使い倒してからでも遅くないです。

  2. 匿名 より:

    これ買うつもり。
    こういうのでたらとりあえず触りたいというユーザーにとってはAmazon Prime割引は助かる。