こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。HPの、というより日本で最高性能のWindows 10 スマホ「Elite x3」が9月5日に販売開始となりました。Elite x3については最近2つの記事を書いていますので、詳細情報は下記のリンクでご確認ください。
HP Elite x3 - 5.96インチ、ハイエンドWindows 10 Mobile スマートフォン、ついに日本発売が決定!
HPのイベントでElite x3の実機を見てきました!HP Workspaceスゲー!欲しいけど覚悟もいるね
目次
1.早割で1万円安く買える!
Elite x3の販売価格は税抜きで77,800円、イヤフォンの付属する「プレミアムパッケージ」が税抜きで79,800円、というのが当初の発表でした。しかし、発売日となった9月5日現在、「早得キャンペーン」というのをやっており、プレミアムパッケージが税抜き69,800円と、1万円安く購入することができます。この製品、私も含め「どうしてもほしい」と考えるロマンチストは多いと思うのですが、1万円の割引で背中を押されてしまう、という人が続出するかもしれませんねw
2.利用シーン別の購入シミュレーション
Elite x3がWindows スマホとして最高性能である、ということは間違いないのですが、最高性能であることを活かすにはスマホ単体のみの購入では収まらない、という場合もあります。
いや普通のスマホとして使うから
余計なことを考えず、普通に性能のいいスマホとして使うのはもちろんありです。税抜き69,800円というのはWindowsスマホとしては高価ですが、iPhone 6SのSIMフリー版よりは安いですし、AndroidではGoogle Nexsus 6Pよりも安いんですよね。なので、純粋に高性能なスマホがほしいだけ、という人はスマホ本体だけ買えばOKですね。その場合は、
本体: 69,800円
配送料: 3,000円
消費税: 5,824円
税込み合計: 78,624円
となります。あと液晶保護フィルムが税込み4,320円、耐衝撃ケースが税込み4,320円です。こちらはお好みでどうぞ。でもこの製品はゴリラガラスを使っている上、ミルスペック(米軍の資材調達基準)準拠なので、必要ないかもしれません。とりあえず、スマホ単体での購入ということならそんなに高い、高いと騒ぐようなものではないでしょう。
Continuumは最低限必要
せっかくこれだけ高性能なスマホを買うわけですから、Continuumはぜひ活用したいところ。特にこの製品は現状日本で唯一の有線Continuum対応機なので、Continuum用のクレードルくらいはほしいですね。そうなると
本体: 69,800円
デスクドック: 12,000円
配送料: 3,000円
消費税: 5,824円
税込み合計: 91,584円
デスクドックというのは単なるクレードルではなく、たくさんのポート類を備えているので、これがあればディスプレイ(テレビでもいいです)とかキーボード、マウスへの接続が簡単にできます。なので、ご自宅にデスクドックを置き、周辺機器を接続しておけば、あとはElite x3をセットするだけでContinuum環境が楽しめます。
でもこれデスクトップ用のソフト使えるんでしょ?
Elite x3というのはちょっと面白くて、HP Workspaceというクラウドのサービスを使えばデスクトップ用のソフトウェアが動かせます。例えばエクセル(マクロが使えるやつ)とかフォトショップとか…。そうしたければ
一つ上の価格: 91,584円
HP Workspace1年分: 56,400円
Workspaceの消費税: 4,512円
税込み合計: 152,496円
この価格は1年分なので、Workspaceの契約更新となる2年目にはまた税込みで6万円あまりのお金がかかります(長期契約プランもあります)。また、Workspaceで使うソフトウェアは自前で用意する必要があるので、製品版のOfficeとかの購入代金も別途かかります。このあたりからロマンチストでないと厳しい感じがしてきますね。
フル規格のモバイルノートとして考えてる
Elite x3にはスマホ本体よりもずっと偉そうな「ノートドック」という周辺機器があります。見た目はノートパソコンそのものですが、Elite x3と接続しないと何もできません。この場合の価格は
本体: 69,800円
ノートドック: 49,800円
配送料: 3,000円
消費税: 9,808円
税込み合計: 132,408円
ですが、これにHP Workspaceの契約と、自宅用にデスクドックを購入する場合
上の合計: 132,408円
デスクドック: 12,000円
HP Workspace1年分: 56,400円
追加の消費税: 5,472円
税込み合計: 206,280円
となります。もちろん2年目以降はWorkspaceの更新料がかかりますし、デスクトップソフトウェアの購入代金もかかります。夢を実現するにはお金もかかるんですよ、実際。
3.でも欲しいよね!
ウインタブ読者の場合、常識的な反応である「そんな金出すくらいならCore i7のモバイルノート買うわ」とはならず、「うーん、ローン組もうかなあ」と真剣に考える人が多い可能性があります。私も欲しくなりますが、さすがにこれはちょっと…。こないだノートPC買い替えたばかりだし…。自分のことは棚に上げて、まずはロマンチストからの購入レビューを待とう、と思っています。
コメント
私にとっては、corei7のモバイルノートも十分ロマンですな~。
Windows phoneでデスクトップが使えるように出来るのなら、Microsoftに率先してやっていただきたいですね。
ノートドックは他に使い道があるなら欲しいですね。
例えば外部モニターになるとか。
こんにちは、コメントありがとうございます。Core i7のモバイルノートは本当にそれが必要なのか、というところですでに考えこんでしまいますね。あと、HPは自社でもWoerkspaceを使うと思いますよ。マイクロソフトも公式にはアナウンスしてないけど、しかるべき数は使うんじゃないでしょうか?ロマンであると同時に壮大なテストでもあると思っています。
値段と実用を考えると考えてしまう逸品ですが、気に成りますね。
HPはダイレクトモデルのリアル店舗から発注すると
配送料3,000円が無料になりましたが現在も無料に成るのかな?
うぃるさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そういえばHPは専用のアンテナショップを六本木に作りましたよ!そこで買えば無料かも。
HPの場合、割と頻繁に2-3割引きセールやるような気がするのですが、最近はどうなんでしょう?
こんにちは、コメントありがとうございます。多分この製品はしばらくはない、と思います。年末の福袋に入れて欲しいっすね!