2014年2月時点での主要なWindows8 タブレット(8インチ)のスペックを比較すべく、まとめてみました。
1.CPUの比較
これが搭載されているからこそ買いたくなるのがBay-Trailのコードネームを持つAtomプロセッサ。基本的に現時点でのWindows8 タブレットに搭載されているのはAtomのZ3740です。例外的にDellのVenue8ProはZ3740の廉価版であるZ3740Dを搭載していますが、わずかにクロックスピードが遅いことくらいで、CPU以外のハードウェア制約が依然として多いタブレットにおいてはほとんど差が生じないレベルです。一方もうひとつの例外であるThinkPad8はAtomのZ3770を搭載していて、こちらは3740よりもワンランク上のCPUとなっています。ベンチマークテストではZ3740に対し105%のスコアが出ているようですが、こちらも体感上の差はあまり大きくはありません。
2.ディスプレイの比較
全般に解像度が低めです。ThinkPad8(1920×1200)を除くと1200×800に(悪い意味で)統一されていて、iPad mini(2048×1536)やNexus7(1920×1200)と比べると見劣りしますね。Windows8のモダンUIも8インチディスプレイでは文字がかなり小さくなるので、早急に改善を望みたいところ。ただし、現行の解像度でも普通にWebを見たり艦これをやったりするぶんには問題はなく、快適ではあります。
3.携帯性の比較
見た目はタブレットですけど、Winタブは機能としてフルPCなわけで、多少重くても仕方ないよね、というのが個人的な見解なのですが、現時点で400グラム前後というのはiPad miniやNexusには見劣りしても実用上は十分納得できるレベルといえるんじゃないでしょうか?MiiX2の350g以下というのは立派ですよね。iPad miniと殆ど変わらないですし。
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