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VAIO SX14 - 14インチで重量は「ほぼ1キロ」!日本企画・日本生産らしい細部の作り込みがスゴイ!VAIOの最新モバイルノート

VAIO SX14
VAIOがリニューアルしたモバイルノート2機種のうち、14インチサイズの「SX14」をご紹介します。この記事に先立って12.5インチサイズの「SX12」の紹介記事を掲載していますので、こちらも合わせてご覧ください。
VAIO SX12 - これぞニッポンの工業製品!12.5インチでとっても精緻な作り込みがなされたモバイルノートです

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「こだわりが感じられる作り込み」の2機種ですが、製品仕様は非常によく似ていて、「サイズ違い」と感じられます。絶対的にサイズが小さいのはもちろん12.5インチのSX12ですが、こちらのSX14のほうも最低重量999 gと、モバイル利用にはとてもうれしいものになっています。

1.スペック

VAIO SX14
SX12もSX14も、VAIOストアおよびSONYストアで構成をカスタマイズして注文することができます。実際、非常に多くのカスタマイズ項目があり、「まるでThinkPad」という感じです。

CPUはすべてComet Lakeになりました。CeleronからCore i7まで、ニーズに合わせて選べます。また、SX12と同様、Core i7はノートPCでは一般的となるCore i7-10510Uではなく、それよりもずっと高性能な6コア12スレッドのCore i7-10710Uが採用されています。

RAMは選択するCPUによってカスタマイズ範囲が変わってきます。Celeronだと4GBのみ、Core i3/Core i5は4GB/8GB、Core i7なら8GB/16GBのいずれかを選択することになります。ストレージは全モデルで128GBから2TBまでのSSDを選べ、SSDの種類もSATAの128GB/256GB、PCIe×4の256GB/512GB/1TB/2TBがあります。このへんのバリエーション構成はSX12と全く同じです。

ディスプレイはちょっと違ってますね。サイズが14インチなのはもちろん、4K解像度のものが選べます。ただし、4KディスプレイはCore i5のRAM8GB以上のモデルに限られます。また、この製品は最長で20.5時間という驚異的なバッテリー稼働時間になっていますが、さすがに4Kディスプレイを選んでしまうと一気に稼働時間が短くなってしまいます。クリエイターの人なら4Kディスプレイがいいかと思いますが、ビジネスマンならFHDディスプレイを選んだほうが安心かもしれないですね。

ネットワーク関連ではLTEモデルを選べます。ここもSX12と同じで、VAIOストアで購入する場合はLTEモデルのみ、SONYストアではLTE/非LTEが選べます。ちなみにSONYストアを見てみたら、LTEの対応/非対応による差額は税抜きで15,000円でした。

入出力ポートもSX12で、「文句なし」です。14インチなので12.5インチのSX12よりも充実しているはず、というのがあるかもしれませんが、そもそもSX12が並外れたポート装備になっているので、これが14インチサイズになっても他社製品よりも数段上の構成なんです。しかし、以前「いまどきD-subがついてるのはマウスコンピューター製品くらいだよね」と書いたんですけど、VAIOにもありますね、D-sub…。

サイズのほう、14インチPCとしては十分にコンパクトなサイズと言えます。そして、タテ・ヨコサイズよりもむしろ重量がすごいです。14インチサイズにして1キロそこそこ。最も重い構成でも1,043 gなんで、この点だけみると、SX12の存在意義が薄れてしまう感じです。私は視力が悪いので、少しくらい大きくてもSX14のほうがいいなあ、と思いました。

2.筐体

VAIO SX14
サイズが一回り大きくなっていますが、基本的な筐体構造やデザインはSX12と変わりません。このようにベゼルが細く、とてもスタイリッシュです。

VAIO SX14
天板はSX12と同様、「高弾性UDカーボン」製になっています。また天板以外はアルミ素材です。VAIOのPCは「液晶180度開きひねり試験」「ペン挟み試験」「キーボード水かけ試験」などをクリアしていて、非常に高い耐久性があります。

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VAIO SX14

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これですね。特に「ペン挟み試験」が痛そう…。

VAIO SX14
キーボードです。さすがにここはSX12とは見た目が違っています。明らかに余裕がある感じ。ただし、キーピッチ19 mm、キーストローク1.2 mmという数値はSX12と同じで、バックライトも装備されますし、英語配列も選べます。また、14インチサイズなのでもちろんテンキーは装備されません。

VAIO SX14
ヒンジを開くと筐体後部がせり上がる「リフトアップヒンジ(VAIOではチルトアップヒンジと呼びます)」構造も採用されています。

VAIO SX14
側面と入出力ポートです。言うまでもなく非常に充実したポート構成で、当面ハブはいらんでしょうね。

VAIO SX14
カラーバリエーションはこれまで掲載してきたブラウンのほか、ブラックとシルバーがあります。しかし、SX12には設定のあるピンクはありません。それと、特別色として、VAIOではおなじみの「ALL BLACK EDITION」と、限定モデルの「RED EDITION」があります。

3.価格など

VAIO SX14は一応1月31日の発売予定となっていますが、VAIOストアおよびSONYストアではすでに予約注文を受け付けています。また、上にも書きましたが、VAIOストアではLTEモデルのみの取り扱い、SONYストアではLTE/非LTEモデル両方の取り扱いとなります。最低価格は119,800円(税込み131,780円)から、となっていて、SX12と同価格です。また「Core i7-10710U/RAM16GB/512GB SSD(PCIe × 4)/LTE」という構成の価格も281,800円(税込み309,980円、SONYストアでの価格)と、やはりSX12と同じ価格でしたね。

VAIOストアとSONYストア、全くの同条件ではなく、それぞれキャンペーンをやっているようなので、両方のストアの価格やキャンペーンをよく確認し、よりお買い得になるようにいろいろ試してみるといいと思います。

先に紹介記事を書いた12.5インチのSX12も私にとって非常に魅力的な製品で、「欲しい!」と思わされましたが、上に書いたとおり、自分の視力を考えるとSX14のほうにさらなる魅力を感じてしまいます。どちらも「日本企画、日本生産」ならではのこだわりというか、日本人が気にするところをしっかり補強しているPCという感じがして、本当に素晴らしいと思います。

4.関連リンク

VAIO SX14icon:VAIO
VAIO SX14icon:SONYストア

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