TENKU ComfortBook 15 － Celeron N5100搭載で発売記念価格が39,800円の15.6インチWindowsノートPC

ゲーミングUMPCのONE-NETBOOKやGPD、AYANEOの代理店としておなじみの株式会社天空が自社ブランドのノートPC「TENKU ComfortBook 15」を発売しました。「ウインタブ的には落ち着く」エントリークラスのノートPCで、発売記念価格が39,800円と非常に低価格です。久しぶりにCeleron搭載ノートのご紹介ができ、大変うれしく思っております…。

1.製品概要

スペック表

コメント

CPUはCeleron N5100です。かつては「Celeronとしては悪くない性能」と評していましたが、Intel N100などの最新エントリー型番が大きく性能アップした現在、さすがに少々頼りないかな、という気はします。Intel N100搭載機だと2024年に入ってからもMINIX NEO Z100-0dbというミニPCをレビューしていて、「ウインタブの記事執筆（テキスト入力や簡単な画像加工、Webでの調べ物）くらいなら余裕」と評価していますけどね。

Celeron、個人的に嫌いじゃないですけど、2024年のいまならどうかなあ…。ちなみにPassmarkスコアはIntel N100の5,512に対し、Celeron N5100は3,318です。

RAMは8GBでSSDは256GBです。CPU性能が低いのでRAMは8GBでちょうどいいかな、とは思います。

ディスプレイは15.6インチで解像度はFHD（1,920 × 1,080）と、低価格帯のノートPCとしては悪くありません。

15.6インチサイズなので、キーボードにはテンキーがつき、キーピッチも約2.0 mmと、「むしろ一般的なノートPCより広い」です。配列は英語配列の名残りがありますが、しっかり日本語です。

側面とポートの配置です。USBポートが合計で3つにHDMI、microSDカードリーダーと、必要な数と種類は確保されていると思います。

それと、この製品は15.6インチサイズながら重量が1.63 kgと軽量です。モバイルノートとしてはちょっと重いですが、たまに外に持ち出して使うことも十分可能だと思います。

2.価格など

TENKU ComfortBook 15はハイビーム公式オンラインストアやGPDダイレクト、Amazonなどで販売中で通常価格49,800円のところ、発売記念として8月4日まで1万円OFFの39,800円で購入ができます。

めっきり数が減ってしまったエントリークラスのWindowsノート。かつてはウインタブでもこのクラスの製品をよくご紹介したりレビューしていました。現在でもAmazonなどで2万円台や3万円台のWindowsノートPCを探すのは容易ですが、全く知らないメーカーの製品であることがほとんどで、OSのライセンスとかアフターサービスに不安を感じてしまいます。

そんな中で天空がこのジャンルの製品を「新発売」してくれたのはありがたいですね。性能が低いのでどうしても用途が限られてしまうと思いますが、それでも選択の余地がある、というのはいいことだと思います。

3.関連リンク

TENKU ComfortBook15：ハイビーム公式オンラインストア
TENKU ComfortBook15：Amazon