記事にアフィリエイト広告を含みます

iPad(第9世代)- Apple A13 Bionic搭載でよりパワフルになった“スタンダードな”iPad。購入しやすい価格が魅力!

iPad(第9世代)
こんにちは、かのあゆです。Appleが9月14日(現地時間)にiPad(第9世代)とiPad mini(第5世代)を発表しました。この記事ではまず、iPad(第9世代)のほうをご紹介します。2010年に発売した初代iPadの流れをくむモデルで、iPad AirやiPad Pro、同時発表されたiPad mini(第5世代)ベゼルレスデザインに移行する中、「昔ながらの」筐体デザインをいまでも採用しています。

スポンサーリンク

今回の第9世代モデルではCPUがiPhone 11シリーズやiPhone SE(第2世代)と共通のApple A13 Bionicに変更され、より高性能になりながら価格は3万円台からとなっており、コストパフォーマンスに優れたタブレットとなっています。

1.iPad(第9世代)スペック

スペック表

   iPad(第9世代)
OS iPadOS 15
CPU Apple A13 Bionic
RAM 非公開
ストレージ 64GB/256GB
ディスプレイ 10.2インチRetina(2,160x 1,620)
LTEバンド LTE B1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14/17/18/19/
20/21/25/26/28/29/30/34/38/39/40/41/66
SIM nanoSIM/eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力 Lightining
カメラ イン12MP/アウト8MP
バッテリー 32.4 Wh
サイズ 250.6 x 174.1 x 7.5 mm
重量 487g(Wi-Fi)/ 498g(LTE)

バリエーションモデル

・64GB/Wi-Fi
・64GB/LTE
・256GB/Wi-Fi
・256GB/LTE

コメント

搭載OSはiOSから派生したiPad専用OS「iPad OS 15」です。最新バージョンではマルチタスク関連の機能が強化されたほか、Mac向けの新OS「mac OS 12.0 “Monterey”」との連携機能も追加され、MacとiPadで同時にキーボードやトラックパットを共有できるようになりました(ただしiPad OS 15の初期リリース時はサポートされておらず、今後のアップデートで機能追加される予定です)。

CPUは第8世代iPadのApple A12 BionicからApple A13 Bionicにアップデートされています。これはiPhone 11やiPhone SE(2世代目)にも搭載されているCPUで、現在では2世代前になったとはいえ、今でもハイエンドクラスの性能を持ち合わせていて、Microsoft Office for iPad OSといったビジネスアプリの利用だけでなく、「原神」などの重量級ゲームも快適にプレイできます。

RAM容量は非公開、内蔵ストレージは64GB/256GBという構成です。前モデルまで存在した32GBはさすがに今となっては容量が少なすぎることもあって廃止され、128GBも姿を消しました。

スポンサーリンク

ディスプレイは10.2インチサイズで、解像度は2,160 x 1,620です。スペックとしては第8世代以前のモデルから変更されていませんが、今回から「True Tone」が搭載され、環境光センサーにより周囲の環境に応じて最適な色合い自動調整してくれるようになりました。

カメラはイン12MP、アウト8MPという構成です。ビデオチャットアプリ「FaceTime」でも利用することが多いインカメラに関しては画素数が高めになっていますが、アウトカメラは同時発表されたiPad mini(第5世代)やiPad Air、iPad Proと比較すると控えめです。フラッシュも備えていないため、基本的にはメモ程度で使うものと考えた方が良さそうです。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.2 に対応します。CPUにApple A13 Bionicを搭載したことにより、iPhone 11シリーズやiPhone SE(2世代目)と同じくWi-Fi 6(802.11 ax)やBluetooth 5.xへの対応も期待されたのですが、残念ながら前世代モデルから据え置きとなりました。

iPad(第9世代)
第7世代iPadから対応した純正キーボード「Smart Keyboard」を引き続きサポートしており、これを組み合わせることでパソコンと同じ感覚で文章作成などをこなせるようになります。またApple Pencilにも対応しているため、イラスト作成にも向きます。

バッテリー容量は32.4Whで駆動時間は「Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間、携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間」と開示されています。接続ポートは従来通りApple独自のLightningコネクターを採用しています。

2.iPad(第9世代)筐体

前面
前面です。iPad miniもついにベゼルレス化した中、スタンダードモデルとなる無印版iPadは2010年の初代モデルから継承されている「iPad」らしいデザインをそのまま継承しています。ほかのiPadシリーズやAndroidタブレットと比較すると新しさはないものの、個人的にはこれこそiPadらしいデザインで安心と感じてしまいます。ホームボタンも健在で指紋認証機能「Touch ID」も利用可能です。

背面
背面デザインも基本的には変わっていません。正直に言えばかのあゆが現在使用している第6世代モデルや以前所有していたiPad Air 2ともほぼ変わりないデザインです。背面だけ見るとどのモデルなのか判断しづらいものの、逆に言えば背面に関しても「らしさ」は健在といえます。筐体色は「シルバー」と「スペースグレイ」の2色展開です。

3.iPad (第9世代)価格など

iPad(第9世代モデル)は9月24日発売で、9月19日現在、予約注文が可能です。価格は39,800円(税込)からです。基本的に無印iPadシリーズに関してはベーシックなiPad OSタブレットであり続けている、という感じですね。個人的にはiPad Proシリーズに搭載されている、macと同じCPUであるApple M1はオーバースペックすぎるので無印モデルでも十分、というのが正直な感想だったりします(現在かのあゆ自身Apple A10 Fusionを搭載する第6世代モデルを愛用中です)。

ベーシックなモデルとはいえ、今回の第9世代モデルではApple A13 Bionicにアップデートされたことにより、「安価なゲーミングタブレット」としても十分魅力的な一台に仕上がっています。性能としてはSnapdragon 855に近い性能ですが、これだけの性能を持ち合わせたタブレットが約4万円から購入できるというのも驚異的な話です。

Androidタブレットに関しては近年高性能モデルが少なくなっていますし、現在でも高性能モデルを国内展開し続けているHuaweiのMatePadシリーズは制裁の影響によりGoogle関連のサービスが使えないため、初心者にはお勧めしにくい機種になってしまいました。またXiaomi Pad 5が近日国内発表される見通しで、iPadのライバルになり得るように思われますが、国内での価格は明らかになっていませんので、いまのところiPadはこの価格帯ではベストなタブレットと言えるかもしれません。

4.関連リンク

iPad:Apple

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    内蔵ストレージの容量以外は良いのでは。
    128GBがないのはどうかと、一番使いやすい容量と思います。(個人的に)