covia BREEZ Book W11 － 11.6インチ、CherryTrail、アルミ筐体、ヒンジ付きキーボード付属で29,800円！安い！

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。Androidのスマートフォンなどを販売しているcoviaがWindowsの2 in 1を発売しました。「BREEZ Book W11」といいます。11.6インチサイズでヒンジ付きのキーボードが付属する、かなりよさげな製品です。メーカーの説明によれば最近話題の鴻海精密工業（Foxconn）とのコラボで作られた製品、ということなので、鴻海が好きかどうかは別にして、品質も期待できそうですよね。

1.スペック

OS：　Windows 10 Home 64ビット
CPU：　Intel Atom X5-Z8300
RAM:　2GB
ストレージ：　32GB eMMC
ディスプレイ：　11.6インチIPS（1,920 x 1,080）
ネットワーク：　 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ：　イン2MP / アウト2MP
入出力：　microUSB 3.0、microUSB 2.0、microHDMI、microSD、オーディオ
バッテリー：　7.6時間
サイズ：
（タブレットのみ）302 x 185 x 8 mm / 710 g
（キーボード込み）302 x 193 x 17 mm / 1,340 g

CPUはCherryTrailのAtom Z8300、RAMは2GB、ストレージは32GBと、最新の低価格帯8インチ～10インチタブレットとほぼおなじスペックになっています。性能の方も大差ないでしょう。しかしディスプレイは11.6インチと大型で、クラウドブックと同サイズ、タブレットとしてよりもノートPCとして使う際に威力を発揮しそうです。解像度も1,920 × 1,080ですから、低価格帯のノートPCと考えた場合は十分に高精細です。

ポート類は面白いですね。microUSBが2つあり、うち1つは3.0規格です。逆に11.6インチサイズであるにもかかわらずフルサイズのUSBポートはついていません。製品画像を見るとDC-INがついているようなので、拡張性はしっかり確保されていると理解していいと思います。

サイズの方もタブレット本体の厚さ8ミリ、重量710 gというのは11.6インチとしてはかなり薄型・軽量と言えます。ただし、ヒンジ付きのキーボードの宿命というか、タブレット本体を台座なしで支えるためにどうしても重量が必要になり、タブレットとキーボードを合わせた重量は1.34 kgとやや重くなってしまいました。でもこれはある程度やむを得ないと思います。

2.筐体

キーボードを接続してたところを見ると堂々たるモバイルノートPCですね。特に特徴のあるデザインではありませんが利用シーンを選ばず、どこでも使いやすそうです。筐体素材はアルミニウムとのことですから、質感もいいんでしょう。

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この画像が一番わかりやすいですね。キーボードは日本語配列で6列あり、省略されているキーも少ないようです。ただし、右のShiftキーが見当たらないのは私としては不満…。左側面に電源ボタンと音量ボタン、そしてDC-INが見えます。また右側面にはUSBやHDMIポート、microSDスロットがありますね。本体とキーボードは物理接続で、キーボードにはしっかりヒンジがあります。

背面は特に凝ったデザインではありませんが、落ち着いた感じのグレーで、やはり利用シーンを選ばないプレーンさがあります。

3.価格と発売時期

covia BREEZ Book W11はYahoo!ショッピング内のcovia直販サイト「FLEAZ DIRECT」で販売中で、価格は税込み29,800円です。これは安いですね、確実に。

低価格帯のWindows タブレットでキーボードが付属する場合、8.9インチだと実売価格は2万円台前半から、10.1インチだと3万円台前半くらいから購入できます。というかこれでもかなりの激安価格なんですけど、この製品は11.6インチで3万円を切ってますからねえ。しかも付属するキーボードは簡易なタイプではなく、ヒンジ付きのしっかりしたものです。RAM2GB、ストレージ32GBというのがノートPCとして使う場合には少し弱い気もしますが、価格を思えば十分納得の行く内容ではないでしょうか？

4.関連リンク

BREEZ Book W11：covia公式サイト
BREEZ Book W11：Yahoo!ショッピング内covia直販サイト「FLEAZ DIRECT」