こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ビックカメラグループがオリジナルの低価格ノートPCを発売しました。かつて「インテルはいってるタブレット」でブレイクしたビックカメラグループのオリジナル製品、その後も定期的に低価格なWindows製品をリリースしていますが、今回は14.1インチサイズのモバイルノート「amadana AT-PC-14HD-BK」です。
この製品、従来のビックカメラグループオリジナル製品とは少し異なり、デザイン性がかなり高くなっています。メーカーはamadanaという聞きなれないところですが、公式サイトを確認してみると、かなりデザイン・コンシャスな製品を作っているようです。
amadana 公式サイト
1.スペック
スペックはエントリークラスです。CPUはAtom Z8350、RAMは4GB、ストレージは32GB eMMCで、ノートPCとしては「エントリー中のエントリー」といったところでしょうか。軽めの作業、テキストライティングとかWebブラウジングをするには悪くないと思います。しかし、ストレージの32GBというのはノートPCとしてはかなり厳しいですね。Windowsの大型アップデートが比較的軽量化されているとは言え、常に空き容量に気を配らないといけないレベルです。
ディスプレイは14.1インチのIPS液晶でFHD解像度なので、ノートPCとしては中位クラス以上のものが使われています。これはこの製品のセールスポイントになると思います。またWi-Fiも5GHz帯に対応しています。
入出力ポートもUSBが2つとHDMIがありますので、ノートPCとしての拡張性は最低限確保されているといえます。あと、サイズなんですけど、かなりコンパクトになっています。ウインタブで実機レビューしたJumper EZBook 3L Pro(実機レビュー)と比較してみます。
amadana: 329 × 219 × 20 mm / 1.2 kg
Jumper: 331 × 222 × 13.7 mm / 1.3 kg
Jumper EZBook 3L Proの実機レビューに筐体画像を掲載していますが、ディスプレイ面のベゼルは極細とは言わないまでもかなり細くなっています。そのJumperよりもさらに横幅が小さいということは、この製品もかなりの狭ベゼルであるということが予想できますね。さすがに厚みは結構ありますけど、重量も1.2 kgと軽量なので、モバイル利用も容易かと思います。
それと、この製品にはOfficeの互換ソフト「WPS Office(旧KINGSOFT Office)」が付属します。低価格なものとは言え、有料のOfficeソフトが付属するというのはありがたいですね。
2.筐体
すみません、この製品、あまり鮮明な画像が公開されていないんです。ただ、上に記載したサイズ関係では、ビックカメラのほうでも「スリムベゼル」をアピールしていました。この画像でもなんとなくそれがわかると思います。
天板と底面には「ラバーフィニッシュ」が採用され、高級感のある手触りとデザインが実現されているとのこと。ラバーフィニッシュの手触りって、マウスなんかでよくある「シリコンコーティング」みたいな感じなんでしょうか。少しヌメッとした感触になるんだろうと思います。
キーボードは77キーの日本語配列となります。この画像もあまり鮮明とはいえませんが、キートップにはしっかりひらがなも印字されていますね。
あと、この製品はamadanaのタグがついた専用のフェルトケースが付属します。上に書いたWPS Officeと同様、税抜きで3万円を切る製品としてはとてもうれしい付属品だと言えるでしょう。
3.価格など
amadana AT-PC-14HD-BKはビックカメラグループ(ビックカメラやソフマップなど)で販売中で、価格は税込み32,184円(税抜き29,800円、ポイント10%つき)となっています。ポイントを実質値引きと判断すれば、正味の価格は28,964円ということになります。
パソコンとしての処理性能ははっきり言って低いですね。また、ストレージも32GBなので、アプリや個人データをあまりたくさん入れることはできません。しかし、それを理解した上で割り切って使う、つまり、価格の割に高精細なディスプレイを生かし、WebブラウジングやYouTubeの動画視聴、そしてWPS Officeを使ってのテキストライティングや表計算などを快適に、というのは十分可能だと思います。
それと、amadanaという会社はデザインに凝った製品を製造・販売していますので、この製品もそこら辺の激安ノートPCとは一味違った高級感のあるデザインに仕上がっているようです。それも大きな魅力になると思います。
パソコンの知識がある人のセカンドマシン、という位置づけが一番ぴったり来るかもしれません。一方で、価格が安いとは言っても、ストレージ容量の制約なんかがありますので、初めてパソコンを購入する人のファーストマシンとしては少し注意が必要かと思います。
コメント
ドンキにしても、ROM32GBのPCって、ある程度分かっている人でないと使いこなせない気がするんですけど、その辺、ビックやドンキはどういう戦略で考えてるんでしょうね。14.1インチでこの価格ってだけでインパクトはありますし、選択の幅が広がること自体はよいと思います。
WPS Officeは、私も使っていますが、単独での性能もさることながら、ExcelやWordファイルを数字や文字をいじって上書き保存しても、レイアウトやグラフなどのいじらなかった部分が崩れることがまずないので、重宝しています。この価格で付いてくるのはうれしいですね。もっとも、比較的軽量なWPSとはいえ、2GBくらいは容量を食うので、ますますストレージを圧迫しちゃいそうですが。
それはそうと、この日本語キーボード、よく見ると右側記号類がかなり変態配列になっていますね。英語配列のハードにラベルを貼り替えただけ? 右上電源ボタンはまだしも、Deleteの位置がそこはマズいのでは…… 記事の画像はプロモーション画像でしょうから、実際の製品では、ちゃんとした日本語キーボードになっていることを期待したいところですね。
コスト下げるには海外の安いPCを流用するので
超コスパと日本語キーボードの両方は鬼門なんでしょうかね
MUGAもそうですがハード変えるの無理ならば、せめて「変態日本語キーボードモデル「と「英語キーボードモデル」を選択できるようにしてほしいですね
日本語入力派、ローマ字流力派どちらのユーザーにもマッチしないのはもったいない
32GBを64GBに変えるだけで顧客の満足度全然違うと思うんだけどな。5000円上げれば64GB出来たんじゃ無いの?
5000円ケチってすぐに動かなくなるPC買う人って自分がわかってないの棚に上げてツイッターとかでビックカメラの悪口書くと思うけどね。
https://www.biccamera.com/bc/item/3716012/?mail=20171209_2&utm_medium=email&utm_source=saimatsusale
ビックカメラのオリジナルPCを調べていたらこんなものが!!!!!
むしろこっちの方がお買い得過ぎる気が・・・。
11.6インチ、1,029g、フルHDで実売2万円はすごいですね
個人的にはバッテリー3.5時間が許容できないのでスルーですが
もし去年の今頃、これがこの値段で売ってたら多分サブPCとして買ってましたね。
て言うか、この値段なら1台買い増してもいいかもしれません。
1月以降なら予算的にも…
これは! ライトユースのPCとして文句の付けようがないスペックでこの値段……
家電量販店の独自ブランドって、PCではあんまり注目してなかったけど、実はかなり攻めてきている?
リンク先のコメントに容量に難があるって書いてあった。64GBでも普通の人はそういう感想なんだろうなって感じた。
32GBだったらどうなるんやろ。
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1044268.html
レビュー記事発見。
今年の2月の発売時点で49,800円が、どうしてここまで安くなった?
何か致命的なことがあるのだろうか・・・
ラバー素材……夏場とか熱でペタペタしそう()
デザインに凝っているという割にこのキーボード配列…。
ほかの製品を見てても思うんですがUIとかUXとかとものすごく遠いところにあるブランドですよね、amadanaって。
良くこんな記事かけたもんだ。KBM14HDの生き別れの兄弟ですかね?みたいな話は散々出ている。
>amadanaという会社はデザインに凝った製品を製造・販売していますので、この製品も
>そこら辺の激安ノートPCとは一味違った高級感のあるデザインに仕上がっているよう
>です。それも大きな魅力になると思います。
ふーん?w
https://www.keian.co.jp/products/kbm14hd/
一味違った高級感のあるデザインが「な・ん・だ・っ・て・?」
某社の某製品のパクりな安物中華製品から漂う高級感ってやつが何かを聞かせてもらおうじゃないかw
写真だけで既に存在する製品に「瓜二つ」なんだが?
MUGAも、これも、KEIANのもせいぜい色とか表面仕上げくらいしか違わない(ドンキのだけスペックも下げてあるけど、ちゃんと安い)のを他所とは違う高級感のあるデザインってどういうこったw余計な事を妄想で書かなければうそにならなかったものをw
間違うのは仕方ないけどろくに調べる事も無く多少でも調べた振りはほかの記事の信頼性すら眉唾にしますぜ。