motorola edge 30 pro － 日本初のSnapdragon 8 Gen 1搭載ハイエンドスマートフォン、予想よりずっと安い？

こんにちは、かのあゆです。Motorola Mobiity JapanがSIMフリースマートフォン「motorola Edge 30 pro」を日本国内向けに正式発表しました。最新のハイエンドCPUであるSnapdragon 8 Gen 1を搭載する高性能スマートフォンで、同CPUを採用するスマートフォンは日本国内では本機種が初となります。

価格も予想よりも購入しやすくなっており、ゲームも快適に楽しめるスマートフォンを探している方に最適な一台となりそうです。なおスペックの詳細や筐体デザインに関してはグローバル版発表時に詳細記事を公開していますので、こちらも合わせてご覧ください。
motorola edge 30 pro － edgeシリーズ最新モデルはSnapdragon 8 Gen 1搭載のハイエンドモデル！日本国内での発売予定もあり

1.スペック

2.日本向けはRAM 12GB/ストレージ256GB

edge 30 proは発売される地域によってストレージ構成が異なっており、たとえばインド向けモデルはRAM 8GB/ストレージ128GB、「motorola edge S+（2022）」という名称で投入される米国向けモデルはRAM 12GB/ストレージ512GBという構成で販売されますが、日本仕様はRAM 12GB/ストレージ256GBです。

MicroSDカードによるストレージ拡張に対応していないこともあり、ストレージ128GBだとゲーミングスマートフォンとして使用したい場合にやや窮屈に感じられますが、256GBあれば十分な容量だと思います。またRAMは最大容量となる12GB搭載しています。正直言えば8GBでも十分ではあるのですが、これだけ容量があればバックグラウンドで複数アプリを動かした状態でも快適に使っていけると思います。

3.日本向けとして初のSnapdragon 8 Gen 1搭載端末

実際の発売は4月下旬なので、その頃には他社ハイエンドモデルも発表されている可能性はありますが、現状日本国内では「唯一」最新のハイエンドCPUであるSnapdragon 8 Gen 1を搭載するスマートフォンとなります。

前世代のSnapdragon 888 5Gと比較するとCPUの性能は20%、GPU性能は30%向上しており、AnTuTu v9での総合ベンチマークスコアはついに100万点という数値に達しています。ウインタブではこのCPUを搭載するXiaomi 12 Proの実機レビューを先日行っていますが、普段使いはもちろんのこと、ゲームも快適にプレイできる性能を備えていました。

6.7インチサイズのFHD+ AMOLEDディスプレイはリフレッシュレート144Hz表示、タッチサンプリングレート360Hzに対応しているので、ゲーミングスマートフォンとしても大活躍してくれることでしょう。また端末性能が高いので、メインスマートフォンとしても長く使っていけると思います。

4.まとめ

motorola edge 30 proはmotorola公式オンラインストア「moto shop」、家電量販店、MVNOキャリア各社より4月下旬から販売開始となる予定で、価格は89,800円（税込）です。前述の通り日本国内では初となるSnapdragon 8 Gen 1搭載スマートフォンということで、グローバル版が発表されたときには「10万円超えになってしまうのでは・・・」と予想していたのですが、それよりも購入しやすい価格に抑えられています。

日本国内ではまだ他にSnapdragon 8 Gen 1搭載端末が発表されていませんが、おそらく他社フラッグシップモデルはキャリアモデルでも販売価格が10万円超えになることが容易に予想でき、motorola edge 30 proの価格は「破格」と感じられます。

CPU性能が高いので最新ゲームも快適にプレイできるのはもちろんのこと、PCのようなUI「Play for」機能により外部モニターを接続してPCライクに使用することもできます。すでに1月の時点で技適を取得していたこともあり、日本での発売はほぼ確実だと思っていたのですが、ここまで早いタイミングで投入が発表されるとは思っていませんでした。最新のSnapdragon 8 Gen 1の性能を試したいガジェクラ（≒スマホマニア）な方はもちろんのこと、長く使っていける高性能なSIMフリースマートフォンを探している方にもおすすめです。

5.関連リンク

motorola edge 30 pro：motorola