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楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」の「1年間無料」が終了間近です!まだ申し込んでいない人はお早めに

Rakuten UN-LIMIT VI
MNO(移動体通信事業者、回線網を自社で所有する会社)のニューフェイス、楽天モバイルの通信プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は「1年間無料」という破格のサービスを展開してきましたが、あくまでこれは「キャンペーン」でして「契約者数300万名まで」ということが当初から宣言されていました。そしてついに300万名を突破する見通しとなり、4月7日23:59にキャンペーン終了となります。キャンペーンが終了してしまうと通常の料金体系に戻ります。

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楽天モバイルに関しては、私自身もすでに契約をしていて、その模様を記事にしています。また、ウインタブのライターもほぼ全員がすでに楽天モバイルと契約しています。スマホ好きな人の多くは私達と同様に契約済みのことでしょう。

また、すでにRakuten UN-LIMIT VIのサービス内容を理解していて、「どうしようかなあ…」と思っている人は、この記事を読む必要はないと思います。私としては「すぐに契約したら?」と言っておきます。

Rakuten UN-LIMIT:楽天モバイル

1.どんなプラン?

Rakuten UN-LIMIT VI
まず、データ通信料金から。私が契約したときは「Rakuten UN-LIMIT V」だったのですが、現在は「Rakuten UN-LIMIT VI」と名称が変わり、サービス内容も変更されています。「ああそうか、Vって”ブイ”じゃなくて”5″だったんだ…」と思いましたが、Vの人も自動的にVIにアップグレードされます(4月1日から。無料期間は変わりません)。

VがVIになり、「データ使い放題で月々2,980円」だったものが「従量制となり、上限2,980円」に変更されました(いずれも税込みで3,278円)。これでも十分安いのですが、さらに「1年間タダ」です。ただし、注意すべき点もあります。「データ通信無制限」というのはあくまで楽天回線を使った場合の話で、パートナー回線(auのバンド18のみ)だと上限が5GBに制限されます(5GB超過後は最大1Mbpsの速度制限付きで使い放題)。

楽天モバイルの通信エリアはこちらをご覧ください。
通信エリア:楽天モバイル

それと、「契約期間の縛りなし」「MNP転出手数料は無料」です。

Rakuten UN-LIMIT VI
専用のアプリ「Rakuten Link」で国内通話が無料でかけ放題です。私は通話の際には必ずRakuten Linkを使っていますが、通話品質もよく、大変重宝しています。Rakuten Linkは一般的なIP電話とは構造が異なり、楽天モバイルによれば「RCS(Rich Communication services)を用いた音声通話やSMSに代わる新しい次世代のメッセージサービス」とのことです(いや、これでもわからない…)。

ただ、私が使ってみた限り、普通の電話回線に全く劣らない通話品質ですし、「国内通話、国際通話」「国内SMS、国際SMS」「メッセージ、グループチャット」といった機能も使えます。

Rakuten Linkについてはこちらをご覧ください。
Rakuten Link:楽天モバイル

2.デメリット

Rakuten UN-LIMIT VIのメリットについてはあれこれ言うこともないでしょう。楽天回線エリアが行動範囲という人なら「データ使い放題で1年間無料、Rakuten Linkを使えば電話も無料」、また、現時点で楽天回線エリア外の人は「パートナー回線を月5GBまで使え、Rakuten Linkで電話も無料」ということです。

一方で、仮にメイン回線をRakuten UN-LIMIT VIにする場合のデメリットというのもあります。私の実体験ベースで書きます。

エリアが不十分
楽天モバイルの通信エリアはまだ発展途上です。現在楽天モバイルの通信エリア外が活動範囲という人はパートナー回線を使わざるを得ません。この場合、繰り返しのご説明となりますがデータは使い放題とならず、5GB/月が上限となり、上限に達すると速度制限がかかります。

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これね、私がいい例です。契約後3カ月間、都内に出かけた時以外は楽天回線を使えていませんでした(ごく最近、私の自宅がエリア内になりました)。なので、これまでは「全然データ使い放題ではなかった」ということです。Rakuten UN-LIMIT VIをメイン回線にしたいと思っている人は、この点にご注意ください。

auの全バンドが使えるわけではない
3カ月間Rakuten UN-LIMIT V(実質的にRakuten UN-LIMIT VIと同じですが一応…)を使っていて、「エリア外」になったことはほとんどありません。ただ、「私がしばしば利用する郊外のショッピングセンターのみ」エリア外になっちゃうんですよ…。しかも毎回です。つまり、パートナー回線すら使えないケースがある、ということです。

Rakuten UN-LIMIT VIではauの全バンドが使えるわけではありません。バンド18(プラチナバンドと呼ばれ、つながりやすいとされる)だけです。私がショッピングセンターでエリア外になった際、au回線(auユーザーです)を使っている私の家族のスマホはエリア外になりませんでした。なので「でもバンド18ってプラチナバンドだよなあ」と思ったりしているのですが、正確なことはわかりません。(頻度はごく少ないと思いますが)auが使える場所なら必ずRakuten UN-LIMIT VIが使えるというわけではない、というのが私の実体験です。

5Gはいつ?
Rakuten UN-LIMIT V契約に合わせ、張り切って5Gスマホを購入しましたが、いままで一度も5G通信を体験していません。楽天モバイルに限らず、他の大手キャリアでも5Gのエリアはごく狭いのが現状ですが、個人的には楽天モバイルが最も対応が遅いと感じています。正直5Gスマホを買う必要はなかったかもしれん、と思っています。

対応スマホに注意
SIMフリースマホを購入する際に、「対応バンド一覧」というのが必ず説明されているはずです。楽天モバイルの対応バンドは「バンド3のみ」です。これにパートナー回線であるauのバンド18が加わります。ただ、話はそう簡単ではありません。例えばASUSのZenFone 7ですが、バンド3に対応しているにも関わらず、楽天モバイル側では「非対応」とされています。

それともうひとつ、楽天モバイルには3Gがありません。そのため、VoLTEに対応していないスマホだと電話回線による通話ができません。Rakuten Linkを使えばVoLTE非対応スマホでも通話ができますが、110番とか119番などの緊急電話についてはよくわかりません。「Rakuten Linkでは緊急通話に対応していない」のと、スマホのロック画面に表示される「緊急通報」ボタンについても日本ではSIMなしの状態では使えない(Webで調べただけで、自分では試していません)そうなので、VoLTE非対応のスマホで楽天モバイルのSIMを入れ、緊急通報ができるのかは不明です。「試す」って言ってもねえ…。

私は最初から楽天モバイルのWebサイトで確認し「対応している」と明記されているスマホを買いました。また、楽天モバイルでは「実質無料(楽天ポイントで還元される)」の「Rakuten Hand」と「Rakuten Mini」がありますので、初期費用を抑え、安心してRakuten UN-LIMIT VIのフルサービスを使いたい場合はこれらの機種を一緒に注文されるといいでしょう。

動作確認済み端末一覧:楽天モバイル
端末一覧:楽天モバイル

3.まとめ

少しデメリットも指摘しました。また、バンド3の通信品質について疑問視する声も耳にします、というか読者からコメントをいただいています。しかし、そういうのもあって「1年間タダ」なわけです。もちろん1年後には有料になりますので、その間にしっかり自分で「使えるか使えないか」を判断すればいいだけのことです。

楽天モバイルもそうですが、「MNP転出手数料を無料化」する動きが加速していますので、「うまく使えないから、やっぱりドコモとかソフトバンクに戻す」場合でもお金はかかりません(戻す際にスマホを買っちゃうとお金はかかりますけどね)。

私の場合はメイン回線をRakuten UN-LIMITにしました。結論としてこれで良かったと思っています。12月には契約を継続するか、それとも他のキャリアに転出するかを判断することになると思いますが、まだ時間もありますし、ようやく自宅で楽天回線を掴めるようになりましたので、これからゆっくり試していきたいと思います。

4.関連リンク

Rakuten UN-LIMIT:楽天モバイル

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コメント

  1. H.B より:

    ようやくエリアも広がってきましたが、昔のPHSやWIMAXのように建物内部とかがまだまだ弱い感じがありますね。頻繁に圏外になります。
    無制限の安心感は何物にも代えられないというのもわかるのですが、楽天の一番の売りは「使わなければ無料」なので、2回線以上必要な人間としては「楽天はサブ回線にして基本使わない+メインにahamoとか」が最強という感じになってしまい、何となく楽天に申し訳ない気分になります。
    かといってメインにする勇気は・・・。いろいろと悩ましいところです。

  2. 匿名 より:

    メイン回線って楽天オンリーにしたって事?
    なかなか根性あるな

  3. 朴念仁 より:

    AUは大規模施設のある場所とかは2Ghz帯をメインで使用するような基地局設計になっていたと思うから、大きなショッピングセンターとかは楽天が自社ネットワークでカバーしないと圏外になるのかもしれませんね。

  4. wintab より:

    はい、メイン回線は楽天オンリーです。あと、先日のiPhone SEにソフトバンクのSIMが入っていますが、ここ数日は電源も入れていません。コロナの影響で外出機会が減っているせいもあり、楽天オンリーでも記事中に書いた某ショッピングセンター以外は全く問題ないですね、私の場合。

  5. 匿名 より:

    自分はOCNの1GBから楽天に乗り換えました。OCNだったのは050plusとのセット割があったからです。LINEがあるので携帯にかけることもないし、かけるのは専ら固定だと気づいてからそうしてました。自宅はマンションの無料wifiが快適に使えています。
    楽天の1GB無料プランを見て飛びつきました。自分が1GBで余裕なのはわかっていたので、自分にとってはただの、基本料も無料・通話料も無料、の夢の電話です。おまけにスマホもただでくれるし、さらに5000円くれるし、あと1年間のデータ放題は自分にとってはおまけです。敢えてあまり使いません。データも贅沢に慣れると戻れなくなるし(楽天さんはそれも狙いではあるんですが(笑))無料wifiと合わせて無料通信が完成しました。おまけに部屋の中も楽天電波MAXでした(京都市)。

  6. 匿名 より:

    https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-hand/

    Rakuten Handは注文受付再開したようですね(納期は…)
    しばらくはセールっぽいことは無いと思われますので
    興味が有る方は(出来ればサブ回線で。)お早めに。