こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。いきなり斜め方向からスクープです。その前に、トップ画像およびこれから使用する画像は、本物のスマートウォッチではなく、以前の記事
Microsoftのスマートウォッチ?デザイナーズ・コンセプトだけど、かなりリアル!
で紹介したコンセプトモデルですので、びっくりしないでくださいね。
スクープの内容ですが、Microsoftがスマートウォッチを今後数週間以内、早ければ10月末くらいに発表する、というものです。ソースはForbesです。とても信じられないような話ではありますが、Forbesといえば世界有数の経済誌(Wikipediaにそう書いてました)で、ゴシップ雑誌ではないので、海外のニュースサイトも一斉にこの件を報じています。
このスマートウォッチは「心拍数の測定」と「通常の使用で2日間はもつバッテリー」という機能がある、と報じられていますが、最大の特徴は「iOS、Android、WindowsPhoneとの同期が可能なマルチデバイス対応」であることです。
まだマーケットが確立されていないスマートウォッチを含むウェアラブル・デバイス(wearable device)ですが、2015年には71億ドルのマーケットに成長すると言われており、Microsoftとしては、SamsungやMotorolaには先行されてしまったものの、早期参入、それもホリデーシーズン(11月下旬から年末にかけての米国の大きな商戦)に間に合わせることによってシェアの獲得を狙っているようです。
そして、シェアを獲得するためにはWindowsPhoneだけでなく、iOSやAndroidとの同期を可能にする必要がある、ということですね。WindowsPhoneだけに固執してたらシェアの獲得は困難ですもんね。WindowsPhoneを販売していない日本市場では絶対に売れないでしょうし、そもそもリリースされないでしょう。
MicrosoftはOneDriveにせよOfficeにせよ、iOSやAndroid版のアプリを提供するなどマルチプラットフォーム戦略を進めていますが、マーケットの急拡大が見込めるウェアラブル・デバイスでもその戦略を延長し真剣にシェアを取りに行く、ということでしょう。私達日本のユーザーとしてもiOSやAndroidに対応してくれたら購入の可能性も十分ありますので、歓迎すべきことだと思います。
あとはForbesのスクープが真実であることを祈るのみです…。
関連リンク
Microsoft Plans To Launch A Wearable Device Within Weeks:Forbes(英語)