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2年間使用したMacBook(2017)をMacBook Air(2018)に乗り換えました - OSアップデートを受け取れる期間は残りわずか、でも、とりあえずMacを使ってみるのにはいいかも

MacBookを乗り換えました
個人的な話になってしまいますが、2年間かのあゆのモバイル環境として活躍したMacBook(12-Inch 2017)からMacBook Air(2018)に乗り換えました。ウインタブではあまりApple製品を取り上げていませんが、Intel CPU搭載中古Macはだいぶ購入しやすくなってきており、買い時になってきました。

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1.乗り換える前に使用していたMacについて

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乗り換え前に愛用していたのは2021年春に中古したMacBook(12-Inch 2017)です。2015年に登場した12インチサイズの無印MacBookの最終モデルで、CPUはKaby Lake世代のCore m3、Core i5、Core i7が搭載されていました。

かのあゆが使用していたのは一番下位のCore m3モデルですが、RAMは16GBと余裕があり、外出先での記事作成とWEBブラウジングがメインだったので特に不満を感じることなく今まで使用し続けてきました。

12インチモデルは2017年モデルを最後に筐体デザインが一新されたMacBook Airに統合される形でモデル廃止となってしまいました。約900gという軽量さとリュックにすっぽり入るコンパクトなサイズ感はまさにかのあゆ好みで、後継モデルの投入もなさそうなのでこれからも愛用していく予定だったのですが…。

2.OSアップデート後に「バッテリー交換推奨」表示が…

このMacBookはバッテリーの放充電回数が480回程度で、十分外出先でも利用できるのですが、1月下旬にリリースされたmacOS 13.2 Venturaへのアップデート後急に「バッテリー交換推奨」表示が出るようになってしまいました。

通常であれば放充電サイクルが1,000回に達した時点でバッテリーを交換するよう警告が表示されるようになるのですが、前述の通りまだかのあゆのMacBookは半分ほど余裕がある状態で、OSアップデート前は特に問題ない状態でした。

Macでは診断ツール「Apple Hardware Test(AHT)」が利用できるので異常がないかチェックしたのですがハードウェアに異常なしという結果でした。電源コントローラーを初期化する「SMCリセット」やPRAMと呼ばれる領域を初期化する「PRAMリセット」も試したのですが解決せず、OSの不具合である可能性も高いものの「そろそろ購入して2年だし、ちょうどいいかな…」ということで思い切って乗り換えることにしました。

3.Apple Siliconへの移行でIntel CPU搭載Macが購入しやすく

現在Macでは3回目となるCPUの移行が実施されており、現行モデルではまだ新型が投入されていないMac Proをのぞき、すべてのラインナップがARM系CPUであるApple Silicon(M1/M2シリーズ)への移行が完了しています。

それに伴い、Intel CPU搭載Macは中古市場で購入しやすい価格帯まで下がってきています。例えばMacBook Proの(13インチ)の場合、現行OSであるmacOS 13.2 Venturaに対応した2017年モデル(第7世代Core i5/i7)は3万円台から購入出来ます。

より古い世代のモデルであれば1万円台から購入出来るモデルも存在しますが、現在サポートされているOSは2020年にリリースされたmacOS 11 Big Surまでとなり、それ以前のバージョンではセキュリティアップデートが打ち切られているので、今から購入するのはお勧めしません(Mac版Microsoft Office、Microsoft 365でも3世代前までのmacOSまでをサポート対象とする、としています)。

4.今回乗り換えたMacについて

タイミング的に本来であればApple Silicon搭載Macに乗り換えるのがベストだったのですが、今回は「予算5万まで」という条件で中古のIntel CPU搭載MacBookをネットショップで探していたところ、じゃんぱら東池袋1丁目店にて購入条件に合うMacBook Air(2018)を2台ほど見つけました。

一台は「中国キーボードでストレージ128GB」という構成のモデルで、なんと31,800円で販売されていました。ストレージが少ない点が気になるものの、中国キーボードはローマ字入力をメインで使用しているのであまり気になりません。

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取り置き中
もう一台は2つ搭載されているUSB-Cポートのうち片方に不具合がある英語キーボード搭載モデルで、こちらはストレージが256GBで49,800円(税込)でした。

閉店一時間前に到着
池袋であれば仕事が終わってから電車で行けばギリギリ間に合ったため、向かっている途中で中国キーボードモデルの方は売り切れてしまいました。英語キーボードモデルはまだ残っていたので電話で取り置きを頼んで店舗に向かうことにしました。

店舗でコンディションを確認中
実機を確認したところ、筐体はダメージも少なく、美品に近いコンディションでした。気になっていたUSB-Cポートの不具合も「充電がまれに不安定になる場合がある」というもので致命的とは思わなかったので即決で購入しました。

今回初めてノートPC用のケースを新調しています
今回購入したMacBook Air(2018)は2007年に発売されてから9年間ほぼそのままだった筐体デザインが変更されたほか、ディスプレイがようやく高解像度化されています。キーボードはあまり評判が良くなかったバタフライキーボードですが、3世代目となりMacBook(2017)と比較すると打鍵感は大幅に向上しています。

CPUは第8世代Core i5-8210Yです。コードネームは“Whiskey Lake”でSurface Go 2/3やONE-NETBOOK A1等で採用されていたCore m3-8100Yと同じく超低電圧版となりますが、文章作成や簡単な画像編集がメインなのでかのあゆの使い方では十分すぎる性能です。

旧環境を完全に移行できる
データ移行はmacOSに標準で搭載されている「移行アシスタント」を使うことでインストールされているアプリも含めそのままWi-Fi経由で移行できます。アプリによっては再度ライセンス認証が必要な場合もありますが、再インストールする手間が省けるので楽です。

5.まとめ

Intel CPU搭載MacはいずれOSのアップデートが完全に打ち切られることが予想されます。おそらく今年 6月に開催される開発者向けイベント、WWDC 2023で発表される見込みのmacOS 14まではギリギリサポートされる可能性がありますが、それ以降のバージョンでは完全にApple Silicon専用に移行する可能性が高そうです。とはいえ3年間はセキュリティアップデートが提供されると思われるので、少なくとも2026年〜2027年までは安心して使えますし、「とりあえずMacを使ってみたい」のであれば安くなってきたIntel CPU搭載Macは魅力的な選択肢になると思います。

今回購入したMacBook Air(2018)は現行モデルとして販売されているApple M1搭載MacBook Airと共通の筐体なのでケースなどのアクセサリ類も容易に入手できますし、性能面でも十分なので乗り換えて良かったと思っています。

作業効率が大幅にアップ!
なお昨年MacBookに装着してレビューを行った「MOFT Cooling Stand」は取り外しして新しいPCに付け替えることが出来るので乗り換えたMacBook Airでも引き続き愛用しています。

6.関連リンク

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) – 技術仕様:Apple

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