こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ちょくちょくセール情報の記事を書いていますが、私自身セールハンター的なところがあり、現在「ある製品」の購入をすべきかどうか、毎日激しく悩んでおります。どう考えても激安なんですけど「使いみちがイマイチない」のでw この記事ではとにかく「壊れた価格」と思える製品を厳選していくつか紹介したいと思います。読者の皆さんを私同様煩悩の世界に引きずり込もうという魂胆です(ウソです)。
目次
1.HUAWEI MateBook M3
セール価格: 71,763円(税込み)
※M3キーボードセットモデル
※1月16日現在のNTT-Xストアでの価格
OS: Windows 10 Home / Pro
CPU: Intel Core m3-6Y30
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB
ディスプレイ: 12インチIPS(2,160 x 1,440)※アスペクト比3:2
ネットワーク: 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: インのみ5MP
入出力: USB 3.0 Type-C、オーディオジャック
バッテリー: 4430mAh、動画再生10時間
サイズ: 278.8 x 194.1 x 6.9 mm / 重量 640 g
HUAWEIの超薄型にしてCore m搭載のタブレットです。この製品にはいくつかバリエーションがありますが、「壊れている」のは最下位構成のM3でキーボードがセットになったモデルです。最下位構成とはいえ、CPUがCore m3 6Y30、RAM4GB、ストレージ128GBと、よほど重い処理をしない限りは快適に使えそうな内容ですし、12インチながらわずか6.9 mmで重量640 gと、超薄型にして軽量な筺体になっています。
このモデル、「M3」のNTT-Xストア(最安値圏です)では単体で税込み67,000円、専用キーボードが単体で税込み11,121円で販売されており、単純合計すると78,121円となります。また、Core m5を搭載する「M5」にはキーボードセットモデルの設定がなく、単体で78,290円というのが価格ドットコムの最安値で、比較的大手の、クレジットカードが使える通販サイトであれば8万円台の後半くらいの価格になっています。
これらを考慮すると「M3のキーボードセットモデル」だけ極端に安い価格になっているんです。MateBookは上にも書いたとおり、十分な性能を持ちながら超薄型のスタイリッシュなタブレットで、私の推測ではよく売れている製品だと思います。その売上を引っ張っているのがこの「M3 キーボードセットモデル」の存在なのかもしれません。
紹介記事:HUAWEI MateBook - ティザーキャンペーンの正体はこれ!12インチWindows 2 in 1が日本でデビュー!
安値サイト(NTT-X):MateBook/M3-4G-128G/キーボードセット
2.LAVIE Hybrid ZERO HZ100/DA
セール価格: 42,800円(税込み)
※2016年春モデルのタブレット単体価格
※1月16日現在のAmazonでの価格
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Pentium 4405Y
RAM: 4 GB
ストレージ: 64 GB
ディスプレイ: 11.6インチIPS(1,920 x 1,080)
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth4.0
カメラ: イン2MP / アウト5MP
入出力: USB 3.0 Type-C、microSD、オーディオジャック
バッテリー稼働時間: 5.5時間(本体)/10.2時間(キーボード接続時)
サイズ: 292 × 192.5 × 7.6 mm / 398 g
この製品は最新モデルではありません。NECは年に数回PC製品を小規模に改良し、「春モデル」とか「秋モデル」としてリニューアルしていますが、これは「2016年春モデル」となります。しかし、秋モデルとの変更箇所は大きくはなく、特に古いとかの心配はしなくても大丈夫です。
42,800円という価格は、Windowsタブレットであれば「10インチ、Atom機でキーボードつき」の上位モデルくらいの価格ですが、この製品は「11.6インチ、Pentium(Atomよりは高性能ですが、Core mには及びません)、キーボードレス」となります。
Hybrid Zeroの特筆すべき点は「重量」です。11.6インチで398 gというのは驚異的という以外にありません。8インチのWindowsタブレットの重量がおよそ350 g程度、10インチだと600 g弱くらい、というのが一般的な重量のイメージですが、完全にその常識をぶっ壊しています。この製品に関しては8インチと同じようなイメージで振り回せるでしょう。
さすがにキーボードは付属しません。ただ、ネット通販などで薄型の専用キーボードが13,000円くらいで販売されているので、これを使う手もありますね。とにかく、NECの超軽量タブ、スペックもAtomよりも上の製品がこの価格というのは見逃せません。
紹介記事:NEC LAVIE Direct HZ(D) - 物理の法則に反してるんじゃない?というくらい軽い11.6インチ 2 in 1、NEC恐るべし(実機レビュー)
安値サイト(Amazon):LAVIE Hybrid ZERO
3.Lenovo ideapad MIIX 310
セール価格: 37,384円(税込み)
※1月16日現在のAmazonでの価格
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom X7-8750
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチFHD(1,920 x 1,200)
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
カメラ: イン200万画素/アウト500万画素
入出力: microUSB、microHDMI、microSD、オーディオ
※USB 2.0 × 2(キーボード側)
バッテリー: 12.3時間
サイズ:
(タブレット):257.4 × 176 × 9.4 mm / 580 g
(キーボード):257.4 × 176 × 19.1 mm / 1.1 kg
10インチのWindowsタブレットはキーボードが付属するものが主流となり、価格も3万円を切るものが出てきました。この製品はAmazonで37,584円、価格ドットコムの最安値が34,633円となっていて、これだけ見ると今日び特に安くもないのですが、スペックが非常に高いです。CPUはAtomでも最上位のZ8750ですし、RAM4GB、ストレージ64GBなので、ノートパソコンとしての作業も十分こなせます。これよりも低価格な製品に搭載されているAtom Z8300(8350)とZ8750は性能がかなり異なり、Z8750のほうが格段に高性能です。
10インチのタブレットの中では「3万円台に多くの製品がひしめいていて、その中でMiixだけ頭ひとつ、いやふたつくらいスペックが高い」という状況になっています。セットされるキーボードもヒンジつきの本格的なものですし、どう考えてもこの価格は「壊れてる」って思うんですよね。
紹介記事:Lenovo ideapad MIIX 310 - 待望のキーボードつき10.1インチ Windows タブレット、直販サイト以外で販売中!
安値サイト(Amazon):ideaPad Miix 310
4.KING JIM PORTABOOK XMC10
セール価格: 22,019円(税込み)
※1月16日現在のAmazonでの価格
※価格ドットコムでの最安値は19,800円
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom Z8700
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB eMMC
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 768)ノングレア
カメラ: インのみ200万画素
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力: USB 2.0、HDMI、D-sub、microUSB(充電用)、SDスロット、オーディオジャック
バッテリー稼働時間: 約5時間
サイズ: 204 × 153 × 34 mm / 800 g(展開時 266 × 153 mm)
えー、記事の冒頭に書いた、私が激しく悩んでいる製品がこれです。いっそ売り切れてしまって欲しいと思ったりもして…。ポメラの良さを取り込んだ、8インチサイズながらテキスト入力の快適性を追求した製品です。また、入出力ポートがフル規格になっており、ビジネスのプレゼンなどの際にも威力を発揮します。
この製品はタブレットではなく、従ってタッチパネルでもありません。このサイズでもノートPCということになります。CPUの性能はAtomとしては最上位ですが、RAMやストレージに関してはそれに見合う内容になっていません。ただ、本当に使いみちを絞り込んだ製品なので、これはこれでいいと思います。
すでに何度も記事にしているので、読者のみなさんも同意されると思いますが、この製品は完全に壊れた価格になっています。誰の目にも明らかな在庫処分価格ですね。なので、コスパで考えたら買わない理由はありません。私が躊躇しているのは「すでにモバイルノートPCを持ってるので、使い分け出来そうにない」ということです。頻繁に出張するということであれば話は別ですが、私の場合長距離の出張は計画が一つだけあるくらいですし、それなら手持ちのモバイルノートで十分なんですよね。それでも欲しいのは「ロマン」です。だってそうでしょ?8インチサイズに12インチの大型キーボード、しかもあのポメラのノウハウが詰まったキーボードがセットされてるわけです。素通りしろ、というのが無理というもの…。
紹介記事:KING JIM PORTABOOK XMC10 - やばい、本当にWindowsだったよ、変形キーボードつき8インチ
安値サイト(Amazon):キングジム ポータブック クロ XMC10
コメント
KING JIM PORTABOOK XMC10
あ~、分かる! これ、発売当初の定価が定価だったんで、即あきらめがついたんですけど、最初からこの値段なら逆に即買いしていました。
数年前に家内の誕生日プレゼントとしてポメラを贈ったことがあるんで、テキストの打ち易さはよく知っています。あと、ロマンの源が、この変態キーボードですねwww
……wintabさんと同じ理由で煩悶しちゃいます。3か月前にjumper買っちゃったばっかりだからなあ……
個人的には、このスペックならWindows10よりubuntu MATEかChrome OSに入れ替えた方が使い勝手がよくなる気がします。幸いにしてx86系CPUなので、ubuntu MATEでもTateditorという縦書き入力可能なフリーのエディタを使用でき、縦組テキスト入力時の軽快さが維持できます(Raspberry pi 3ではTateditorは走りませんでした)。
kinji sumimoriさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そうなんですよね、確実に手持ちのモバイルデバイスと使いみちがかぶっちゃうんですよ。でも、製品コンセプトに惹かれ、価格に惹かれ、どうしてもほしくなりますね。
PORTABOOK所有してます。
端的に「文字入力は素晴らしいが他が全部イマイチ」です。
特にトラックポイントは、文字うち以外の作業をしたいなら別のマウスがある意味必須と感じます。
ただし、
・ディスプレイ端子がある
・モバイルバッテリーから充電可能
・Office365 ライセンス付
あたりも便利なので、はまる人はぴったりはまりそうではあります。特に最後は、365の更新時期なら良いかもしれません(今の365を更新するにはひと手間いるようですが)。
H.Bさん、こんにちは、コメントありがとうございます。こういうのを読むと余計欲しくなる、危険なコメントだと判断いたしましたw
初めてまして、
年末からソースネクストショップで売られていましたPORTABOOKが売り切れていませんでした。
現在は18,500-送料無料です。
安いですね。私も気になっています。
SZX_Windさん、こんにちは、コメントありがとうございます。もう売り切れてました…。いろんな意味で危なかった…。
ポータブック、Just MyShopのプラチナ会員なら24800円に6300ポイントで、実質を見ればkakaku.com最安よりなお安いという。
6300Pもらっても1商品には5000Pしか使えない、という制約はありますけども。
相対性理論さん、こんにちは、コメントありがとうございます。で、買いました?というか、まだ悩んでいるうちに少しずつ相場が上昇しているような。
煽っておいてあれなんですけど、MateBookのm5 4GBモデル中古がキーボードカバー付きで54000円だったので突撃しまして…
年末に買ったT102HA-128Sが早速お役御免になりそうです(悲
相対性理論さん、こんにちは、コメントありがとうございます。買っちゃいましたよ…Amazonですけど。
ソースネクスト 18,500円は売り切れたようですね。
管理人さんもちょっとだけ安心したかしら…
じんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ええ、安心しましたとも!
いつも楽しく拝見しています。
後半2つは、キーボートが良かったら
爆発的に売れていたと思います。
しぃろさん、こんにちは、コメントありがとうございます。しかし、この価格を見ると欲しくなる、というのが素直な感想…。
Just MyShop、箱破損として9000ポイントまで積み上げてきました(揺さぶっていくスタイル
同時にThinkPad X250(20CM006HJP)も8万弱+9000Pで来てますけど、こっちは1限なのですぐ売れそう。
相対性理論さん、こんにちは、コメントありがとうございます。まだ耐えてます…