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MSIがゲーミングノートPC「Bravo 15 C7V」「Bravo 17 C7V」を発表しました。「MSIのBravo」と言えば、従来はCPUもGPUもAMD製、というのが特徴でしたが、このニューモデルはCPUがAMD製、GPUがNVIDIA GeForce RTX40シリーズです。ちなみに、AMD Ryzen + GeForce RTXという組み合わせはMSIとしては初、とのことです。
1.Bravo 15/17 スペック
スペック表
| Bravo 15/17 C7V | |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen 7 7735HS |
| 外部GPU | Bravo 15：GeForce RTX4050 Laptop GPU Bravo 17：GeForce RTX4060 Laptop GPU |
| RAM | 16GB（8GB ×2, DDR5） |
| ストレージ | 1TB SSD（M.2 NVMe） |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 15.6インチ（1,920 x 1,080）144 Hz 17.3インチ（1,920 x 1,080）144 Hz |
| ネットワーク | Wi-Fi6E（802.11 a/b/g/n/ac/ax）、Bluetooth 5.2 |
| 入出力 | USB3.2 Gen1 Type-C（映像出力対応）、USB3.2 Gen1 Type-A × 2、USB 2.0 Type-A、HDMI、オーディオジャック、LAN（RJ45） |
| カメラ | Webカメラ（92万画素） |
| バッテリー | 53.5Whr（最大約7時間） |
| サイズ | Bravo 15：359 × 259 × 24.9 mm Bravo 17：398 × 273 × 25.2 mm |
| 重量 | Bravo 15：2.25kg / Bravo 17：2.7kg |
バリエーションモデル
4月5日現在、Bravo 15 C7V、Bravo 17 C7Vとも単一バリエーションです。
コメント
搭載CPUはAMD Ryzen 7 7735HSです。
Ryzen 7035シリーズはRyzen 6000シリーズと同様にアーキテクチャはZen3+なので、Ryzen 6000シリーズのリフレッシュ版、という感じです。Passmarkが公表しているベンチマークスコアはRyzen 7 6800HSよりも7%ほど高くなっています。
GPUはBravo 15 C7VがGeForce RTX4050 Laptop GPU、Bravo 17 C7VがRTX4060 Laptop GPUです。ウインタブでは以前、RTX4050搭載のMSI Katana 15 B13Vの実機レビューをしており、各種ベンチマークスコアは「ざっくりRTX3060と3070の間くらい」でした。なので、RTX4050と言えど、従来の物差しで「エントリークラス」とは言えないくらいの性能になっています。
RAMは16GB、SSDは1TBです。後述しますが、Bravo 15 C7V/Bravo 17 C7VはRTX40シリーズを搭載するゲーミングノートとしてはかなり低価格な製品なのですが、にも関わらずSSDが1TBになっているのは素晴らしいと思います。オンラインゲームは大容量なものが多く、最新のAAAタイトルだと100GB越えのものも珍しくありませんから、「できればSSDは1TBくらいは欲しい」です。
ディスプレイはBravo 15 C7Vが15.6インチ、Bravo 17 C17Vが17.3インチで、ともにFHD（1,920 × 1,080）解像度、ノングレアタイプでリフレッシュレートは144Hzです。また、入出力ポートはUSBが合計で4つありますが全てGen1規格かそれ以下で、高速な規格は搭載していません。
2.Bravo 15/17 筐体
Bravo 17 C7V
Bravo 15 C7V
Bravo 15 C7VとBravo 17 C7Vはディスプレイサイズが異なり、したがって筐体サイズも異なりますが、外観はほぼ同じデザインです。この正面画像についても、17.3インチのほうが下部ベゼルがちょっと細いかな、くらいの違いです。また、Bravo 15 C7Vは従来モデルのBravo 15 B5とほぼ同寸なので、筐体は変わっていないと思われます。
天板です。MSIのゲーミングPCと言えば「ドラゴンのロゴ」ですが、Bravoシリーズのみ「「Thunderbird（サンダーバード）のロゴ」です。これはこれでカッコいいですね。
Bravo 15 C7V
Bravo 17 C7V
画像が粗くて申し訳ありません。キーボードはBravo 15 C7V/Bravo 17 C7Vとも「シングルカラーバックライト内蔵日本語キーボード」と開示されており、テンキーもつきます（この画像は英語配列になっていますが、日本仕様とは異なります）。バックライト色は従来モデルでは赤でしたが、ニューモデルではブルー系になるようですね。
3.Bravo 15/17 価格など
MSI Bravo 15 C7V/Bravo 17 C7Vは4月18日の発売予定で、MSI公式ストアやAmazonなので予約販売がスタートしています。4月5日現在の価格はAmazonが安く、Bravo 15 C7Vが税込み171,160円（1,712ポイントつき）、Bravo 17 C7Vが税込み190,198円（1,902ポイントつき）です。Amazonをよく利用する人ならAmazonポイントはほぼ現金と同じと言っていいでしょうから、Bravo 15は17万円を切る169,448円、Bravo 17は19万円を切る188,296円で買えてしまう、ということになります。
RTX40シリーズを搭載するゲーミングノートとしては市場最安値クラスの価格です。しかもMSIの製品ですから筐体品質や冷却性能にも不安はありませんし、SSDも1TBと大きめなので、文句なしにお買い得だと思います。
4.関連リンク
Bravo-15-C7VE-3403JP：MSI公式ストア
Bravo-17-C7VF-3303JP：MSI公式ストア
※MSI公式ストアで購入する場合、クーポンコード「MSIWINTAB2023」で3,000円OFF（4月30日まで）
Bravo-15-C7VE-3403JP：Amazon
Bravo-17-C7VF-3303JP：Amazon