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マウスコンピューター WN891 - リーズナブルなスペックで爆安価格の9インチ 2 in 1

マウスコンピューター WN891
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私が推している、いや、全国のWindowsPhoneファンから賞賛を浴びているマウスコンピューターが、今度はすごく気になるWindowsタブレット(2 in 1)「WN891」を新発売しました。ディスプレイサイズは9インチ(正確には8.9インチ)、あるときはWindows PCとして普段使いに十分な性能を、そしてある時にはタブレットとしての取り回しの良さを、と2つの魅力を兼ね備え、問答無用の爆安価格でのデビューとなっています。

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1.スペック

マウスコンピューター WN891 スペック表

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補足します。記事タイトルで「リーズナブルなスペック」と書いたのは、WN891のハードウェア構成が8インチや10インチのWindowsタブレットとしてごく標準的なものだからです。具体的にはCPU: Atom Z3735F、RAM:2GB、ストレージ:32GB、ディスプレイ解像度:1280 × 800という部分で、特に8インチタブレットではもっともよく見かける構成です。これだけで性能のイメージがおおよそ見当がつきます。もちろん、普段使い(Windowsストアアプリ、Microsoft Officeでの資料作成や編集、Webブラウジング、動画視聴、ブラウザゲームなど)にはまったく問題がなく、快適に使えるレベルです。

競合機種との比較で若干弱いかな、と感じるのはディスプレイ解像度とカメラです。WN891の比較対象になりそうな9インチタブレット、ドスパラのDiginnos DG-D09IW、そしてテックウインドのCLIDE 9はともに解像度が1,920 × 1,200、カメラがイン200万画素/アウト500万画素となっています。カメラはともかくとして、ディスプレイ解像度の差は気になる人も多いんじゃないかと思います。

私は1,920 × 1,200の8インチタブレットThinkPad 8と1,280 × 800の10インチタブレットAspire Switch 10を併用しています。そのうえでの個人的意見として、9インチで1,280 × 800でも十分キレイに感じられるはずですが、比較してしまうと結構な差を感じるレベルだと思います。「この解像度が当たり前」と思ってしまえば何の不満も出ないでしょう。逆に高解像度のタブレットと並べてみたりするとちょっとがっかりするかもしれません。まあ、気にしなければどうということはないんじゃないかな、と無責任に書いておきます。ちなみに私はAspire Switchの画面が汚いとはただの一度も思ったことはありません。

マウスコンピューター WN891 タブレット本体
次にサイズ感です。私は試用も含め、9インチタブレットをじっくりと使ったことはないので、実寸をDiginnos DG-D09IW、CLIDE 9と比較してみましょう。

WN891: 258 × 173.2 × 10.9 mm、重量約486g
 ※キーボード込み: 厚さ21.0 mm、重量約765g

Diginnos DG-D09IW: 234 x 156 x 9.4 mm、重量約480g
 ※キーボード込み: 240 × 166 ×25.2 mm、重量約810g

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CLIDE 9: 232.8 × 149.5 × 8.5 mm、重量約480g

こうしてみると、WN891はややサイズが大きいですね。縦・横とも2cm強大きく、厚みも1cm越えになっています。この差をどの程度気にするかは人によるでしょうが、本体重量は他機種と変わらず、またキーボード込みでは他機種よりもかなり軽くなっていることにも注意が必要です。このサイズ感であれば、むしろ軽量であることのほうが大切かな、と思います。

2.キーボードはかなりよさそう

マウスコンピューター WN891 付属キーボード 拡大図
付属するキーボードですが、これはかなり期待できるんじゃないかな、と思います。Bluetoothでなく物理接続(ポートの形状は違うけどUSB接続)ですし、マグネットで本体に固定するタイプですから、安定感も高そうです。それと、マウスコンピューターという会社はキーボードの打鍵感にめちゃめちゃこだわりがあるので、試用はしていませんがキーボードの打鍵感はかなりいいはずです。

マウスコンピューター WN891 付属キーボード
マウスコンピューターの2 in 1は一貫してキーボードカバーを変形させて台座を作り、そこにタブレットを乗せて使うスタイルですが、このタイプの最初期の製品 m-Tab iCEの実機をお借りした経験があります。このときはキーボード接続時の安定性が低い上に台座部分のために大きな奥行きが必要だったことから、正直なところ完成度がイマイチ、と感じました。しかし、現在のキーボードは上に書いたように本体とキーボードをマグネットでしっかり固定し、台座部分の奥行きも小さ目になっているようなので、使い勝手は大きく向上していると思われます。このタイプの2 in 1のメリットは「軽量」であることなのですが、WN891はキーボード込みで765gですから、十二分にこの形態にしたメリットがあると言えるでしょう。

3.とにかく爆安!

マウスコンピューター WN891  PCスタイル
WN891について、若干ネガティブな部分も含めて感想を書いてきましたけど、最後にネガティブな部分を全部帳消しにしておつりが来る話を。

WN891: 29,800円(税込・送料込)
※キーボード付属、Office Home&Business付属

Diginnos DG-D09IW: 37,238円(税込)+2,160円(送料)
※キーボード一体型保護ケース、Office Home&Businessをセット

CLIDE 9: 28,999円(税込・送料込)
※キーボードなし、Officeなし、SIMスロット付属

WN891とDiginnosは直販価格、CLIDE 9は価格ドットコムの最安値を表記しています。いずれも2015年6月11日現在のものです。CLIDE 9だけちょっと構成が異なりますが、WN891がいかに割安であるか一目瞭然です。もちろん価格だけですべてが決まるというわけではなく、ディスプレイ解像度やカメラ性能などでは競合機種のほうが高性能だったり、ということはあります。最終的に決め手になるのが価格なのか、あるいは性能なのか、ブランドイメージなのか、人それぞれであることはもちろんですが、コスパ最優先という場合にはWN891が最有力候補になると言えるかもしれませんね。

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