マウスコンピューターがCore Ultra シリーズ2(Lunar Lake)搭載のモバイルノート「MousePro G4」を発売しました。この製品については発売に先立ってプレスリリースが出ていましたので、ウインタブでも製品紹介記事を掲載済みです。この記事では前回不明だった情報を追加し、価格情報をお伝えします。
製品の詳細についてはこちらの記事をご参照下さい。
MousePro G4 - Lunar Lake搭載の14インチモバイルノート、もうすぐ発売です!
1.概要
スペック表
MousePro G4 | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | Intel Core Ultra 5 226V/Core Ultra 7 258V |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB/32GB(LPDDR5X-8533 / オンボード) |
ストレージ | 500GB/1TB SSD (NVMe/M.2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,920 x 1,200) |
ネットワーク | Wi-Fi 7( 最大5.7Gbps )、Bluetooth 5 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.1 Type-C(PD対応)、USB3.1 Type-A、USB3.0 Type-A、HDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | Webカメラ(500万画素)顔認証対応 |
バッテリー | 動画再生 約6時間 |
サイズ | 314×224×18.3 mm(突起部含まず) |
重量 | 946 g |
バリエーションモデル
・G4-I5U01BK-E:Core Ultra 5/16GB/500GB
・G4-I7U01BK-E:Core Ultra 7/32GB/500GB
※左からCPU/RAM/SSD
※OSバージョンとSSDはカスタマイズできますが、CPUとRAMはカスタマイズ項目ではなくベースモデルでの選択となります。
コメント
マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので注文時にシステム構成のカスタマイズができますが、搭載CPUがLunar Lake、つまりCPUとRAMが一体化しているため、Core Ultra 5 226Vにする場合はRAMは16GB、Core Ultra 7 258Vにする場合は32GBと、自動的に決まってしまい、変更はできません。主要構成でカスタマイズができるのはOSのバージョンとSSD容量くらいです。
Core Ultra 5 226VとCore Ultra 7 258Vの基本スペックです。「5より7のほうが高性能」というのがIntelのお約束ですが、両者は内蔵GPUとNPUの型番も異なりますので、それなりの性能差にはなりそうですね。
MousePro G4はCPUだけでなくモバイルノートとして非常に魅力的なパッケージングです。ディスプレイは14インチで解像度は1,920 × 1,200(アスペクト比16:10)ですし、なによりもマグネシウム合金製の筐体は重さわずか946 gと超軽量です。
キーボードは日本語配列で(14インチなので)テンキーはなく、Copilotキーもついています。アルファベットキーのキーピッチは19.1 mmと余裕のあるサイズです。
2.価格など
Mouse G4はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、9月25日現在の価格はCore Ultra 5モデルが199,870円、Core Ultra 7モデルが239,800円です。なお、この価格は「OSがWindows 11 Pro」なので、カスタマイズ画面でHome版に変更すると3,000円弱安くなります。
あくまで個人的な感想ですけど、Lunar Lake搭載の超軽量モバイルノートが20万円以下から買える、というのは「予想していたより安い」ですね…。
3.関連リンク
MousePro G4-I5U01BK-E:マウスコンピューター
MousePro G4-I7U01BK-E:マウスコンピューター
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。