マウスコンピューターが14インチノート「MousePro G4」を発表しました。CPUに話題の「Lunar Lake」を搭載している関係で、発売日は9月24日になるものと思われます。IntelがLunar Lakeを正式発表したことから、この先続々とLunar Lake搭載PCが発表されるものと思います(他メーカーからも搭載機が発表されていますので、順次ご紹介していきます)
1.概要
スペック表
MousePro G4 | |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core Ultra 5 226V/Core Ultra 7 258V |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB/32GB(LPDDR5X-8533 / オンボード) |
ストレージ | 500GB (NVMe/M.2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,920 x 1,200) |
ネットワーク | Wi-Fi 7( 最大5.8Gbps )、Bluetooth 5 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.1 Type-C(PD対応)、USB3.1 Type-A、USB3.0 Type-A、HDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | Webカメラ(500万画素)顔認証対応 |
バッテリー | 後日公開 |
サイズ | 後日公開 |
重量 | 後日公開 |
コメント
Mouse Proというのは法人向けのブランドですが、マウスコンピューター製品は個人でも法人向けPCを購入できます。また、マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので注文時にシステム構成のカスタマイズができるものと思いますが、この記事執筆時点ではカスタマイズ対応範囲は不明です。
OSはPro版、CPUはCore Ultra 5 226V/Core Ultra 7 258Vです。Lunar Lakeについてはライターの渋谷Hさんが昨年11月に記事を執筆しています。また、Intelが詳細仕様を開示済みです。Mouse Pro G4の搭載型番についてはこちらをご覧ください。
インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V:Intel
インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V:Intel
いずれもCopilot+ PCの要件を満たす性能になっており、もちろんNPU搭載、内蔵GPUもIntel Arcで、NPU/GPUとも大幅な性能アップを果たしています。
Lunar LakeではRAMがCPUと統合されています。なのでCore Ultra 5 226Vは16GB、Core Ultra 7 258Vは32GBに固定されます。SSDは500GBと開示されていますが、おそらくここはカスタマイズ項目となり、より大きな容量に変更できるものと思います。
ディスプレイは14インチで解像度は1,920 × 1,200(アスペクト比16:10)、ノングレア(非光沢)タイプです。
Mouse Proブランドなので筐体はシンプルなデザインですが、筐体素材はマグネシウム合金なので、頑丈かつ軽量であることが期待されますね(9月5日現在、筐体サイズと重量は未公開)。
キーボードは日本語配列で(14インチなので)テンキーはなく、Copilotキーもついています。悪い意味でマウスらしいのが「右のShiftキーの小ささ」ですね。アルファベットキーのキーピッチは19.1 mmと余裕があります。
2.価格など
Mouse G4は9月4日に発表されましたが、発売日や価格は「後日公開」となっています。Lunar Lake搭載機の発売解禁日(と言っていいのかどうかはわかりませんけどね)が9月24日なので、おそらく9月24日までには価格情報が発表されると思います。
この先「Copilot+ PC」がどんどんリリースされると思います。ところでOSというのは「商品」ではありますが「社会のインフラ」的な性格も非常に強いですから、(Windows 11で第7世代以前のCPUを切り捨てたように)Copilot+ PCとそうでないPCの間に著しい利便性の差が生じないようにしてもらいたいですね。
Microsoftは「規格」でメーカーや顧客を型にはめるだけでなく、「技術力」を見せてもらいたいです。「道具が悪いから、古いから、仕事にならない」というのは「三流の人間の言い訳」ですよ?
3.関連リンク
MousePro G4-I5U01BK-E:マウスコンピューター
MousePro G4-I7U01BK-E:マウスコンピューター
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。