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Windowsの小ネタ - タブレットやミニPCを購入するなら、最低これだけは用意しておこう!

Chuwi Hi 10 Pro キーボード
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ご好評をいただいている読者レビュー企画ですが、応募要領に必ず「最低限システムのバックアップが取れる方」というのを入れるようにしています。やり方がわかっている人がほとんどだと思うのですが、ウインタブはPC操作に慣れていない人にも読んでもらいたいし、読者レビューにも挑戦してもらいたい、と思っています。中華タブのバックアップやクリーンインストールに関してはライターの方々が多くの記事を投稿してくれているので、それらを読んでいただければいいとは思うのですが、ここでは、システムトラブル時に備えて「最低限これだけは用意しておきたい」周辺機器について書きたいと思います。

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USB接続のキーボード

Lenovo ThinkPad トラックポイントキーボード(日本語)
物理接続のキーボード(タブレットにコネクターがついていて、キーボードと物理的に接続するものをいいます)がついた製品を持っている場合は、それを使えば問題ありません。しかし、ミニPC(スティックPCも含みます)の場合はもちろん、タブレットを購入した人はこれを用意しておきたいところです。Bluetooth接続のキーボードは除外します。

何らかの事情でPCやタブレットを初期化したりする場合、UFFI(あるいはBIOS)という、OSより下層(OSが起動する前に使う、という意味です)の「ファームウェア」を操作します。UEFIやBIOSの仕様はメーカーによって異なり、タッチ操作を受け付けてくれるケースが多いのですが、そうでない場合もありえます。また、このような場合は、緊急時であることが多く、キーボードを使って操作したほうが安心できます。この際、タブレットに接続するキーボードは基本的にBluetooth接続のものは使えません(例外もありますが、無視して結構です)。そのため、いざという時のためにUSB接続ができるキーボードを用意しておきましょう。また、タブレット側のUSBポートはmicroUSBであることも多いので、お使いのデバイスの構成によってはUSB-microUSBの変換アダプタも必要です。

ミニPCの場合も、初期設定時にはBluetoothが使えないため、USBキーボードが必要になります。もちろん初期設定を済ませたあとでBluetoothキーボードを使うのは全く問題ありません。

自宅にデスクトップPCがある、という場合はデスクトップPCのキーボード(ほとんどがUSB接続だと思います)を一時的に使う、ということでも構いませんが、常用するのでなければ、つまりデザインとか使用感にこだわる必要がなければ1,000円以下でもUSBキーボードを購入できるので、ひとつ買っておいてもいいと思います。

USBハブ

Plugable Technologies 4ポート ハブ
モバイルWindowsデバイスの多くはUSBポートの数が十分ではありません。特に小型のWindows タブレットだと、使えるUSBポートはmicroUSBひとつだけ、ということが多いです。また、スティックPCの一部製品も同様です。このような場合、例えばマウスとキーボードを同時に接続する、またUSBメモリースティックを使用する、などの際にUSBポートが足りなくなります。そのため、低価格なものでもかまわないので、USBハブはひとつ手元に置いておきましょう。なお、キーボードのところで書いたように、お使いのデバイスがmicroUSBポートしかない場合、USB-microUSBの変換アダプターが必要になります。

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USBマウス

無線マウスその1
これは「絶対」というわけではありませんが、ひとつあったほうが安心です。キーボードと同様、日常使用するのはBluetooth接続のものでも結構ですが、できればUSB接続のマウスは用意しておきましょう。キーボードにタッチパッドなどポインティングデバイスがついているものを選ぶ、というのも妙案だと思います。

USBメモリースティック&(micro)SDカード

USBメモリー
システムのバックアップを取ったり、OSのクリーンインストールをする際に必要になります。特に中国製品の場合は、購入してからすぐにバックアップを取られることをおすすめします。バックアップについては近日中に別記事を書くつもりですが、少し古い記事がありますので、こちらをご参照ください。Windows 8.1の頃の記事ですが、Windows 10でも基本的な操作方法は同じです。

Windowsの小ネタ - 回復ディスクをUSBメモリーに作成する
Windowsの小ネタ - PCやタブレットをフルバックアップ システムイメージの作成
※システムイメージはUSBメモリーではなく、SDカードが必要です

また、少し話が面倒になりますが、中国のデュアルブート製品の場合、これだけではダメです。ライターのかのあゆさんがデュアルブート機について重要な記事を書いていますので、こちらをご覧ください。

Windows 10のメジャーアップデート適用後のリセットやクリーンインストールの注意点(かのあゆ)
CloneZilla ー フリーソフトを使ってデュアルブートの中国タブレットをバックアップする(かのあゆ)

タブレットはもちろん、PC製品を使っていて一番悲しいのは、システムが壊れて起動しなくなることです。そして、できれば完全に元の状態に戻したいと思うはずです。通常の、というかシングルブートのWindowsデバイスの場合、私が以前書いた2本の記事で、それが実現すると思っていますが、デュアルブート機の場合、そううまくは行きません。元に戻すのはかなり面倒なことになりますし、周辺機器をしっかり用意して臨まなくてはなりません。

で、話を戻します。システムのバックアップにせよ、それ以外の用途にせよ、日常的にOneDriveなどのクラウドストレージを活用する場合でも、USBメモリースティックを用意していおくことをおすすめします(システムイメージのバックアップはSDカードもしくはmicroSDカードも必要です)。クラウドストレージは非常に便利ですが、システムトラブルが発生したら、そもそもインターネットに接続できないこともありますからね。また、OSのクリーンインストールなどをする際にはUSBメモリーからシステムを起動させる必要もあります。

すごく大雑把な言い方で申し訳ないのですが、「システムのバックアップ目的以外に16GB以上のUSBメモリースティックを最低2本」は用意しておきたいところです。また、システムのバックアップ用ということであれば、Windowsシングルブート機の場合は(micro)SDカードとUSBメモリーが各ひとつ、デュアルブート機なら、例えばかのあゆさんの記事にある「Clonezilla」を使う場合はUSBメモリーがふたつ必要になりますね。

今回紹介した周辺機器は、何かあってから家電量販店に駆け込んでも調達できます。ただし、何かあってからバックアップをとる、というのは時として手遅れになってしまいます。システムが起動しなければバックアップは取れませんから。また、これらの機器を手元においておくとトラブル時以外でも何かと便利に使えます(私はしょっちゅうUSBキーボードを引っ張り出してタブレットに接続しています)ので、この機会に用意しておくことをおすすめします。

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コメント

  1. うぃる より:

    |ω@)っ USB有線LANアダプタ
    速度が速いのは勿論、何かの理由で無線LANが繋がらない時の為にあると便利。

    • wintab より:

      うぃるさん、こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃるとおりですね。無線つながらない経験、私も何回かしてます。あと、中華タブのテストでは必須のアイテムで、自分でいつも使っているだけに、逆に記事に入れ忘れちゃった。

  2. あるえふ より:

    Logicool製のUnifyingレシーバー対応製品が重宝します。

    1つのワイヤレスドングルだけで複数の無線機器を接続できるのでUSBポートの使用数も必要電力も少なくて済みます。
    その上、いつもは繋がっていないコード類がある事で「うっかり引っかけてしまう」と言った事故も防げます。

    とは言ってもマウスとキーボードの1対しか繋がないから劇的な効果とまではいかないですが・・・(汗)
    うちではロジクールの MK270 (マウス&キーボードセット)がメンテナンス用にあります。特価1,980円(税別)の時に飛びついたものですが、通常でも2,000円台~3,000円台に何種類もあるので好みや使用場所や特価品(ぉぃ)などで選ぶとよいでしょう。

    Logicool と Microsoft は安価な物でも充分な使用感と期待以上の耐久性が期待できるのでお勧めです。
    (とはいえ希に高額のものでもあっさり不調にと言う事もありますが・・・当たり外れはどのメーカーでどんなに品質管理がしてあっても仕方が無い・・・。)

    • wintab より:

      あるえふさん、こんにちは、フォローありがとうございます。Unifyingではなくとも一つのレシーバーでマウスとキーボードが使えるセット製品がいいですよね。でも大事なときに電池切れとか…