Lenovo ThinkPad A475 - AMD搭載の14インチノートが新登場

Lenovo ThinkPad A475
Lenovo ThinkPadシリーズにニューモデル登場です。14インチでAMD製のAPU(実質的にCPUとほぼ同じと考えていいです)を搭載する「A475」で、先日発売された「A275」と同じ「Aシリーズ」を構成します。また、後述しますがこの製品はA275のように既存のThinkPadと同一筐体を採用してはおらず、「まるっきりニューモデル」のようです。

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1.スペック

Lenovo ThinkPad A475
OSは標準でWindows 10 Homeですが、カスタマイズによりPro版も選択できます。CPUはAMDの最新モデル「Pro APU」となります。AMDではグラフィックチップを内蔵するCPUのことを「APU」と呼んでいて、A475に搭載される「 A10-9700B / A12-9800B」の内蔵グラフィックは「Radeon R7」といいます。

この2つのCPU性能について、Passmarkが公表しているベンチマークスコアはこんな感じです。

A10-9700B: 4,370
A12-9800B: 4,339
Core i5-8250U: 7,626
Core i3-7130U: 4,147

こうやって見ると、Core i3といい勝負くらいのスコアになってしまいますが、私の数少ないAMD製CPUの試用経験に基づくと、AMD製のAPUは概してグラフィック性能が高く、ウインタブでよく使っているグラフィック系のベンチマークテストをすればPassmarkの公表値よりもずっと良好な結果になるのではないか、と考えます。ただ、AMD製のAPUとIntel製のCPU、どっちが上か、ということについてはコメントを控えます。

RAMは4GBから16GBまで選択可能です。そして、ストレージは低価格なものだと500GB HDDとなりますが、大容量のSSDを選択することも可能です。このクラスの製品なら多少追加でお金を払ってもSSDにしたほうが後悔しないだろうと思います。

ディスプレイは14インチサイズでHD(1,366 × 768)とFHD(1,920 × 1,080)を選べます。ThinkPadシリーズはビジネスマシンという性格が強いので、HDDのストレージとかHD解像度のディスプレイが選べるようになっていますが、個人利用でこのクラスの製品を購入するのなら、そして選択の余地があるのならFHDを選ぶほうがいいと思います。

入出力ポートは充実していますね。Type-Cを含み4つのUSBポート、HDMI、有線LANが装備されます。D-subについてはUSB Type-Cからの変換アダプターが別売りで用意されていて、そっちを使え、ということのようです。

また、バッテリーは柔軟に選択が可能です。まず、着脱可能の「リアバッテリー」が24Whr(標準)と48Whrが選択できるほか、前面にも「バッテリー」を搭載でき、こちらは24Whrとなります。リアに大型の48Whr、フロントに24Whrのバッテリーを搭載すれば、かなりの長時間稼働が可能になるでしょうね。

最後にサイズですが、日本のLenovo公式サイトにはサイズ情報が公開されておらず、ここに掲載しているのは米国モデルのものです。そのため、日本仕様とは数値が異なっている可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

で、この数値がほぼほぼ日本仕様と同じと仮定すると、「素晴らしい」ですね。特に重量の1.57 kgは、おそらく最小のバッテリーを搭載したものだと思いますが、それにしても軽いです。この重量であればモバイルノートと言ってもいいくらいです。少し重くてもいいからディスプレイサイズの大きいモバイルノートを、と考えている人の選択肢に入ってくると思います。

2.筐体

Lenovo ThinkPad A475
この記事を書くのにあたり、ThinkPadの14インチ製品を一通りチェックしてみましたが、A475のベースになっていると思われる筐体構造の製品はありませんでした。X270をベースにしていると思われるA275とはこの点で大きく異なります。

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とはいえ、見た感じは「やっぱThinkPad」でして、記事を書くのに困るくらいにThinkPadです(なんじゃ、それ…)。つまりブラックの、ある意味無骨な黒無地で、キーボード面には赤いデベソ(トラックパッド)がある、おなじみのデザインです。この画像を見ると、「気持ちベゼルが細めかな」くらいには見えますが、最新モバイルノートのような狭ベゼルとは言えません。

Lenovo ThinkPad A475
キーボードです。他のThinkPadシリーズと同様に、この製品も英語配列(上の画像)と日本語配列を選択でき、それぞれバックライトのあり/なしも選べるようになっています。

また、画像右側に指紋センサーが見えますが、これもオプション扱いとなります。キーボード品質については実機に触れるまでもなく、「高い」のは間違いないでしょう。

Lenovo ThinkPad A475
入出力ポートの配置です。左側面にUSB Type-Cとフルサイズ(Type-A)USB、そしてDC-IN(ThinkPadのDC-INは独自規格でUSBポートに似ています)、右側面にはフルサイズUSB × 2とHDMI、LAN、オーディオジャック、SDスロットがあります。なお、画像を見ればわかりますが、この製品は光学ドライブは内蔵できません。

Lenovo ThinkPad A475
ヒンジは180度開口します。最近のThinkPad、いやLenovo PCはみな180度開口に対応しているようですね。また、底面を見るとバッテリーは着脱式になっています。

Lenovo ThinkPad A475
筐体の厚みは19.95 mmということですが、「モバイルノートとしては厚め、スタンダードノートとしては薄め」と感じます。ただ、ビジネスバッグには十分入る大きさと言えるでしょう。

3.価格など

Lenovo ThinkPad A475はLenovo直販サイトで販売中で、価格は…、すいません、Lenovoの場合定価を書いても意味ないですよね。なので、1月28日現在の週末クーポン価格を掲載します。A10/RAM4GB/500GB HDD/HDディスプレイで税込み71,928円、A12/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイで税込み99,792円です。

Passmarkのベンチマークスコアは置いておいて、AMDの最新APUはIntelのCore iプロセッサーに引けを取らない性能を持っていると思いますので、特に99,792円の上位モデルはかなり処理性能に期待が持てるのではないでしょうか。

AMDなのIntelなのか、人それぞれの判断だと思いますが、現状AMDのAPUを搭載する上級ビジネスノートPCの選択肢は決して多いとは言えませんので、AMD製品に関心がある人は、この製品を検討してみてはいかがでしょうか。

4.関連リンク(Lenovo)

ThinkPad A475

Comment

  1. 匿名 より:

    i3とi5のスコア逆になってますよ

  2. wintab より:

    こんにちは、コメントありがとうございます。すみません、修正しておきました。

  3. ina より:

    筐体はT480っぽいですね

  4. E=mc^2 より:

    A485(仮)に期待膨らむところ
    いや、Ryzen mobile積んだIdeaPad 720Sが飛び込んでくればそれはそれで

  5. alpha より:

    早くRYZEN MOBILE搭載機も出してこのままIntelを突き放してほしい

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