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Lenovo IdeaPad Duet 350i - 10.3インチサイズでSurfaceタイプのエントリークラス・デタッチャブル2 in 1

Lenovo IdeaPad Duet 350i
レノボが10.3インチとコンパクトサイズのデタッチャブル2 in 1「IdeaPad Duet 350i」を発売します(発売日は7月2日)。「学習用端末にも適した」という説明があり、IdeaPad D330の後継となる、エントリークラスの製品です。

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1.IdeaPad Duet 350i スペック

  IdeaPad Duet 350i
OS Windows 10 Home(Sモード)
CPU Intel Celeron N4020
外部GPU なし
RAM 4GB
ストレージ 128GB eMMC
光学ドライブ なし
ディスプレイ 10.3インチ(1,920 × 1,200)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB 3.0 Type-C × 2、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ イン2MP/アウト5MP
バッテリー 稼働時間約11.0時間
サイズ タブレット:253×167.5x11mm
キーボード込み:253×173.1×16.1mm
重量 タブレット:602 g
キーボード込み:874 g

バリエーションモデル

7月1日現在、上記スペック表の単一バリエーションです。

ポイント

・タブレット本体に薄型キーボードがセットされるSurfaceタイプの2 in 1
・キーボード込みでも874 gと軽量
・WUXGA(1,920 × 1,200)のタッチ液晶、ペン入力に対応し、ペンも付属
・付属のBluetoothキーボードは他のデバイスても利用可
・Office Home & Business 2019付属
※量販店モデルの仕様を記載しています

コメント

OSはWindows 10 Homeの「Sモード」です。Sモードはアプリの導入に制約があり、Windowsストア(Microsoftストア)経由でしかアプリをインストールできません。そのぶんセキュアなのでお子さん用としては安心ですが、大人にとっては「使いたいソフトがインストールできない」可能性があります、というかその可能性が高いです。ただし、Sモードは無料で解除できますので、購入にあたっては特にハードルとはなりません。

CPUはGemini LakeのCeleron N4020、RAMは4GB、ストレージは128GB eMMCなので、処理性能にはあまり期待ができません。タブレットとしてシングルタスクメインでコンテンツを楽しむには問題ないと思いますが、キーボードを接続してPCとして使う場合はライトユース(文書作成や作成済みのOffice資料の手直しなど)向けと言えます。

ディスプレイはタッチ対応でペン入力も可能、ペンも同梱されます。ペン入力品質について製品ページに詳細な説明がありませんでしたが、同梱される「Lenovo Digital Pen」は4,096段階の筆圧に対応しますので、何段階かはわかりませんが、この製品も筆圧対応するものと思われます。

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2.IdeaPad Duet 350i 筐体

Lenovo IdeaPad Duet 350i
タブレット本体にキックスタンドを備え、薄型のキーボードをセットして使う「Surfaceタイプ」の2 in 1です。ただし、Surfaceシリーズとは異なり、キーボードはBluetooth接続なので、本体にぴったりとくっつけなくても使用可能です。また、このキーボードはBluetoothのついた他のPCとも接続でき、「薄型の汎用外付けBluetoothキーボード」としても使えます。

Lenovo IdeaPad Duet 350i
正面から見たところです。10.3インチサイズということもあり、タブレット本体のベゼルは結構な太さになっています。

Lenovo IdeaPad Duet 350i
キーボードの拡大画像はありませんでしたが、コンパクトサイズながらしっかりタッチパッドもつき、パームレストもあります。また、この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「73キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列」となります。

10.3インチサイズなので、おそらくキーピッチは狭く、お子さんにはちょうどいいかもしれませんが、大人が使う場合は少し慣れを必要としそうですね。

Lenovo IdeaPad Duet 350i
もちろんタブレット単体でも使えます。キックスタンドがついていますので、デスクやテーブルの上で自立させることができますから、動画視聴などを楽しむのにも便利そうです。

Lenovo IdeaPad Duet 350i

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。付属するキーボードが薄型のBluetoothタイプなので、キーボード側にはポートはありません。タブレット本体にはUSB Type-Cポートが2つありますが、充電/給電ポートを兼ねていますし、USB Type-Aポートがなく、PCとして見る場合には少々ポート不足、という感があります。

3.IdeaPad Duet 350i 価格など

Lenovo IdeaPad Duet 350iは7月2日の発売予定です。この製品の前身機であるD330は直販モデルがなく、販売代理店(≒法人モデル)および量販店での取り扱いのみであることから、このDuet 350iも同様の扱いになりそうです。実際、ビックカメラではすでに予約販売がスタートしており、7月1日現在の価格は60,280円(ポイント10%つき)でした。

学習用端末としての利用を視野に入れた製品ですし、実際CPU性能やRAM/ストレージ構成も大人用のメインPCとして使うには少々心もとないものになっていますが、Officeとペンがついて6万円(ビックカメラだとポイント分を考慮すれば実質54,000円)で購入できますし、タブレット単体でもWebブラウジングや動画視聴を楽しめますので、サブPCとしてはいい買い物と言えそうです。

4.関連リンク

IdeaPad Duet 350i:Lenovo
IdeaPad Duet 350iicon:ビックカメラ

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