ASUS ZenBook 14 Ultralight － 14インチで重さ1キロを切る超軽量な高性能モバイルノート

ASUSが14インチモバイルノート「ASUS ZenBook 14 Ultralight」を発売しました。Ultralightという製品名の通り、14インチサイズながら重量1キロを切る超軽量筐体が大きなセールスポイントです。

ちょっと意外なことに、7月1日現在「14インチで普通のクラムシェル筐体のZenBook」というのは他にありません。あるのは「2画面ノート」のZenBook Duo 14なので、今回ご紹介する製品とは特性が全然異なります。ともあれ、「モバイルノートの重量は主要スペックの一つ」と考えているウインタブには、このZenBook 14 Ultralightはとても魅力的な製品と感じられます。

1.ZenBook 14 Ultralight スペック

バリエーションモデル

・UX435EAL-KC099TS（Microsoft Office H&B）
・UX435EAL-KC099T（WPS Office）
※システムスペックは同じ、付属するOffice製品のみ異なります

ポイント

・第11世代のCore i7-1165G7搭載
・RAM8GBのみ。ここは賛否があるかも
・512GBと大容量のSSD
・タッチパッドにNumberPadを搭載
・14インチノートとしては最小クラスのサイズ
・1 kgの超軽量筐体

2.ZenBook 14 Ultralight 筐体

正面から見たところです。ご覧のように4辺ともベゼル幅がかなり細くなっています。特に下部ベゼルは他社製品と比較しても圧倒的に細いですね。その理由として「エルゴリフトヒンジ」が採用されている、ということが挙げられます。

トップ画像を再掲します。ご覧のように、この製品はヒンジを開口すると天板の後部が底面に潜り込み、その結果キーボード面に適度な角度がついてタイピングがしやすくなる構造になっています（エルゴリフトヒンジ構造）。また、天板が「落とし込まれる」ので、結果として下部ベゼルも細く見えます。

ただ、それだけでなく、この製品は14インチノートとしては最小クラスのコンパクトさで、特に奥行き（短辺）201 mmというのは「画期的」と言えるくらいに小さいです。このようなサイズ感もまた、ベゼル幅が細くなっている理由と言えるでしょう。

なお、上部ベゼルは左右・下部ベゼルに比べて若干太めに見えますが、これはIRカメラ（顔認証に対応する赤外線Webカメラ）を搭載しているためでしょう。

天板です。筐体色は「パイングレー」という、落ち着いた色が使われています。筐体素材は不明ですが、超軽量でMIL規格（MIL-STD-810H）準拠の堅牢性を備えていますので、おそらくマグネシウム合金ではないかと思われます。

キーボードです。この画像は英語配列になっていますが、日本仕様は「86キー日本語キーボード（バックライトつき）」です。また、タッチパッドはテンキーとしても使える「NumberPad」が装備されています。数値入力の頻度が多い人には便利な機能です。

側面と入出力ポートの配置です。左側面（画像上）のUSB Type-CポートはどちらもThunderbolt 4と高規格なものになっています。また、この製品には「USBイーサネットアダプター」が同梱されますので、有線LAN接続も可能です。

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ZenBook 14 Ultralightには「ASUS インテリジェントパフォーマンステクノロジー (AIPT) 」という機能が搭載され、冷却性能やバッテリー稼働時間を含め、総合的なパフォーマンスアップを実現しています。ASUSによれば「最大で40%のパフォーマンス向上」とのこと。

3.ZenBook 14 Ultralight 価格など

ASUS ZenBook 14 UltralightはASUS Storeで販売中で、7月1日現在の価格は下記のとおりです。

・UX435EAL-KC099TS（Microsoft Office）：159,800円
・UX435EAL-KC099T（WPS Office）：139,800円
※税込価格

なお、7月31日までの期間「30日間返品保証キャンペーン」が適用されます。こちらの要領をよく確認する前提ですが、返品が可能というのは安心ですね。

4.関連リンク（ASUS Store）

ASUS ZenBook 14 Ultralight UX435EAL (UX435EAL-KC099T)
ASUS ZenBook 14 Ultralight UX435EAL (UX435EAL-KC099TS)