Lenovo 14e Chromebook Gen 2(AMD) － 14インチでタッチ液晶搭載、リーズナブルな価格のChromebook

Lenovoの14インチChromebook「Lenovo 14e Chromebook Gen 2(AMD)」をご紹介します。この製品は教育市場向けということになっていますが、Lenovo直販サイトで取り扱いがあり、Chromebookとしては良スペックでリーズナブルな価格になっています。「LenovoのLenovoブランド」の製品は、どちらかと言うと法人向け、教育機関向けといった性格が強く、直販サイトでもあまり目立ちませんが、実は個人利用にも適していると思われるものが少なくないんですよね。

1.Lenovo 14e Chromebook Gen 2 スペック

スペック表

バリエーションモデル

8月16日現在、スペック表記載の単一バリエーションです。

コメント

CPUのAMD 3015Ceは、AMDがChromeOS向けに開発したものです。Passmarkスコアを見ると「1,476」と、少々心もとない数字になっていますが、仕様がほぼ同じWindows向けCPU、AMD 3015eだとPassmarkスコアが「2,678」と、一気に高くなります。なので、Passmarkスコアにこだわらず、Chrome OS上では3015eと同等以上の処理性能になる、と考えていいんじゃないかと思います。Chrome OS上ではIntel Pentium Silverシリーズといい勝負くらいの実力を見せてくれそうです。

RAMは8GBと、Chrome OSを動かすには十分、ストレージは64GB eMMCと「並クラス」です。64GBでもChromebookとして不足はありませんが、Google PlayのAndroidアプリをたくさんインストールするような使い方だと、少々足りないと感じるかもしれません。

サイズは14インチのノートとしては普通くらいの大きさですが、重量1.45 kgというのがちょっと重いかな、と感じます。。しかし、この製品は教育市場向けということでMIL規格（MIL STD-810H）準拠の堅牢性を備え、耐水性キーボード、補強されたポートを搭載していますので、それが重量増の理由と思われます。

2.Lenovo 14e Chromebook Gen 2 外観

正面から見たところです。特に大きな特徴はない、というか、そんなに筐体が絞り込まれているという印象はありません。左右のベゼル幅もそれほど細くはありませんし、下部ベゼルはかなりの幅があります。

天板です。筐体色はストームグレー、筐体素材は不明ですが、上に書かせていただいたとおり、MIL規格準拠の堅牢な仕様になっています。

「耐水性」キーボードは78キーのJIS配列（この画像は英語配列になっています）。バックライトの有無については開示がなく、おそらく装備されていないでしょう。また、この製品は底面にスピーカーが見えませんので、キーボード面上部にステレオスピーカーが搭載されているものと思います。

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。「補強されたポート」というメーカー説明がありましたが、この画像を見る限り特に変わっている、という印象はありません。Chromebookとしてはポート類は充実している部類ではないかと思います。

3.Lenovo 14e Chromebook Gen 2 価格など

Lenovo 14e Chromebook Gen 2はレノボ直販サイトで販売中で、8月16日現在の価格は税込み49,940円です。確証はありませんが、平日夜（22時～翌6時）のナイトセールや週末セールでもう少し安く購入できる可能性がありますので、確認してみてください。

記事を書きながら、この製品はHP Chromebook 14aに近いパッケージングだと思いました。Chromebook 14aはCPUがPentium Silver N5030でRAMが4GBですが、この製品と同じく14インチでタッチ液晶を搭載するクラムシェルノート型のChromebookです。なので、購入検討の際の比較機種にいいのではないか、と思います。

4.関連リンク

Lenovo 14e Chromebook Gen 2(AMD)：Lenovo