日本でも正規販売されているゲーミングUMPC、ONEXPLAYER miniに最新・高性能なRyzen 7 6800Uを搭載する「Pro」が登場しました。日本時間の9月22日午前0時からONEXPLAYER公式ストア(海外サイトです。テックワン運営のONE-NETBOOK日本公式ストアではありません)で予約販売が開始されます。
1.ONEXPLAYER mini Pro 概要
スペック表
ONEXPLAYER Mini Pro |
|
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 6800U |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 16GB/32GB(LPDDR5-6400) |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB M.2 SSD(PCle 4.0 ×4 SSD) ※ウインタブ推定 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 7インチIPS(1,920 × 1,200)タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0 ※ウインタブ推定 |
入出力 | USB4 Type-C × 2、USB 3.0 Type-A、オーディオジャック |
カメラ | なし |
バッテリー | 48Wh/12,450mAh |
サイズ | 260 × 106 × 23 mm(最薄部) |
重量 | 599 g |
コメント
ONEXPLAYER mini Proの外観は既存モデルとあまり変わりません。しかし…
側面にLEDライトが追加され、既存モデルと差別化されています。
スペック面で大きな変更があったのはCPUで、従来モデル(Ryzen版)はRyzen 7 5800U搭載なのに対し、Proは最新世代のRyzen 7 6800Uを搭載しています。内蔵GPUにRDNA2アーキテクチャを採用したRadeon 680Mを搭載していますので、従来モデルよりもさらに快適にPCゲームを楽しめると思います。
RAMはLPDDR5-6400と高速な規格で16GB/32GBが設定されています。SSDについては9月20日現在、容量が開示されていません。一応ウインタブの推定、ということで512GB/1TB/2TBがラインナップされる(あるいは512GBの設定はないかも?)と予想しています。SSDの規格はPCIe 4.0というところまでは明らかになっていますが、従来モデルはPCIe3.0 ×4接続ですから、(4.0ということもありますし)×4接続になっていると思います。
ディスプレイは7インチで解像度は1,920 × 1,200です。一足先にリリースされたCore i7-1260P搭載モデルでは解像度が1,280 x 800に抑えられています(Core i7-1260P搭載モデルについてもONE-NETBOOK日本公式サイトではまだ取り扱いがありません)し、従来モデルでも1,920 × 1,200と1,280 × 800の設定があるのですが、今回ご紹介するProではいまのところ1,280 × 800のモデルはありません。
ポート配置は変更されていません。しかし、USB Type-Cポートの規格が3.2から4に上がりました。あと、筐体重量が599 gと若干軽くなっています(従来モデルは619 g)。
システム面では「ユーザーがTDP、ファン速度、GPUの周波数」をコントロールできるようになった、という説明がありました。ただ、この部分についてはリリース文書に「サラッと」書かれていただけなので、詳細は不明です。
2.ONEXPLAYER mini Pro 価格など
ONEXPLAYER mini Pro(Ryzen 7 6800U)は日本時間の9月22日午前0時からONEXPLAYER公式ストアで予約販売がスタートします。通常価格は1,199ドル(円建て参考価格は約172,600円。ONEXPLAYER公式サイトはドル決済のみとなります)ですが、「10月7日までの期間、予約金50ドルを先払いすれば919ドル(円建て参考価格は約132,500円)で購入ができ、ドッキングステーションや保護ケースがもらえる」という案内もありました。ただ、この記事執筆時点でまだ製品ページが公開されていないため、先行予約特典の詳細については不明です。かなりお買い得のようではありますが…。
なお、ONEXPLAYER公式ストアは日本への配送にも対応していますが、海外配送となるため、製品受け取り時に輸入消費税の支払いが必要です(おおよその目安は製品価格の6%プラス1,000円)。
従来モデルよりパフォーマンスの高いONEXPLAYER mini Pro、先行予約特典の詳細が判明したら、という条件付きではありますが、意外とお買い得に手に入れられるかもしれませんね。