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ONE-NETBOOK ONEMIX 5 - ヴィンテージとモダンの融合!表面に本革素材を使用したコンバーチブル2 in 1

ONE-NETBOOK OneMix 5
ONE-NETBOOK社が6月29日に都内でコンバーチブル2 in 1 PC「ONEMIX 5」を発表しました。7インチUMPCとしてデビューした初代OneMixから数えて5代目となるニューモデルです。ONEMIXシリーズは「4」からディスプレイサイズが10.1インチとなり、もはや「UMPC」と呼ぶには大きくなりすぎた感がありますが、コンパクトなモバイルノート(モバイル2 in 1)としてはスペックが高く、非常に魅力的な存在です。

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ONE-NETBOOK OneMix 5
初代から一貫して「コンバーチブル2 in 1」筐体を維持してきたONEMIXシリーズ、ONEMIX 5もコンバーチブル2 in 1筐体ではあるのですが、一般的な「ヒンジが360度回転する」タイプではなく、天板中央付近にもヒンジを備えるタイプ(フリップタイプ)になりました。このタイプの製品にはVAIO ZHP Spectre Folio 13がありますが、いずれも少々古い製品で、2023年のニューモデルとしてこのタイプの製品が発表されるのはちょっと驚きです。

ONE-NETBOOK OneMix 5
ONEMIX 5のコンセプトは「ヴィンテージとモダンの融合」です。表面素材(天板と底面を覆うカバー部分)にはレザーが使われます。このレザーは合成皮革ではなく「本革」です!

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ONE-NETBOOK OneMix 5
ディスプレイは10.1インチのLTPS、解像度は2,560 × 1,600でSurfaceペン対応(つまりMicrosoft Pen Protocol対応)ということなので、筆圧対応のペン入力が可能です。また、発色の方も108%sRGBと素晴らしい品質です。

ONE-NETBOOK OneMix 5
キーボードはバックライト付き。主要キーのキーピッチは18.5 mmを確保し、日本仕様には日本語配列も用意されます。…は、いいんですけど、この画像を見ると右SHIFTキーがないような…。後日日本語配列の実機を確認できたらいいんですけど。

発表会資料には完全なスペック表がなく、CPUがCore i7-1250U、RAMとSSDは32GB/2TB(最大容量の場合と思われます)、バッテリーは11,000 mAhで65Wの急速充電対応、との説明がありました。

製品特性を考えるとONEXFLYのような「攻めた性能」は必要なく、それよりはバッテリー駆動時間を伸ばしてくれる方がずっとありがたいので、CPUが第12世代の超省電力タイプ(かつてのCore-mの流れ、第11世代まではUP4とも呼ばれていました)であるのもうなずけます。ちなみに発表会資料によればONEMIX 5のPC Markスコアは「4,651(ウインタブの評価では『ビジネスPCとしては十分な性能』です)」、バッテリー駆動時間は「動画再生で約5.5時間」とのことです。

あとは「重さ」がどのくらいになるのかが気がかりです。タテ・ヨコサイズはモバイルPCとして十分に小さいものになっているはずですが、本革って結構重いはずなので、高級感と引き換えにやたらと重くなってはいないか、というのは気になりますよね?

ONEMIX 5は今夏発売予定で、価格はこの記事執筆時点では不明です。システムスペックは既存モデルのOneMix4Sからあまり変わっておらず、「フリップ型のコンバーチブル2 in 1筐体」に変わったこと、そして表面に本革素材を採用したことが大きな変更点と言えます。また、価格についても本革を使用しているぶん、「それなり」のものになると思います。

高級感、ヴィンテージ感にお金を払える人には購入検討の価値がある製品だと思いますが、スペック厨、コスパ厨な人の食指は動きにくいかもしれないですね。

関連リンク

ONE-NETBOOK日本公式サイト
7月2日現在、ONEMIX 5の製品情報はありません

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