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ONE-NETBOOK OneGx1 - 注目の7インチ・ゲーミングUMPC、ついに日本正規品の予約受付がスタート!

ONE-NETBOOK OneGx1
中国のUMPC(超小型ノートPC)メーカー「ONE-NETBOOK」が放つゲーミングUMPC「OneGx1」については、これまでに何度か情報記事を掲載しています。そして、ついにONE-NETBOOK社の日本正規代理店テックワンが、6月29日より予約受付をスタートさせました!安心の正規輸入品です。

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1.概要

  OneGx1
OS Windows 10
CPU Intel Core i5-10210Y
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB
ストレージ 256GB/512GB PCIe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 7インチIPS(1,920 × 1,200)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.1、(LTE/5G)
入出力 USB Type-C × 2、USB 3.0、microHDMI、オーディオジャック
カメラ なし
バッテリー 12,000 mAh
サイズ 173 × 136 × 21 mm
重量 625 g

CPUは第10世代(Amber Lake-Y)のCore i5-10210Y、RAMとストレージは8GB/256GB、16GB/512GBを選べます。またディスプレイは7インチのIPS液晶で解像度はWUXGA(1,920 × 1,200)です。

OneGx1の競合として、GPD WIN MAXが挙げられると思います。ディスプレイサイズが異なり、したがって筐体のサイズも異なりますが、OneGx1の購入を検討している人の多くは「GPD WIN MAXとどっちにしようか?」と考えているんじゃないでしょうか。

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実機で試してみないとなんとも言えませんが、カタログスペック上だとCPUやRAM、ストレージ、そしてディスプレイに関してはGPD WIN MAXのほうがよりゲーム向きかと思われます。GPD WIN MAXはCPUが第10世代でもIce LakeのCore i5で、しかも型番末尾が「G7」なので、グラフィック性能はかなり高くなっています。グラフィック以外の処理性能でもAmber Lake-Yよりは上でしょう。

また、ディスプレイですが、GPD WIN MAXは「1,280 × 800」です。解像度を低く設定しているんです。ゲームを良くプレイする人ならご存知かと思いますが、1,920 × 1,200と1,280 × 800だと、PC負荷がかなり違います。もちろん1,920 × 1,200のほうが高精細なんですけど、GeForceなどの外部GPUなしで、より安定し、カクカクしないゲームプレイを志向するなら1,280 × 800のほうがいいんじゃないでしょうか(OneGx1も設定で解像度を落とせばいいだけなんですけどね…)。

通信まわりではWi-Fi6に対応し、LTE対応モデルも選べます。「5G対応」ということも言われていますが、6月29日の段階ではLTE(4G)のみですね。ちなみにGPD WIN MAXはLTE対応しません。

ONE-NETBOOK OneGx1
トップ画像を再掲します。OneGx1は分離式のコントローラを両サイドに接続することができます。

ONE-NETBOOK OneGx1

クリックで拡大します

コントローラーを分離できる構造にした結果、このように多彩なスタイルでゲームをプレイできます。右下の画像のように片方だけでも使えますので、コントローラーを2人でシェアして対戦プレイなどもできます。

GPD WIN MAX 製品発表会
一方のGPD WIN MAXは、着脱式ではないものの、非常に凝ったコントローラーをキーボード面(と背面)に内蔵していて、こちらも非常に快適なゲームプレイが可能です(私も少しだけ試させてもらいました)。

ONE-NETBOOK OneGx1
ONE-NETBOOK OneGx1
コントローラーを分離したことにより、「おとなしい使い方(普通のUMPCとしての使い方)」もできます。というか、別にGPD WIN MAXでもおとなしい使い方はできるんですけど、OneGx1の場合、コントローラーなしだと一般的なUMPCと大差ないデザインになっていますので、ビジネスシーンでも使いやすいと思われます。GPD WIN MAXだとデザイン的にアレなんで、余計な誤解を招いてしまうかもしれないですよね。

ただ、背面のデザインはALIENWAREっぽくなっていて、ゲーミングPCらしいと感じられます。

2.価格など

ONE-NETBOOK OneGx1はONE-NETBOOK日本公式サイト(テックワン運営)およびAmazonで予約注文を受け付けていて、6月29日現在の予約価格は下記のとおりです。

8GB/256GB/Wi-Fi:89,800円(98,780円)
8GB/256GB/LTE:99,800円(109,780円)
16GB/512GB:Wi-Fi:108,800円(119,680円)
16GB/512GB/LTE:116,800円(128,480円)
※カッコ内は税込み価格
※予約特典として「専用ゲームパッド、キャリングケース、microHDMI変換ケーブル」付属

予約特典の「コントローラー」はぜひ欲しいところ。というか、これは絶対に必要ですよね。購入が決まっているのなら早めに予約するのがいいと思います。

価格のほう、最低価格だと10万円を切るものの、ゲーミングPCでストレージ256GBというのは少々心もとないので、できれば512GB版にしたいところですが、そうなると10万円オーバーですね。ほとんどの読者は織り込んでいた価格だと思いますけど。

記事中でライバル製品と比較してみましたが、「どっちがいいか」ということはわかりません。読者のみなさんが判断すべきことかと思います。実際、一長一短ありますしね。ただ、それなりの出費にはなりますので、自分のゲームスタイルとか、非ゲーミング用途での利用シーンとかをよく考えて決めたいところです。

3.関連リンク

OneGx1:ONE-NETBOOK日本公式サイト
【国内正規版】OneGx1:Amazon

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コメント

  1. なお より:

    よさそう
    値段もお手頃ですね
    同時購入だとモバイルモニターも安くなるのか
    なやむw

  2. 七條 より:

    Tigerlake搭載の本命、ONE-GX proの実機動画が出てきていたみたいですね
    UP4仕様のi7-1160G7の様なので、4C8Tに96EUのiGPUを搭載していますね
    GPD WIN MAXと比較した場合、世代分だけ(特にiGPUが)高性能、ワット数だけCPUのクロックが不利と言ったところでしょう
    FF14ベンチではノートパソコン標準画質FHD解像度でスコア9216のようですので、PS3世代のゲームであれば高画質でも余裕、PS4世代のゲームでさえも設定次第で60FPSで動くレベルですね
    より具体的にはMX250搭載機のスコアが同条件で7900弱で、5年ほど前のミドルクラスゲーミングノートといえるGTX960M搭載機と互角に戦えるスペック(FF14ベンチ同条件でスコア9300弱程度の構成になります)という恐ろしい現実が生えてきているんですよね……
    とはいえ、One-GX1はi5-10210Yという廉価品を搭載してさえ本体のみ価格でも10万円なので、より高価なi7-1160G7を搭載したpro版はお値段もお高い可能性しかないのだけが懸念事項ですね……