ONE-NETBOOK One Mix 1S レビュー - One Mixシリーズの新しいエントリーモデル、UMPCとして必要十分な実力です(実機レビュー:かのあゆ)

One Mix 1S 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。ONE-NETBOOK社は7月に7インチUMPCのエントリーモデルとなる「One Mix 1S」を発売します。株式会社テックワンが正規代理店となり、日本国内でも8月上旬に発売されることが決定しています。初代One Mixのアップデート版となる本機ですが、実態としてCPUとSSD容量以外は後継モデルのOne Mix 2/2S準拠となっていて、価格も現行One Mixシリーズの中では最も購入しやすい価格に設定されています。
ONE-NETBOOK One Mix 1S - リーズナブルなスペックと価格の7インチUMPC、テックワンが国内先行予約販売を開始!

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そんなOne Mixシリーズ最新エントリーモデルを実機レビューします。なお、今回レビューするOne Mix 1SはONE-NETBOOK社提供の評価用ユニットで、製品版とは一部仕様が異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。今回製品を提供していただいたONE-NETBOOK社にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

1.スペック

One Mix 1S スペック
搭載されているOSはWindows 10 Homeで、CPUはKaby Lake世代のIntel Celeron 3965Yです。このCPUはは競合機となるGPD Pocket 2のAmber Blackに搭載されているものと同じもので、初代One MixがCherry Trail世代のAtomの一番下のグレードとなるx5-Z8350だったので、大幅にスペックアップしたことになります。

同じKaby Lake世代のCore m3-7Y30と比較すると負荷がかかった際にクロック周波数を上げてパフォーマンスを向上する「インテル・ターボブースト・テクノロジー」に対応していないという差異はありますが、GPUはCore m3と共通のIntel HD Graphics 615を搭載しています。

RAMは8GB、ストレージは128GBで、容量だけ見ると初代One Mixから変更されていませんが、ストレージに関してはOne Mix 2/2Sと同じく規格がeMMCからPCIe接続のSSDに変更されています。高速なPCIe接続のSSDを採用したことにより、OSやアプリの起動速度は初代One Mixよりも大幅に高速化しています(後述します)。

ディスプレイは7.0インチ1,920×1,200で視野角の広いIPSパネルを採用しています。初代One MixやOne Mix 2/2Sと同様の仕様となっており、2,048段階の筆圧をサポートするスタイラスペンのサポートや10ポイントまでのマルチタッチに対応します。ディスプレイのサイズが既存の7インチ版One Mixシリーズと共通なので、液晶保護フィルムに関してはすでに販売済みとなっているPDA工房製のOne Mix 2/2S用のものがそのまま流用可能です。

ONE-NETBOOK One Mix 2/2S専用液晶保護フィルム : PDA工房

初代One Mixには搭載されていなかった指紋認証センサーが搭載されたことにより、Windowsのサインイン時にパスワードやPINコードではなく指紋でログインすることが可能になりました。

バッテリー容量は6,500mAhで、初代One Mixとは異なりUSB PDによる急速充電をサポートしており、付属するACアダプターもUSB PD準拠のものに変更されています。

工場出荷時バージョン情報
工場出荷時のストレージ空き容量
出荷初期状態のシステム情報とストレージの空き容量はこのようになっています。Windows 10のバージョンはMay 2018 Update(バージョン1803)で、手動アップデートによる最新バージョンのApril 2019 Update(バージョン1903)への更新も特に問題なく行うことができました。

ストレージ容量はWindows Updateも一切行っていない状態で98GBほどの空きが確保されています。

One Mix 1SはSSDの換装や増設を行うことはできませんが、外部ストレージとしてMicroSDXCカードをサポートしているため、ストアアプリのインストール先や各種ドキュメントの保存先をSDカードに変更することも可能です。

2.デザイン

付属品
付属品はUSB-Cケーブル、USB PD対応ACアダプター、マニュアルです。電源アダプターは初代One MixではMicroUSBタイプのものが付属していましたが、One Mix 1Sでは上位モデルのOne Mix 2/2S同様USB-Cケーブルと急速充電に対応するアダプターが付属するようになっています。

マニュアルは今回レビューしているOne Mix 1Sがgeekbuyingなどで取り扱われるグローバル準拠仕様のモデルということもあり、英語と中国語表記のみのものが付属していますが、8月に株式会社テックワンから発売される国内仕様では日本語表記のマニュアルが付属します。

天板
天板です。基本的に初代One Mix、ハイエンドモデルのOne Mix 2/2Sと共通の筐体で、CNC加工が施された美しいアルミボディもそのまま継承されています。

前面
左側面
前部と左側面にはポート類やボタン類などはありません。

右側面
右側面は3.5mmヘッドフォンジャック、MicroSDカードスロット、USB-Cポート、MicroHDMIポート、USB 3.0ポート、電源用LEDが備わっています。One Mix 2/2S同様One Mix 1SではUSB-Cポートから電源を取ることができるようになり、初代One Mixに装備されていたMicroUSBポートは廃止されています。

ACアダプターに関しては製品に付属しているもののほか、USB PD対応のサードパーティ製ACアダプターやモバイルバッテリーを利用しての急速充電もサポートしています。初代One MixでもMicroUSBポート経由で充電することが可能でしたが、USB-Cポート経由でより高速に充電を行うことができるようになったのは非常にありがたいところです。

後部
後部には排気口が配置されています。

ONE-NETBOOK One Mix 1S レビュー
底部です。この辺のデザインもONE-NETBOOK社のロゴが異なる点を除けばほぼ初代と共通のもので、Core m3やCore i7を搭載したOne Mix 2/2Sと異なり、Intel InsiderロゴステッカーもAtom X5-Z8350を搭載していた初代One Mixと共通のデザインになっているため、一見するだけでは初代と2/2S、1Sの区別がつきにくいです。

正面
正面から見てみます。ディスプレイのベゼル周りのデザインも初代One MixやOne Mix 2/2Sと同様のものです。もともと初代One Mixの時点でハードウェアのアップデートにも対応できるように開発されていたようなので、ある意味デザインの変更が一切行われていないのは当然といえば当然といえるかもしれません。

キー配列
キーボードの配列も基本的には初代One MixやOne Mix 2/2Sと共通です。初代One Mixからの変更点としてマウスキーとなりにWindows Helloに対応した指紋認証センサーが搭載されています。今回レビューしているOne Mix 1Sは最終版ではないということで、実際の製品版では変更される可能性もありますが、指紋認証センサー部の色はOne Mix 1S発表時のプレス画像とは異なりOne Mix 2/2S同様「黒」でした。

指紋認証の精度は非常に高速で、Windowsログイン時にパスワードやPINを入力しなくてもワンタッチでログインできるのはやはり便利です。

キー配列
キー配列は初代One Mixから変更されておらず、初代One MixやGPD Pocketシリーズからの乗り換えや買い足しであればすんなり移行することができるかと思われます。

このサイズのPCをメインで作業できるかどうかは人によって異なると思いますが、かのあゆ個人としては初代One Mixもそうですがコンパクトサイズながらキーピッチも十分広くとられており、快適に文章作成ができる完成度の高いキーボードだと思っています。

残念ながら初代One Mixに搭載されていたキーボードバックライトはOne Mix 2/2S同様廃止されてしまっており、ESCキーに初代One Mix同様キーボードバックライトマークの表記は残っているものの、機能しなくなっています。

キーボードバックライト自体は搭載されていなくても特に困るというわけではありませんが、位置づけ的には初代One Mixのアップグレード版ということもあり、できれば残してほしかった…とは思っています。

テントモード
タブレットモード
現在では他社の競合製品でも同じようなスタイルにできる製品が登場していますが、当初はOne Mixシリーズの特権であった2 in 1スタイルでテントモードやタブレットモードに切り替えることができる利点も継承されています。

特にタブレットモードは、7インチサイズということもあって非常にコンパクトなWindows 10搭載タブレットに早変わりし、混雑する電車内でのOfficeドキュメントの確認やWEBサイトの観覧などで活躍してくれます。タブレットモード時に完全にフラットにならず少し浮いてしまう点も初代と同様ですが、個人的にはあまり気になることはありませんでした。

実際の製品版ではスタイラスペンは別売
また今回のレビュー機には別売となっている専用スタイラスペンも付属していました。基本的に初代One Mix(左)のオプションとして用意されていたものと同じもので、初代One Mixや2/2Sで専用スタイラスペンを所有しているのであればそれをそのまま使いまわすことが可能です。

お絵描き専用機としても活躍しそう
かのあゆ自身絵心がないので初代One Mixも含め専用スタイラスペンをあまり活用できていませんが、One Mix 1Sでは2,048筆圧までサポートしており、ペイントソフトなどを別途用意すればイラスト作成用PCとしても大いに活躍してくれそうです。

もともと初代One Mixから非常に質感の高い筐体で満足度は高かったのですが、その後継となるOne Mix 1Sでもその質感の高さはしっかり継承されています。One Mix 2SやOne Mix 3シリーズとは異なり、今のところカラーバリエーションは「シルバー」一色のみのラインアップとなるようですが、非常に落ち着いたカラーリングでビジネスシーンでの利用でも違和感なく使っていけるかと思われます。

3.使用感

ディスプレイ

One Mix 1Sのディスプレイは初代One MixやOne Mix2/2Sと同じく視野角の広いIPSパネルを採用しており、解像度も1,980×1,200と高解像度のものが搭載されています。UMPCに限らず廉価モデルだと解像度をワンランク落としてコストを抑えるケースもありますが、One Mix 1Sに関してはこの辺に関しても妥協されておらず、上位モデルのOne Mix 2/2Sと同等のスペックとなっています。

もともと初代One Mixの時点で解像度はWUXGAとなっており、画質面でも不満を感じることはありませんでしたが、One Mix 1Sのディスプレイに関しても表示品質は十分すぎるレベルのもので動画鑑賞などで色合いがおかしいと感じることはありませんでした。

Windows 10 Homeでのデフォルトの倍率設定は「200%」となっており、倍率を100%に変更するとかなり広く画面を使うことができますが、7インチサイズのため、倍率100%で常用するにはさすがに厳しい細かさになってしまうので、標準設定のままがベストかと思われます。

ただし、一部アプリではこの倍率設定だとダイアログボックスの下が途切れてしまうことがあるため、その場合は「150%」や「175%」に下げてもいいかもしれません。

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キーボード

デザインの項目でもふれたとおり、キーボードに関しても初代One MixやOne Mix 2/2Sと同じ配列で変更は一切行われていません。

実際にこの記事もOne Mix 2Sで執筆していますが、GPD WinシリーズやMicroシリーズのキーボードだとタッチタイピングがもはやできないキーピッチとなっているのに対し、One MixシリーズやGPD Pocketシリーズのキーボードはコンパクトな筐体にタッチタイピングできるキーボードを搭載しているので非常に快適に文章作成ができています。

ただフルサイズのノートPCと比較するとやはりファンクションキーなど一部配列に癖があり、「このサイズのキーボードは使いづらい」と感じる方もいるので同じ筐体のOne Mix 2Sの実機を展示しているビックカメラ/ソフマップやヨドバシカメラ店舗が近くにあるのであれば一度実物を確認したほうがいいかもしれません。

ポインティングデバイスは相変わらず光学式タイプのポインターですが、初代One Mixで起きていた誤クリック問題に関しては改善されたのか「マウス操作をしていてタップクリックが誤動作してしまう。」といった現象は今のところ発生していません。

スピーカー

内蔵スピーカーの仕様も初代One MixやOne Mix 2/2Sから変更されておらず、モノラル仕様のものが搭載されています。そのため「音楽を高音質で楽しみたい!」という用途であればUSB DACを接続して外部スピーカーで出力してしまったほうが良いかと思われますが、ノートPCに搭載されているスピーカーとしては極端に音質が悪いというわけでもなく、また音割れが発生するということもなく、気軽に楽しむ分には十分な音質を確保しています。

バッテリー

公式スペックとしては「最大12時間稼働する」とされているOne Mix 1Sですが、バッテリーベンチソフト「BBench」でフル充電の状態からバッテリー切れで自動的にサスペンド状態に入るまでの時間を計測したところ、実際の稼働時間はちょうど3時間程度でした。

BBenchの場合「WEBブラウズとテキスト入力」を前提にベンチマークを行っていますが、Wordでの文章作成や各種WEBブラウジングを行う実利用においてもおおむねバッテリーの持ちは3~4時間程度持つ印象です。この辺に関してはAtom x5-Z8350を搭載している初代One Mixとほぼ同じ稼働時間となっており、よりパワフルになったKaby Lake世代のCeleron 3965Yを搭載してこの稼働時間ならむしろ優秀だと思います。

また前述のとおりOne Mix 1SではUSB PDによる急速充電にも対応しており、付属するACアダプターやUSB PD対応モバイルバッテリーを利用することでおおむね2時間程度でフル充電が完了してしまうため、特に外出時のバッテリー切れに関して気にすることはないかもしれません。

初代One Mixと比較して

見た目の区別はつきづらい
現在も愛用中の初代One Mixと比較すると、見た目に関してはキーボード部の指紋認証センサーの有無を見ないと本当に区別がつきにくくなっていますが、パフォーマンスに関しては大幅に向上しています。

PCIe接続のSSDだけにリードライト性能は超高速
CPUがAtomからKaby Lake世代のCoreシリーズをベースにしたCeleron 3965Yに変更されたことにより、初代One Mixで感じられたスタートメニュー展開時のもたつきがなくなってサクサク動作するほか、ストレージに高速なPCIe接続のSSDを採用したことにより、OSの起動やアプリの立ち上がりも非常に高速化しています。


実際に初代One MixとOne Mix 1Sを同時起動する動画をアップロードしました。eMMCを搭載した初代One Mixではブートロゴの表示からWindowsログイン画面まで時間がかかっていますが、PCIe接続のSSDを搭載したOne Mix 1Sでは待ち時間が大幅に減少しています。

実際のベンチマークスコアは後述しますが、One Mix 1Sに搭載されているCeleron 3965YはちょうどAtom x7-Z87xxとCore m3-7Y30の中間くらいのスペックとされており、初代One Mixに搭載されていたAtom x5-Z8350よりも大幅にパフォーマンスが向上しています。

UMPCに何を求めるかは人によって異なると思いますが、かのあゆ個人としてはこの小さいPCで3Dゲームをプレイしようとは思わず、正直Celeron 3965Yでも十分すぎるパフォーマンスだと思います。WordやExcelの利用やGIMPでの画像編集、WEBブラウジングなどでパフォーマンス不足を感じる箇所はなくなっており、Windows環境でゲームをしないのであればメインPCとしても使っていける性能です。

4.性能テスト

ドラクエベンチ(標準)

参考:
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 8,129
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 8,055
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 7,920
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 7,722
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 7,646
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 7,481
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 7,080
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 7,053
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 7,030
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 7,001
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 6,844
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 6,323
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 6,293
ONE-NETBOOK One Mix 2S(Core m3-8100Y): 6,136
HP 15-db0000(Ryzen 3 2200U): 6,017
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 5,926
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 5,888
ドスパラ Critea DX-K H3(Core i3-7100U): 5,159
PEPPER JOBS GLK-UC2X(Celeron N4100): 3,127
GPD WIN(Atom X7-Z8700): 2,829
ドスパラ Altair VH-AD3(Celeron N3450): 2,652
ドスパラ Diginnos DG-CANPC(Atom X7-Z8700): 2,618
Beelink BT7(Atom X7-Z8700): 2,488
GPD Pocket(Atom X7-Z8750): 2,436
ドスパラ raytrektab DG-D10IWP(Celeron N4100): 2,348
ドスパラ Diginnos Stick DG-STK5S(Celeron N4000): 2,330
Chuwi Hi 13(Celeron N3450): 2,288
GOLE 1 Plus(Atom Z8350): 1,492
One Netbook One Mix(Atom X5-Z8350): 1,359

ONE-NETBOOK One Mix 1S レビュー
参考:
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 4,337
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 4,238
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,234
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 4,210
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 4,199
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 4,165
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 4,128
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,895
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U):3,724
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,674
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,645
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,634
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 3,562
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,181
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,130
ONE-NETBOOK One Mix 2S(Core m3-8100Y): 2,876 
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 2,798
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 2,768
HP 15-db0000(Ryzen 3 2200U): 2,577
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 2,036

まずは「ドラゴンクエストX オンライン ベンチマーク」での性能テストです。同じIntel HD Graphics 615を搭載しているとはいえ、さすがにGPUのコアクロック数も抑えられていることもあって、おおむね同じGPUを内蔵するCore m3-7Y30、またCore m3-8100Yの3分の2程度のスコアを計測しています。ベンチマークテスト中若干フレーム落ちしているような個所も見受けられたため、実際の製品版をプレイするには若干グラフィック設定を調整する必要があるかもしれませんが、「ドラクエX オンライン」クラスの軽量な3Dゲームであれば十分プレイすることが可能です。

DDON
参考:
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 4,154
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 4,079
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,985
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,951
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,940
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 3,935
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 3,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,890
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,858
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,596
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,487
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,192
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,012
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 2,829
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 2,728
ONE-NETBOOK One Mix 2S(Core m3-8100U): 2,575
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 2,264
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 2,197
HP 15-db0000(Ryzen 3 2200U): 2,194
ドスパラ Critea DX-K H3(Core i3-7100U): 2,087

ハードウェア要件がドラクエよりも高めの「ドラゴンドグマオンライン(DDON) ベンチマーク」での計測結果もかなり健闘しています。さすがにCore m3-8100Yを搭載したOne Mix 2Sには届かないスコアではあるものの、同じKaby Lake世代のCore m3-7Y30を搭載したCube Mix Pluisのスコアに迫るものになっています。

3DMark
参考:
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 1,157、4,652
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 1,136、4,524
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 1,126、4,746
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 1,116、4,367
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 1,097、4,471
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 1,084、4,282
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 1,070、4,365
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 1,020、4,358
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 1,017、4,350
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 1,000、4,304
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 984、4,262
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 949、4,137
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 942、4,118
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 936、3,972
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 923、3,857
HP 15-db0000(Ryzen 3 2200U): 903、3447
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y: 878、3,646
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 680、2,889
ONE-NETBOOK One Mix 2S(Core m3-8100U): 676,、2,473
Lenovo ThinkPad 13(Core i3-6100U): 673、3,183
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 611、2,469
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 511、2,113
ドスパラ Diginnos DGM-S12Y(Core m3-6Y30): 496、2,586
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 493、2,102
※左からFire Strike、Sky Diverのスコア

3D Markでのベンチマークスコアではなぜか上位モデルであるOne Mix 2Sのスコアを上回るという面白い現象が起きています。この辺に関しては3D MarkやIntelのグラフィックドライバなどがOne Mix 2Sのレビューを行った今年1月の時点から何回かアップデートされており、その辺の差異も考慮しないといけないためどうとも言えないのですが、どちらにしても少し前の3DゲームやWindowsストアで公開されているカジュアルなゲームであれば十分プレイできる性能です。

PCMark
参考:
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 2,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 2,873
DELL Inspiron 15 7000(7570)(Core i7-8550U、GeForce MX130): 2,824
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
ONE-NETBOOK One Mix 2S(Core m3-8100U): 2,664
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 2,606
HP 15-db0000(AMD Ryzen 3 2200U): 2,455
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 2,198

ビデオチャットやWEBブラウジングなど、GPUではなくCPU自体の性能が考慮されるPC MarkでのベンチマークスコアはさすがにOne Mix 2Sより控えめなスコアを計測しています。ただしそれでも同じKaby Lake世代のCore i3に迫るスコアを計測しており、Microsoft Officeなどのビジネスアプリの利用やWEBブラウジングを行う分には前述の通り不満を感じることはありませんでした。

実際にOne Mix 1Sで動画編集などの重い作業を行うようなケースはあまり存在せず、WEBブラウザやビジネスアプリの利用がメインになるかと思われるため、小型UMPCとしては十分すぎる性能だと思います。

5.まとめ

ONE-NETBOOK One Mix 1SはONE-NETBOOK社の正規代理店である株式会社テックワンが、技適を取得したうえで日本語マニュアルを添付し、国内保証を受けられる国内仕様モデルの先行予約を受け付ていて、予約価格は税込み49,800円です。なお、出荷予定は8月上旬となっています。

この製品に関しては、Banggoodなどの海外通販サイトでも購入ができますが、国内正規版に割高感が全くない(数百円違う程度)上、保証面でも安心できますので、購入するのならテックワン扱いの国内正規版をおすすめします。

製品名から感じられる、この製品の位置づけとしては初代のアップグレード版ということなのですが、ハードウェアに関してはOne Mix 2シリーズと共通化された部分も多く、どちらかといえばOne Mix 2シリーズをベースにした新しいエントリーモデルとして考えたほうがよさそうです。

実際に使ってみると初代One Mixで感じていたいくつかの不満点が改善されており、パフォーマンスも体感できるほど高速化しており、初代One Mixはもちろんのこと、競合機である初代GPD PocketやAtom x5-Z8350を搭載した8インチWindowsタブレットの乗り換え先としてもかなり満足できる一台に仕上がっています。

UMPCに何を求めるかは人によって異なると思いますが、かのあゆ個人としては「ポケットに入ってどこでもさっと起動できるフルWindows環境」としてのUMPCに魅力を感じており、Core m3やCore i7を搭載するOne Mix 2シリーズは少しオーバースペックと感じているので、Celeron 3965Yを搭載したOne Mix 1Sでも十分快適に運用できるというのが今回のレビューで感じたことです。

「高解像度ディスプレイ、高速SSD、指紋認証、コンパーチブル2 in 1スタイルで小型タブレットとしても利用可能」とOne Mix 2シリーズの利点は継承しつつ、販売価格は約5万円と初代One Mixと同じ価格帯を実現しており、かのあゆ個人としてはOne Mixシリーズの本命はこの1Sだと思っています。

6.関連リンク

One Netbook One Mix レビュー - 7インチのUMPC…いや違う!7インチのコンバーチブル2 in 1だ!(実機レビュー)
One Netbook One Mix 2S レビュー - 使いやすくてしっかりした筐体に加え、期待を大きく上回るパワフルさを備えたUMPCにしてコンバーチブル2 in 1!(実機レビュー)
ONE-NETBOOK One Mix 1S - CPUにCeleron 3965Yを搭載、より購入しやすくなった7インチUMPCが登場しました!(かのあゆ)
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ONE-NETBOOK One Mix 1S(国内正規版) : 株式会社テックワン

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コメント

  1. 匿名 より:

    私もUMPCは7以上~8未満がスイートスポットだと思います
    今後10nm世代省電力帯の大幅TDP上昇で
    必然的に8インチにせざる得ないという理由はまあ理解しますけど
    だったらせめて同じ8インチでも
    21:9ウルトラワイド採用とかUMPCなりの最大効率化の工夫は必要
    ついでにキーボードも改善できるしね
    そして8インチジーンズポケット再現(言いたかっただけ

  2. しまやん より:

    かのあゆさんのレビューは(もちろん他の皆さんもそうですが)、
    非常に参考になるところが多くて、毎回楽しみにしています。

    この大きさと重量であれば、ビジネス系の使い方も想定されると
    思うのでOfficeアプリやOfficeモバイルアプリがどの程度の
    使い勝手なのかが気になります。

  3. 匿名 より:

    俺もかのあゆさんのレビューは好きだぞ

  4. 匿名 より:

    One Mix 1SはOne Mix 2Rって名前の方がよくない?

  5. natsuki より:

    5Vの安価なモバイルバッテリーでの充電はできますでしょうか? 初代GPD PocketやOne MixのようなAtom機は、これが処理能力不足を補って余りある利点だったんですが。

    • かのあゆ より:

      >>natsukiさん
      電源周りも基本的にOne Mix 2シリーズと共通の仕様になっちゃってるので30WのUSB PD規格に対応したモバイルバッテリーじゃないとサポートされていないみたいです…
      Omarの10,000mAhのを注文しましたがOne Mix 1S/2シリーズで行けそうなのでサポートされてるのだとこれが一番安く買えるバッテリーになっちゃうみたいですね..

      • natsuki より:

        なるほど、ありがとうございます。
        ハイスペック化するのは嬉しいけど、モバイルバッテリーもしっかり考えて選ばなくちゃいけませんね。

  6. 匿名 より:

    Omarsの30W対応の10000mAhはかなり大きく重いですよ。充電するためのAC電源も通常の18W用じゃなく30W用買わなきゃいけなくてこっちも大きい。その割にOneMix2ぐらいのCPU積んでると1時間で全部使い切っちゃいます。
    実際モバブも一緒に持ち歩くとかなりの重さになるのでこれならもう一回り大きいUltraBook買った方が持ち運び楽でキーボードも打ちやすいとなります。

  7. 匿名 より:

    ファンの音はうるさいでしょうか?
    GPD Pocket2はファンの音がうるさく、ファンOFFボタンで静かに出来ますが本体がかなり熱を持ちます。
    Celeronだと発熱が少なくなる分、静かになると期待しますが・・・

    • かのあゆ より:

      >>匿名さん
      ドラクエベンチを最高画質設定で回してた時は流石に熱持ってファンがブンブン回ってましたが、通常利用時は特に熱が持つこともありませんしファンの音も気にならないですよー