記事にアフィリエイト広告を含みます

Jumper EZpad Pro 8 - Jumperから、久しぶりにヒンジつきのデタッチャブル2 in 1が発売されました。低価格なのも魅力!

Jumper EZpad Pro 8
EZbookシリーズ(ノート)やEZpadシリーズ(タブレット、2 in 1)でおなじみの中国メーカー、Jumperが新しいデタッチャブル2 in 1「EZpad Pro 8」を発売しました。筐体構造は特に新しさを感じないものの、ヒンジがつき、キーボードを接続すればほぼ完全なノートPC形態になる、使いやすそうな製品です。

スポンサーリンク

1.スペック

Jumper EZpad Pro 8
CPUは現行世代のGemini Lakeではなく、一つ前のApollo LakeのCeleron N3450が搭載されています。ただ、N3450は4コアでCeleronとしては高性能なものなので、Gemini LakeのN4000(2コア)よりはパフォーマンスが高く、この点は歓迎できます。

RAMは8GB、ストレージは128GBと十分な容量になっていますが、ストレージに関してはSSDではなくeMMCのようです。この製品はノートPCではなくタブレットが本体になりますので、構造的にSSDの搭載が難しいのかもしれません。しかし、このRAMとストレージ構成であれば、比較的軽めの仕事であれば十分こなせると思います。また、タブレット製品にありがちな「Windowsの大型アップデートに備えてストレージを大掃除する」みたいなことも心配しなくてよさそうです。

ディスプレイは11.6インチと、タブレット製品としては大型で、解像度もFHD(1,920 × 1,080)です。8インチとか10.1インチタブレットの場合、解像度がWUXGA(1,920 × 1,200)であることが一般的ですが、この製品はノートPCによく使われているアスペクト比16:9です。

入出力ポートは、タブレット単体としては2つのUSBポート、microHDMI、microSDカードリーダーと、最低限の水準はクリアしていると思います。また、キーボード面にUSBポート(規格は開示されていません。ウインタブでは2.0規格であると推測しています)が1つありますので、ノートPCとして見ても悪くないと言えるでしょう。11.6インチサイズですし。

カメラに関しては、ちょっとわからないところがあります。スペック表ではイン側のみにWebカメラがある、ということなのですが、製品画像(後掲します)を確認すると、どう考えてもアウト側にもカメラがついているんですよね…。上記のスペック表では一応「イン側のみ」としています。

サイズはタブレット単体のものしか開示されていません。単体で見ると、11.6インチで重量600 gというのは大健闘していると言えます。ただし、キーボードを含めた場合、トータルで1 kgを越えるのはほぼ確実かと思います。この製品の構造上、キーボードを軽くしてしまうと、ノートPC形態のときにひっくり返ってしまいますから。

2.筐体

Jumper EZpad Pro 8
キーボード接続時の正面画像です。タブレットが本体のデタッチャブル2 in 1にしてはベゼルがそこそこ細く見えますが、中華製品の場合、画像加工されているケースもしばしばなので、あまり期待しないほうがいいかと思います。見た感じ、ごく普通のクラムシェルノートに見えますね。

スポンサーリンク

Jumper EZpad Pro 8
キーボードです。横幅いっぱいにキーボードが配置されていますし、パームレストも小さく見えますので、11.6インチサイズとしてはキーピッチが大きめなのではないか、と思います。もちろん英語配列ではありますが、配列にクセはあまりないと思われ、使いやすそうな感じです。

Jumper EZpad Pro 8
タブレット側のポート構成です。ポート類は右側面に集中していて、スピーカーは両サイドについているようです。Androidタブレットの場合、この配置でも「実はモノラルスピーカー」なんてケースもありますが、この製品はちゃんとステレオなんじゃないか、と思います。

Windowsロゴは、ひとつ上の画像だと下部ベゼルにありましたが、この画像では右側面です。どっちが本当なのかよくわかりませんが、このロゴはおそらくセンサーボタンになっていて、「いわゆるWindowsボタン」として使えるはずです。

それと、説明にはありませんが、右側面の一番下にDC-INらしきものがあります。なので、この製品はUSB給電ではなく、独立した電源ポートがある、と考えていいでしょう。

Jumper EZpad Pro 8
キーボード接続時の背面です。キーボード側にもUSBポートがあるのが確認できます。また、ヒンジ部分の構造もなんとなくわかりますよね。3年ほど前にウインタブで実機レビューをした「EZpad 6」と同じ構造だと思います。

Jumper EZpad Pro 8
これ、タブレットの背面(ノートPC形態時の天板)です。お気づきでしょうか?そう、ロゴが変わりました!古くからのウインタブ読者も私も、「ビッグサプライズ!」ですよね?…だからどう、ということもないんですけど。

あと、上に書いたように、「どう見ても背面にカメラがある」と思いませんか?

3.価格など

Jumper EZpad Pro 8は中国の通販サイト「Gearbest」で販売中で、4月27日現在の価格は255.99ドル(28,031円)です。この価格にはキーボードも含まれます。セール価格なんですけど、個人的にはかなり割安な印象があります。

CPUのCeleron N3450はGemini Lakeでないとは言え、下手にN4000なんかを搭載されるよりも数段実用的な選択だと思います。私の経験上、N3350(N4000)とN3450(N4100)は体感できるくらいには性能差があります。もちろんN3450(N4100)のほうがずっと快適です。また、RAMとストレージ容量にも余裕がありますし、ヒンジつきのデタッチャブル2 in 1なので、タブレット単体でもノートPC形態でも使い勝手がいいと思います。ウインタブ読者のサブマシンとしてもいい仕事をしてくれるんじゃないでしょうか。

4.関連リンク

Jumper EZpad Pro 8:Gearbest

スポンサーリンク

コメント

  1. サンショクカレー より:

    キーボードから取り外すと、ベゼルのWindowsマークが移動する仕様www

    • wintab より:

      こんにちは。だったらいいなあ、と私も…。多分CGの段階で製品画像を準備しちゃって、間違い探しとかしてないんでしょうね。