GXMO GX55 ― Jasper LakeのCeleronを搭載する手ごろなミニPC、ライトな使い道に十分か

GXMO GX55
こんにちは、natsukiです。先日、Jasper LakeのCeleronを搭載したミニPC「TRIGKEY GREEN G2」をレビューし、新世代CPUの実力アップを実感しました。ここにまたひとつ、Jasper LakeのCeleronを搭載した魅力的なミニPC「GXMO GX55」が、海外通販Banggoodで発売されたので、紹介したいと思います。Celeronといえども、Jasper Lake世代であれば、オフィスワークやWEBブラウジング、動画視聴、簡単な画像処理などには十分快適に使える性能となっています。GREEN G2とは価格も性能も似た製品なので、想定する用途によって適した方を選ぶとよいでしょう。

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1.スペック

スペック表

GXMO GX55
OS
Windows 10 (11へのアップデート対象)
CPU
Intel Celeron N5105 (4コア)
外部GPU
なし
RAM
8GB
ストレージ
SSD 128GB / 256GB (M.2 2280 NVMe)
2.5インチSATA SSD増設可能
光学ドライブ
なし
ディスプレイ
なし
ネットワーク
802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力
USB Type-C、USB 2.0×2、USB 3.0×2、
HDMI×2、LAN、3.5mmイヤホンジャック、DC-IN
カメラ
なし
バッテリー
なし
サイズ
126 × 113 × 41 mm
重量
384g

コメント

cpu
CPUは、Jasper LakeのCeleron N5105を搭載します。これは、4コア4スレッドでベースクロックが2.0GHzという「Celeronの中の上位モデル」となります(Celeron N5100はベースクロック1.0GHz)。もちろん、あくまでCeleronの中での話なので、同じく4コア4スレッドのCeleron N5100やN5095と比べて劇的に高性能というわけにはいかないでしょうが、「ちょっといい」くらいは期待してよいかと思います。

ssd
もうひとつ特徴的なのは、ストレージに「NVMe」のSSDを搭載するということです。このクラスのミニPCは、M.2スロットでもSATA接続の場合が多いので、NVMeを採用しているのはかなり嬉しい。もっとも、Celeron N3450機での経験では、OSなどのシステムをeMMCに入れてもSATA SSDに入れても実用上の処理性能は違いを感じられなかったので、どのくらい実際の快適さに直結するかは分かりません。それでも、もちろん速いにこしたことはありません。

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OSはWindows 10ですが、スペック上はWindows 11へのアップグレードに対応します。ただし、「Home」版か「Pro」版かが公開されている情報からは分かりません。「Pro」だと、Windowsデフォルトの機能でリモートデスクトップのホストにできるので(つまりディスプレイやキーボードなどをつながなくても、他のPCから操作可能)、ここはけっこう重要な情報なんですけどね。

その他のスペックやポート類は、ミニPCとしての基本を抑えたものとなっています。とりあえず十分、というだけのものはあるでしょう。あとは、GXMOというのが今まで聞いたことのないブランドなので、そこに一抹の不安はあるかもしれません。購入の際は、検品をきちんとやっておきましょう。

2.筐体

size
筐体は、ミニPCとして定番のもの。内部に2.5インチSATAスロットを備えるので、サイズはこれが最小限です。

port
ポート構成です。配置はTRIGKEY GREEN G2とそっくりですが、電源ボタンの位置だけ違いますね。あと、TRIGKEY GREEN G2はUSB Type-Aがすべて3.0規格でしたが、GXMO GX55は、2つが2.0規格になります。もっとも、この位置のUSBは、実際にはマウスやキーボード用に使うことになるので、実用上は2.0で問題ないでしょう。microSDカードスロットは無し。

display
USB Type-Cは映像出力にも対応するようです。

open
内部構造です。底板を外して、2.5インチSATAスロット、M.2 NVMeスロット、メモリスロットへアクセスします。この図を見る限り、TRIGKEY GREEN G2とほぼ同じ構造なので、そちらのレビュー記事もご参照ください。

3.まとめと価格

この「GXMO X55」は、同ランクの製品である「TRIGKEY GREEN G2」と比べると、ちょっとだけいいCPUを備え、M.2スロットの規格がNVMeであるところに優位点があります。ただし、USBのうち2つは2.0規格となります。また、ラインナップのバリエーションが、「GXMO X55」は最大で「メモリ8GB、ストレージ256GB」ですが、「TRIGKEY GREEN G2」には「メモリ16GB、ストレージ512GB」のものがあります。もちろん、メモリとストレージは自分で換装・増設可能ではありますが、OSの入ったストレージの換装はけっこう面倒ですからね。こういった条件を比較して、使いやすそうな方を選ぶとよいと思います。

販路は、海外通販Banggoodで発売されていて、ラインナップと価格は、割引クーポンの適用によって以下のようになります。
・RAM 8GB、ストレージ128GB
クーポンコード「BGJPJANMN4」適用で、送料込み201.23ドル(23,676円)。
・RAM 8GB、ストレージ256GB
クーポンコード「BGJPJANMN5」適用で、送料込み211.23ドル(24,852円)。

ご覧の通り、この価格差なら「メモリ8GB、ストレージ256GB」バージョンが圧倒的にお勧めです。Celeron N4100などの前世代Celeron搭載ミニPCの場合は、ストレージ128GBのものがセール価格で約20,000円くらいというのが定番なので、CPUが新世代であることも考えると、GXMO X55のストレージ258GBの方はかなりお得感がある価格です。

Jasper Lakeの4コア4スレッドCeleronは、もはやオフィスワークや動画視聴などのライトな使い道であれば、快適に動作するだけの実力を備えています。イラスト作成も、クリスタのような軽いソフトで線画主体なら、十分使えるでしょう。一方で、動画編集や本格的な高画質の画像編集、筆系などの負荷の大きいブラシを使ったイラスト作成になってくると、力不足になってきます。ゲームは、もちろん本格的な3Dものはまったく無理ですが、画質をちょっと調整してあげれば、マインクラフトくらいならけっこういけます。Wizardry外伝 五つの試練なら余裕です。これだけの力があれば、かなり使い道があるんじゃないでしょうか。

4.関連リンク

GXMO GX55 Intel 11th Jasper Laker N5105 Mini PC(ストレージ128GB):Banggood(クーポンコード「BGJPJANMN4」で割引)
GXMO GX55 Intel 11th Jasper Laker N5105 Mini PC(ストレージ256GB):Banggood(クーポンコード「BGJPJANMN5」で割引)

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