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Great Wall W1410A / W1333A - これ面白そう!14.1インチ/13.3インチ、激安価格のモバイルノート

Great Wall W1410A
久しぶりに「昔ながらの中華」という感じの製品をご紹介できます。「Great Wall W1410A / W1333A」というモバイルノートなのですが、11月8日現在、中国の通販サイト「Banggood」で200ドルを切る価格で販売されているんですよね。この製品はGearbestにも製品ページがあり、300ドル台の価格になっていますが、おそらくGearbestでもセールのタイミングで大きく値下げされると思います。そして、「そういう価格」ながら、スペックもそれなりにしっかりしているんですよね…。

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1.スペック

Great Wall W1410A
OSはWindows 10 Homeです。Great Wallの製品はウインタブでは初めて紹介しますし、もちろん実機をレビューした経験もないので、「OSのライセンスは大丈夫か?」という点が少し気になります。一応製品ページには「Legal Wins 10」という表記がありますが…。こういう心配をしてしまうのも昔ながらの中華、という感じがします。

CPUはApollo Lake世代のCeleron N3350です。「ここだけが惜しい」と思います。低価格品なのでGemini Lake搭載でなくとも仕方ないですが、できればN3450のほうにしてほしかったです。N3350だと、はっきり言って性能面では「Atom Z8350プラスアルファ」くらいになっちゃうんですよね。

RAMは4GB、ストレージは64GB eMMCです。これも200ドルを切る価格のPCということなので、あまり贅沢は言えません。でもちゃんと使えるレベルだと思います。

Great Wall W1410A
Banggoodの製品ページにこのような画像がありました(底面の画像です)。素直に判断すると「拡張用の2.5インチベイが装備されている」ということになりますが、この点についてBanggoodおよびGearbestの製品ページでは一切触れられておらず、最悪「単に開口するだけ」かもしれませんので、「拡張用のコネクターがついてたらラッキー」くらいに考えておいたほうがよさそうです。

「W1410A」と「W1333A」はCPUやRAM、ストレージなどの基本構成は同じですが、いくつか相違点があります。まずはディスプレイ。

W1410Aは14.1インチIPS液晶で、解像度は1,366 × 768です。一方のW1333Aは13.3インチIPS液晶で、解像度は1,920 × 1,080となります。どちらがいいのかはお好みですが、できればFHD液晶のほうがいいよなあ、とは思います。なお、GearbestではW1410Aの液晶をTNであると表記していますが、Banggoodの製品ページにある、おそらくメーカー提供と思われるPR画像に「IPS」と明記されていましたので、この記事ではIPSとしています。

それと、入出力ポートの構成が異なります。個人的な評価だとW1333Aは「並」、W1410Aは「健闘している」ということになります。W1333AはUSBポートが2つ、microHDMIにmicroSDスロット、という構成ですが、W1410AはUSBポートが3つあり、MiniHDMIとmicroSDスロットに加え、LANポートまで装備しています。これ、かなり高評価です。

サイズを見ても、タテ・ヨコサイズはごく普通のモバイルノートですが、重量が十分モバイル利用できるくらいには軽いです。特に14.1インチのW1410A。ただ、このスペック、「本当にあってるのか?」という疑問は残ります。まず、見た目はあまり変わらないのに厚さがW1410AとW1333Aで極端に違うこと。そして、W1410Aがこれだけの厚みを持ちながら、W1333Aとわずかに30 gしか重量差がない、ということ。また、このスペック表はBanggoodにあったものですが、Gearbestではまた違った数値になっていました。正直なところ、サイズについてはツッコミどころがある、と思います。

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2.筐体

Great Wall W1410A
BanggoodもGearbestも、W1410AとW1333Aの製品ページで全く同じ画像を掲載しています。確かにどちらも典型的な中華ノートといいますか、「MacBookにインスパイアされました」系のデザインなのですが、細部は異なります。ちなみにこの画像はW1410Aのほうです。筐体素材はどちらもアルミニウムということです。おそらくJumper EZBookシリーズによく似た筐体であると考えていいでしょう。

Great Wall W1410A
Great Wall W1333A
ええと、どちらも画像に余計な装飾がありますが、上がW1410A、下がW1333Aです。キーボードのレイアウトが全く違いますし、左右の余地(余白)の幅も異なります。当然横幅の大きいW1410Aのほうが余地が大きくなっています。

しかし、「ほとんど同じデザイン」なのに、なぜキーボードのレイアウトがこんなに違うんでしょうね?どっちがいいかはなんとも言えませんが、W1333AはEnterキーに右に一列あるタイプ、W1410AはEnterキーが右端にあるタイプなので、「好きなレイアウトのほうを選ぶ」というのでもいいかも知れません。

Great Wall W1410A
Great Wall W1333A
こちらが側面と入出力ポートのレイアウト。上がW1410A、下がW1333Aです。特にW1410Aのほうはかなりポートが充実していると感じられます。この画像を見て「俄然やる気になった」という人がいてもおかしくないかも。

Great Wall W1410A
W1410Aの天板です。ロゴマークのセンスは微妙な気もしますが、ロゴサイズがあまり大きくないのが幸いかと思います。あと、T-Baoよりはマシでしょうねw

Great Wall W1333A
W1333Aです。薄型でMac系にインスパイアされたデザインでアルミ筐体なので、見た感じは結構カッコいいと思います。

3.価格など

Great Wall W1410A / W1333Aは中国の通販サイト「Banggood」および「Gearbest」で販売中で、11月8日現在の価格はBanggoodが安く、W1410Aが190.99ドル(22,029円)、W1333Aが199.99ドル(23,067円)です。

贅沢を言うと、CPUがもうワンランク上のものならもっと良かった、というのはあります。しかし、それ以外は価格から見たスペックにケチのつけようがないくらいです。とにかく安いと思います。この記事を書くのにあたり、製品ページを見ても例えばBanggoodとGearbestでサイズ表記が全然違っていたりして、少し不安になるところもありました。しかし、OSのライセンスさえ大丈夫であれば、それ以外は少しくらい違っていても許せるレベルかと思います。というか、価格である程度納得できてしまいますね。

低スペック・激安品好きのウインタブとしては、ぜひ実機レビューしてみたい製品です。

4.関連リンク

Great Wall W1410A:Banggood
Great Wall W1333A:Banggood
Great Wall W1410A:Gearbest
Great Wall W1333A:Gearbest

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コメント

  1. Merlin より:

    W1410Aの、入出力ポートと、W1333Aの液晶の組み合わせだったら良かったのに。
    と、思わせるのも、中華ノートらしいですね(^^;)

  2. なお より:

    14インチのほうが解像度が低いと言う
    謎スペックw

    そして名前からして、産地を隠そうともしない潔さがうかがえます