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BMAX Y13 - 13.3インチコンバーチブル2 in 1、エントリークラスながらバランスが良く、筐体の仕上がりも優れています

BMAX Y13
先日ウインタブで実機レビューをした中国のコンバーチブル2 in 1「BMAX Y11(11.6インチ)」の13.3インチ版とも言える「BMAX Y13」をご紹介します。なお、この製品は、メーカーサイトでは「MAXBook Y13」という名称になっていて、Y11のほうも「MAXBook Y11」となっているのですが、ウインタブが巡回している中国通販だとMAXBookという名称が使われていないため、この記事でも単に「BMAX Y13」と呼ぶことにします。

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1.スペック

BMAX Y13
スペックのほう、「ほぼY11と同じ」ですね。CPUはGemini LakeのCeleron N4100、RAMは8GB、ストレージは256GB SSDという構成です。CPU性能はそれほど高いとは言えませんが、Celeron N4100というのはクアッドコアでモバイル用Celeronとしては上位モデルです。オンラインゲームをプレイするのは無理がありますが、ビジネスマシンとしてテキスト入力や表計算ソフト(ただし、複雑なマクロや膨大なワークシートを含むようなものは除きます)、プレゼンテーションソフトなどを使うぶんには特にストレスを感じることなく使えると思います。RAM容量にも余裕がありますし、ストレージもSSDなので、想像以上にサクサク動くと思いますね。

ディスプレイは13.3インチのIPS液晶、FHD解像度で、もちろんタッチ対応します。Y11との最大の差異はこのディスプレイサイズ、ということになります。

入出力ポートもY11とは異なっています。フルサイズUSB(Type-A)は搭載されず、USB Type-C × 2のみとなります。またType-Cのうちの1つはデータ伝送専用、もう1つは「Full Function」という説明になっていますので、おそらく映像出力に対応し、充電にも使えると思われます。そのかわり、Y11には装備されていたmicroHDMIはありません。

サイズもさすがにY11よりは大きいです(当たり前)。しかし、低価格帯の13.3インチコンバーチブル2 in 1としては十分合格点をあげていいくらいには仕上がっています。特に重量の1.25 kgというのはコンバーチブル2 in 1としては軽量と言えるでしょう。

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2.筐体

BMAX Y13
メーカーサイトによれば左右のベゼル幅は5 mmということなので、日本国内で販売されている上位クラスのモバイルノートに遜色のない細さです。中国製品は筐体画像を盛っている(実際よりも美しく見えるように画像加工をしている)ことがありますが、この製品の場合、はっきりと5 mmと表示していますので、盛っている可能性は低そうです。

BMAX Y13
キーボードです。さすがにY11よりは余裕がありそうですね。左上のBMAXと書いた赤枠のボタンにはどんな機能が割り当てられているんでしょう?キー配列は「Enterキーの右に一列ある」タイプなので、使い始めのうちは少し戸惑う人もいるかも知れません。また、このキーボードにはバックライト(明るさ調整2段階)も装備されています。

BMAX Y13
側面と入出力ポートです。比較的購入しやすい価格のコンバーチブル2 in 1としてはかなりの薄型だと思います。しかし、ポートの数と種類は少々厳しいですね。

BMAX Y13
コンバーチブル2 in 1なので、このようにテントモードやスタンドモード、タブレットモードにして使うこともできます。なお、筐体素材はアルミニウムとのことです。

3.価格など

BMAX Y13は9月27日現在だと中国の通販サイト「Gearbest」に製品ページがあり、価格は359.99ドル(39,581円)となっています。

この製品に先立ってレビューしたY11のほうは、個人的には「ひさびさの大ヒット」と思わせてくれるような品質でした。Celeron N4100搭載機なので、性能面で高望みはできませんが、余裕のあるRAMやSSDのおかげで、比較的負荷の小さい作業であれば十分サクサクと動きますし、筐体品質は素晴らしいものがありました。

このY13については、実機に触れてはいませんが、Y11の延長線上で考えれば、高い筐体品質と軽めのビジネス用途なら十分にこなせるくらいの性能を備えていると思われますので、「Y11のひとまわり大きなもの」に興味のある人にはおすすめですね。

4.関連リンク

BMAX Y13:Gearbest

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