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acer Aspire One 11 - 伝統のブランド名を持つ11.6インチクラウドブックがリニューアル

acer Aspire One 11 AO1-132-N14N/W
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。acerの「Aspire One」という製品ブランドはかつてネットブックとして大人気を博した、いわば伝統のブランドで、2015年にはクラウドブック(クラウドストレージの利用が前提の、低スペックなモバイルノート)として復活しています。ただ、この製品は家電量販店などでも比較的取り扱いが少なく、競合機種ほど存在感は強くないと感じています。

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そのAspire Oneが2016年モデルとしてリニューアルされました。型番は「AO1-132-N14N/W」です。気軽に持ち運べるノートパソコンを探している人には注目の製品だと思います。

1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Celeron N3050
RAM: 4GB
ストレージ: 32GB eMMC
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366×768)非光沢
カメラ: インのみWebカメラ
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
入出力: USB3.0、USB2.0、オーディオ、、HDMI、DC-IN、SDカードスロット
バッテリー: 約10時間
サイズ: 291 × 211 × 18.6 mm / 1.2 kg

CPUはCeleron N3050とノートPCとしては下位のものを搭載していますが、RAMが4GBというのは同クラスの競合製品(ほどんどの製品は2GB)との差別化ポイントになります。ただし、他のクラウドブックと同様にストレージは最小クラスの32GBしかなく、SDカードやクラウドストレージの活用が前提となりそうです。

従来モデルとの相違点はRAMが2GBから倍増の4GBになったこと、およびWi-Fiが5GHz帯に対応するようになったこと、そして後述しますが筐体が新しくなったことが挙げられます。このクラスの製品だとRAM2GBでも4GBでも使用感にそれほど大きな体感差はない、というのが私の経験上の意見なのですが、それでも「RAMは大きいほどいい」ということは誰しも考えるはずなので、新型Aspire Oneの改善は歓迎されるべきものでしょう。

2.筐体

acer Aspire One 11 AO1-132-N14N/W 筐体デザイン1
おそらくこの製品の筐体は従来型と異なっています。クラウドブックということもあり、このアングルから劇的な変化はないように見えますが…

acer Aspire One 11 AO1-132-N14N/W 天板
従来型は「ミネラルグレイ」という、かなり黒に近いグレーの筐体でしたが、新型は「クラウドホワイト」です。筐体色をどう評価するかは人それぞれだと思いますが、クラウドブックというのは軽快なイメージがあるので、私はこの色のほうが向いていると思います。

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acer Aspire One 11 AO1-132-N14N/W 側面
側面はカラーリングを除くと従来型とあまり変わっていません。厚さが18.6 mm、そして重さ1.2 kgというのはこのクラスのモバイルノートとしては可もなく不可もない、というレベルだと思いますが、携帯するのに不満が出るようなものではないでしょう。

acer Aspire One 11 AO1-132-N14N/W キーボード
キーボードまわりはかなり変わっていると思います。上の画像は英語配列になっていますよね。もちろん日本版では日本語配列に変更されるので、キーレイアウトについては今のところなんともいえません。それはともかくとして、どうやら「一回り大きくなっている」ようなんです。

acer_aspire_one-2
これが従来型のキーボードです。キーボードが明らかにタテ・ヨコ方向にサイズ拡大しているように見えます。筐体サイズは若干の変更(新型のほうが奥行きが1センチほど大きい。それ以外はミリ単位の無視できるレベル)があるものの、キーボードのサイズが大きくなっていることは、スペック表にあらわれている違いよりもずっと歓迎すべきことのように思われます。

それと、このキーボードは「防滴キーボード」です。万が一キーボード面に水がこぼれても、底面の穴から水を排出する設計になっているということです。でもPC内部は防水、というわけではないので、水をこぼすにしても程度問題はあると思いますw

3.価格と発売時期

Aspire One 11(AO1-132-N14N/W)は6月16日発売の予定で、家電量販店などで販売されます。ビックカメラでは予約注文を受け付けており、価格は税込み35,424円(ポイント10%つき)です。ポイント分を考慮すれば実質32,000円くらい、ということになりますが、この価格はクラウドブックとしては標準的な水準だと思います。

スペック面で言うとこの製品はRAMが4GBある、というのが競合製品に対する大きなアドバンテージとなります。また、筐体も新型になっていて、特にキーボードがかなり使いやすくなっていそうなので、決して割高感はない、と思います。

4.関連リンク

Aspire One 11 クラウドホワイト:ビックカメラ
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