iiyama SENSE-15FX078-i7-LNSS ー GeForce GTX1050を搭載する高性能な15.6インチクリエイター向けノートPC

iiyama SENSE-15FX078-i7-LNSS
iiyamaがクリエイター向けの高性能ノート「SENSE-15FX078-i7-LNSS」を発売しました。「クリエイター向けPC」はドスパラ(ブランド名:raytrek)やマウス(ブランド名:DAIV)などでも力を入れている製品ジャンルですが、現状ノートPCに関してはスペック面、筐体デザイン面でゲーミングノートとの差別化が十分にできていないと感じます。この「SENSE-15FX078-i7-LNSS」に関しても、ゲーミングノートとの明確な違いのようなものがありません。しかし、先日レビューした「ドスパラ raytrek RKF1060TGK」のように、4Kの光沢ディスプレイやメカニカルキーボードを採用するなど、従来のゲーミングノートと差別化された機能を持つものも出始めており、今後の展開に期待したいところです。

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1.スペック

iiyama SENSE-15FX078-i7-LNSS
スペックのほうはエントリークラスのゲーミングノート相当、というところでしょうか。CPUはCore i7-7700HQで、ハイエンドモデルを除くほとんどのゲーミングノートに使われている高性能なものです。GPUはGeForce GTX1050で、直近のゲーミングノート市場ではエントリークラスとなります。この記事を書くのにあたり、少し調べてみたのですが、ドスパラは自社のゲーミングライン「GALLERIA」シリーズにはもはやこのGPUは使用しておらず、GTX1050Tiが下限となっています。非ゲーミング用PCにも使われているGeForce製品としては「MX150」がありますが、MX150よりはGTX1050のほうがずっと高性能なので、位置づけとしてはちょっと微妙な感じですね。ただ、非ゲーミング用途であれば、PC負荷が高い作業でもらくらくこなせるくらいの性能です(ただし、プロフェッショナルな用途については知識がなく、詳しいことはわかりません)。

RAMは標準で8GBですが、iiyama製品は構成のカスタマイズ可能なので、最大32GBまで増設ができます。同様にストレージに関してもカスタマイズができ、標準で240GB SSDとなりますが、SSD2基の構成も可能です。なお、この製品はSSD専用モデルとなっています。

ディスプレイは15.6インチの非光沢液晶でFHD解像度(1,920 × 1,080)となっています。ただ、液晶の形式(IPSなのかTNなのか)は不明です。先日レビューしたraytrek RKF1060TGK(4K光沢液晶)がそうであったように、クリエイター向けPCの場合はディスプレイ品質が非常に重要になってきますので、この製品のディスプレイ品質が実際どうなのか気になるところです。

入出力ポートはUSBが合計で4つ、映像出力系が3つ(HDMIとMiniDisplayPort × 2)と、拡張性は十分確保されていると思います。クリエイター向けであれば外部に映像出力する機会も多いと思いますので、複数の映像出力端子というのも必要なんでしょうね。

バッテリー稼働時間については説明がありませんでした。ただ、この製品の場合、バッテリー稼働で長時間使うような性質のものではないと思われますし、実際稼働時間も決して長くはないと思います。急な停電(私の家はしょっちゅうブレーカーが落ちます)なんかの際に安心、と考えておけばいいんじゃないでしょうか。

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2.筐体

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筐体はゲーミングPCの雰囲気がありますね。クリエイター向けノートの多くはゲーミングPCのパーツを流用していることが多く、この製品もそういう流れかと思います。特にディスプレイ面の上部中央がとんがってるのが印象的です。

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天板もやや立体的な造形で、同じiiyamaブランドの「LEVEL ∞」とロゴ以外は全く同じデザインになっています。しかし、イルミネーションとか派手なカラーリングとかはなく、落ちついた感じもします。

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キーボードです。やはり立体的な造形で、電源ボタンの位置にも特徴がありますが、キーボードそのものは一般的な15.6インチノートの配列になっています。また、ゲーミングノートの一部に見られるような「プログラムキー(ユーザーが任意の操作を割り当てられるキー)」などは装備されません。

iiyama SENSE-15FX078-i7-LNSS
側面です。上に書いたようにポート類はかなり充実しています。その一方で、この製品には光学ドライブが装備されず、カスタマイズで追加することもできません。

3.価格など

iiyama SENSE-15FX078-i7-LNSSはiiyama製品の事実上の直販サイト「パソコン工房」で販売中で、価格は109,980円(税込み118,778円)から、となっています。記事の冒頭でもふれましたが、この製品は同じiiyamaの「LEVEL-15FX078-i7-LNSS」とロゴ違いの同一スペック・同一筐体の製品だと思います。

現状クリエイター向け製品、そして各社が使用する製品ブランドはまだスタートしたばかりですから、仕様面でどうしてもゲーミングノートと差別化するのが難しいんでしょうね。実際グラフィック処理性能が要求されるという点ではゲーミングノートとかぶってしまう部分も多いので、これは仕方ないと思います。このジャンルの市場もまだそんなには大きくなく、発展途上にあると思われ、クリエイター向けの専用機というのをリリースしにくい環境にあるのかもしれません。しかし、iiyama(マウスコンピューター)にせよドスパラにせよ、クリエイター向けのブランドを作り、製品展開を進めているという点は評価したいです。私はクリエイターではありませんが、きっとクリエイターの人たちもこの動きを歓迎していることでしょう。

4.関連リンク(パソコン工房)

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