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HP Pavilion 14-dv0000 - 14インチで「据え置き時々モバイル」に最適なノートパソコン。プレーンなデザインも魅力です

HP Pavilion 14-dv0000
HPが14インチノート「Pavilion 14-dv0000」を発売しました。現状は併売されていますが、13.3インチノート「Pavilion 13-an0000」の後継機種という位置付けのようです。第11世代のCore i3/Core i5を搭載し、使う人を選ばないプレーンなデザインになっていて、使い勝手がよく考えられた製品です。

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1.スペック

  HP Pavilion 14-dv0000
OS Windows 10 Home
CPU Intel Core i3-1115G4/Core i5-1135G7
外部GPU なし
RAM 8GB(最大16GB)
ストレージ 256GB/512GB PCIe NVMe M.2 SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチIPS (1,920 x 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.0
入出力 USB 3.1 Gen2 Type-C、USB 3.1 Gen1 × 2、HDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 稼働時間 最大 8時間
サイズ  324 x 216 x 17.5 mm
重量  1.42 kg

冒頭にも書かせていただきましたが、Pavilion 14-dv0000はCPUに第11世代(Tiger Lake)のCore i3/Core i7を搭載し、Core i7の設定はありません。この点、メーカーの考え方がよく現れていると思います。普段使いで不足なく、価格を抑えた親しみやすいノートPC、という位置付けなんでしょう。個人的にも2020年水準のCoreプロセッサーであれば「Core i7でなくてはならない」場面はそんなに多くないと思いますし。

RAMは8GBのみの設定で、メーカーのスペック表によれば4GB × 4GBという構成、最大で16GBまで搭載可能とのことです。ただし、注文の際に16GBを選択することはできません。ストレージはCore i3モデルが256GB、Core i5モデルが512GBです。

ディスプレイは14インチのFHD解像度、IPS液晶でノングレアタイプ、タッチ対応します。ノングレアでタッチ対応というのはあんまり見ないですね。従来モデルのPavilion 13もタッチ対応していますし、先日紹介記事を掲載した15.6インチのニューモデル、Pavilion 15(eg0000 / eh0000)も全モデルタッチ対応しますので、ここにもHPの考え方がよく現れていると言えます。特にPC操作に慣れておらず、これまでずっとスマホを中心に使ってきた人にとって、ディスプレイがタッチ対応するというのはとても親切な設計であると思います。

通信まわりではWi-Fi6に対応し、入出力ポートも「必要十分」ですね。言い換えれば「特に印象はない」という感じ。

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HP Pavilion 14-dv0000
サイズですが、従来モデルのPavilion 13と比較する画像がありました。Pavilion 13は13.3インチモバイルノートとして「まさに定番」と言えるようなサイズ感とデザインの製品ですが、それと比較しても若干のサイズアップにとどまります。ただし重量はPavilion 13の1.26 kgから1.42 kgと重くなっています。「毎日必ず持ち歩くわけではなく、しかしデスクでもモバイルでもちょうどいいサイズ感」を目指しているんでしょうか。HPの製品ページには「据え置き時々モバイル用パソコン」という説明がありました。

それと、この画像でPavilion 13-anシリーズ(現行モデルです)のことが「旧モデル」と表記されているのがちょっと気がかりです。13.3インチのほう、なくなっちゃうんでしょうか…。

2.筐体

HP Pavilion 14-dv0000
正面から見たところです。この画像を見て「うーん、ほどほど」と思いました。ベゼル幅が極細でもなく、決して太くもなく、まさに「ちょうどいい」という感じ。

HP Pavilion 14-dv0000
天板です。従来モデルのPavilion 13にも設定されていた「SAKURA(淡いピンク)」は健在です。いい色ですよねー。一方で従来モデルの「モダンゴールド」は「セラミックホワイト」に変更されました。また、セラミックホワイトは「アニオン電着塗装」という特殊な塗装が施され、ウインタブの経験上「まるで陶器のような手触り」になっていて、さらに指紋が付きにくく、引っかき傷にも強いという特徴があります。

筐体素材は「天板とキーボード面がアルミ」と開示されています。

HP Pavilion 14-dv0000
キーボードです。この画像は英語配列になっていますが、日本仕様はJIS標準準拠106キー、キーピッチ約18.7×18.7mm、キーストローク約1.3mmのバックライトキーボードと開示されています。Spectre x360 14の日本仕様では廃止となった「ENTERキーの右の一列」について、この製品の日本仕様がどうなっているかはわかりません。ただ、製品ページにその旨の説明がないということは、おそらく「ENTERキーの右に一列ある」タイプと思われます。

HP Pavilion 14-dv0000

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側面と入出力ポートの配置です。右側面側に多くのポートが配置されていますが、左側面にもUSB Type-Aポートがありますので使いやすそうです。

なお、この製品は「リフトアップヒンジ」を採用しています。これは「ディスプレイを開くと、ヒンジによってキーボード奥が持ち上がる設計」で、ヒンジ開口時にキーボード面に適度な角度がついてタイピングしやすくなり、底面に空洞ができるため、排熱効果も高まるとされています。

3.価格など

HP Pavilion 14-dv0000はHPの直販サイト「HP Directplus」で販売中で、12月12日現在の価格は59,000円(税込み64,900円)から、となっています。Core i3モデルがラインナップされているということもありますが、それにしてもずいぶんお買い得に感じられます。RAM8GB、ストレージ256GB、そしてタッチ対応ディスプレイと、必要にして十分な構成でこの価格ですから。

デザインにもクセがなく、誰が使っても似合いそうなのもいいですね。この製品はHPが称しているとおり「据え置き時々モバイル用パソコン」として、PC初心者から上級者まで、ちょうどいい感じで使える製品だと思います。

4.関連リンク

HP Pavilion 14-dv 製品詳細icon:HP Directplus

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