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ドスパラ Diginnos DGM-S12Y ー 12.2インチ、筆圧対応ペン入力が可能な2 in 1、いよいよ販売開始!

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ここのところドスパラが従来あまり手を入れていなかったモバイルノートや2 in 1を積極的に発売していますよね。今回紹介する12.2インチサイズのキーボード分離型 2 in 1「Diginnos DGM-S12Y」は記事にするのが初めてではなく、昨年11月23日に紹介記事を書いています。
ドスパラ Diginnos DGM-S12Y - 12.2インチ、筆圧対応デジタイザーペン付属のCore m搭載 2 in 1

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しかし、諸事情により発売が延期されていて、1月20日にようやく販売がスタートしました。前回の紹介記事からスペックなどは変更になっていませんが、製品画像も新しく公開されており、また私のほうでもドスパラの製品展示会に参加し、実機に触れた経験もしていますので、発売を機に改めて記事を書くことにしました。

1.スペック

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y スペック表

クリックで拡大します

公開されたスペック表に関しては昨年の記事とほとんど変わりがありません。CPUはSkylake世代のCore m3-6Y30、RAM4GB、ストレージ64GBと、「ありがちと思いつつ意外に少ない性能レンジ」になっています。Atom機よりはずっと上、しかし他のCore m機よりはストレージが小さい、という感じです。ただし、ストレージはeMMCではなく、SSDなので、一般的なAtom機より高速に動作します。

ただし、これは最下位グレードの話であって、ドスパラらしくRAM4GB/ストレージ128GB、RAM8GB/ストレージ256GBの上位モデルが用意されています。最上位構成であればいわゆるSurfaceタイプの製品に近いスペックとなりますね。

ディスプレイは12.2インチで解像度は1,920 × 1,200となっており、Surfaceタイプに多いアスペクト比3:2ではなく、16:10です。つまりSurfaceタイプよりもやや横長サイズということになります。なお、一般的なノートPCはアスペクト比16:9(例えば1,920 × 1,080)、また一般的なWindowsタブレットは16:10なので、この製品は典型的なWindowsタブレットと同じ形のディスプレイ、ということです。

ポート類はUSBが合計で2つ、映像系でmicroHDMIが装備されます。この製品はキーボードが薄型でポートを装備できないため、ノートPC形態で使用する場合も入出力ポートはこれだけ、ということになります。あとはUSB Type-Cポートに多機能ハブなどを組み合わせて拡張性を高めていく必要がありそうです。

あと、サイズなんですけど、かなり重いですね。本体だけで935 g、キーボードと専用のスタイラスペンを含めると1,570 gもあります。Surfaceタイプの製品は多くが本体重量800 g前後、キーボード込みでも1.2 kg以内に収まっているので、比較してしまうと少し不利か、と思います。

なお、この製品のセールスポイントは「N-Trigのデジタイザーペン(ハードウェアで256段階、ソフトウェアで1,024段階の筆圧対応)でWindows Inkに、指紋センサーでWindows Helloに対応」ということになっています。

2.筺体

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y 筺体
この製品はキーボードとスタイラスペンが付属します。なので、本体価格だけで必要なものは揃います。本体の素材は金属(アルミ合金だと思います)で、他のドスパラタブレットと同様、かっちりとした質感になっています。

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ドスパラ Diginnos DGM-S12Y 側面
側面画像です。キーボードはカバー一体型で、カバー部分を台座にしてタブレット本体を立てかける構造になっています。タブレット本体にキックスタンドを備えるSurfaceタイプとは異なり、ノートPC形態の際にディスプレイ角度を調整することはできません。

ドスパラの展示会にて Diginnos DGM-S12Yの側面
しかし、タブレットとの接続部分にマグネットがついていて、キーボードの角度を少し立てることは可能になっています。

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y 背面
また、台座部分の形状も工夫されており、このタイプの製品としては接地面積(奥行き)は小さめになっています。

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y キーボード
キーボードです。タッチパッドの左上の部分に指紋センサーがついています。キーの打鍵感は悪くないと思いますが、「右のCtrlキーがない」というのが個人的には気になります。私は右のCtrlキーはほとんど使いませんが、このキーを常用する人も多いでしょうからねえ。

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y ポート類
ポート類は筺体の左側面に集中的に配置されています。

ドスパラ Diginnos DGM-S12Y カバー
カバーを閉じたところです。スタイラスペンのホルダーもしっかりついていますし、見た目は結構いいなあ、と思います。カバーの素材はスウェード調とかレザー調ではなく、ビニール系のものになっています。高級感はないですが、ビジネス向けにはこちらのほうがいいのではないでしょうか?

3.価格

ドスパラ Diginnos DGM-S12Yはドスパラ公式サイトで販売中で、価格は下記のとおりとなっています。

DGM-S12Y-4064(RAM4GB、ストレージ64GB):69,984円(67,824円)
DGM-S12Y-4128(RAM4GB、ストレージ128GB):75,384円(69,984円)
DGM-S12Y-8256(RAM8GB、ストレージ256GB):86,184円(80,784円)
※税込価格

なお、この記事を書いている1月22日現在、ドスパラは発売記念キャンペーンを開催しており、1月26日まではカッコ内のセール価格で購入できます。この製品はキーボード、スタイラスが付属し、筆圧対応のペン入力が可能である、というのが大きな魅力になります。また、価格に関しても特に上位モデルのほうで割安感が感じられますね。ドスパラのモバイル攻勢、このまま続いてくれるとうれしいです!

4.関連リンク

Diginnos DGM-S12Y

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コメント

  1. 匿名 より:

    これで8インチタブレットから17.3インチゲーミングノートまで、主要なサイズが揃いましたね。
    最近のドスパラの攻勢は凄いですね。

    キーボードや重さ等、ある程度妥協してコスパを高めた製品ですね。
    そこを許容出来てスタイラスペンを活用したい人向けですかね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃるとおりですね。なので、使い方によって評価が割れそうな気がします。

  2. 匿名 より:

    ドスパラすごくがんばってるけどこれならMatebook買うかな。

    • natsuki より:

      ね、どうしても比べちゃいますよね。製品単体としては魅力的なところも多いし、予定通りの発売時期だったらむしろMateBookを食う立場だったはずなのに。それでも、今までのドスパラのラインナップを広げる「攻め」の製品であることは間違いないですが。

    • PYU (@PYU224) より:

      初めまして。
      私も同感です。試用した事があるのですが、ペンの筆圧が調整できない事とスタンドの調節ができない点が絵描き用途として見ると厳しいです。後者はmatebookも同じなんですが、ワコムドライバがあるのでワコムペンでの筆圧調整ができますからどうしても不足感はあります。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。…という選択肢もありますね、たしかに。

  3. 匿名 より:

    モバイルバッテリーからの給電は不可か… 選択肢から外れました