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ドスパラ Critea VF-HEK ー 「普通」が魅力の15.6インチスタンダードがGPUを搭載!

ドスパラ Critea VF-HEK
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ドスパラの15.6インチスタンダードノート「Critea DXシリーズ」にモデル追加です。Critea DXシリーズはごくプレーンなスタンダードノートで、ビジネス用や家庭用に幅広く使える「普通のノートパソコン」なのですが、最近になってCPUにCore i7、そしてFHD解像度のディスプレイを搭載する上位モデルが追加されたりしています。そしてさらに、より高い性能を発揮するモデルが追加されました。この「Critea VF-HEK」は外部GPUを搭載するハイスペックマシンとなっています。なお、この製品は製品名に「DX」はつかず、「VF」となっていますが、筐体がDXシリーズと全く同じものになっているため、ウインタブではDXシリーズとして紹介します。

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1.スペック

ドスパラ Critea VF-HEK スペック表

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CPUはCore i7-7500Uで、GPUにGeFoce 940MXを搭載します。このGPUはオンラインゲーム用と捉えた場合はPascal世代のGTX1000シリーズと比較して力不足ということが言えますが、この製品はゲーミングノートではなく、スタンダードノートの機能強化版という位置づけなので、オンラインゲームを主目的としているわけではありません。ドスパラの場合、ゲーミングPCラインとして「GALLERIA」があり、「ゲームやるならGALLERIAをどうぞ」ということですね。

GeForce 940MXと言えども、Core i7に組み合わせることによるグラフィック性能の向上は「劇的」と言えるレベルです。Skylake世代のCore i7-6500Uを搭載したノートPCで「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」を使ってテストすると、おおよそ6,500~7,200くらいのスコアになります(ウインタブ調べ)が、これに940MXが加わると11,000くらいまでスコアが跳ね上がります(これもウインタブ調べ)。なので、ゲーミングPCとしてギリギリまでパフォーマンスを上げる、というニーズでなければ、画像加工や動画編集を含め、940MXを搭載することの恩恵は非常に大きなものになると思います。

RAMは8GB、ストレージは1TB HDDというのがベース構成ですが、BTOのドスパラですから、RAMは16GBまで、ストレージはSSDの増設やSSD+SSDなどのデュアル構成にすることも可能です。また、ストレージにSSDを追加する場合、OSはより高速なSSD側にインストールされます。もちろん価格は高くなりますが、せっかくのGPU搭載機ですから、RAMやストレージも少し奮発したくなりますね。少なくともSSDは欲しいところです。

ディスプレイは15.6インチのFHD解像度で、不足感はありませんが、より高い2Kとか4K解像度にするという選択肢はありません。

筐体については既存のCritea DXシリーズと全くの同サイズ、同重量です。当然入出力ポートの配置も同一で、要するに同一筐体、ということです。しかし、これが悪いということではなく、例えば入出力ポートを見るとUSBが合計で4つ、映像系でもHDMIとD-subの2系統(ただし同時利用はできません)、有線LANポートと、ビジネスでも家庭でも困ることがないであろう、という内容になっています。

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2.筐体

ドスパラ Critea VF-HEK
ドスパラ Critea VF-HEK 天板
筐体については、ウインタブで実機レビューした「Critea DX-K H3」と同じものになりますので、詳細はDX-K H3のレビュー記事でご確認下さい。ひとことで言うと「普通のノートPC」であり、それゆえに「誰にとっても非常に扱いやすい」ものになっています。

筐体はプラスティック製ですが、決して安っぽい仕上げではなく、天板にはヘアライン風の模様が入っているなどのデザインアクセントも見られます。

ドスパラ Critea DX-K F7 キーボード
キーボードの配列上のクセは非常に少ないです。私がDX-K H3の実機レビューで感じたのは右側のShiftキーが若干小さめで少し左寄りにあることくらいです。およそノートPCのキーボードでクセのないものは存在しないと言ってもいいでしょうから、このキーボードは本当に万人向けというか、誰でもすぐ慣れることができるという点で素晴らしいものがあります。

一方で、ドスパラのゲーミングライン「GALLERIA」のキーボードと比較すると、強度があるとはいえません。一般的な使い方で強度不足を感じることはまずありませんが、オンラインゲームなどでキーボードを強打するような使い方には向きません。

ドスパラ Critea VF-HEK ポート類
この製品に限らず、15.6インチのスタンダードノートPCは、筐体サイズがそれなりに大きく、無理に薄くしたり軽くしたりといったことをしていないので、ポート類の数や配置にも無理がありません。このあたりも「普通」であることの素晴らしさだと思います。

3.価格など

ドスパラ Critea VF-HEKはドスパラ公式サイトで販売中で、価格は税込み107,978円となっています。また、ドスパラでは現在キャンペーンを開催中で、「ノートPC冷却台を無料プレゼント」してくれるとのことです。この製品はGPU搭載機ですから、夏場にこの冷却台があると重宝しそうですね。

この価格は、ゲーミングノートPC「GALLERIA」の最安値製品とオーバーラップします。もしオンラインゲームが主目的なのであれば、迷わずGALLERIAにすべきです。一方、ゲーミング目的ではなく、職場や自宅で普通にパソコンを使いたい、でもスペックの高いものがほしい、というニーズであればCritea VF-HEKはおすすめです。もともと筐体の素性がいい製品でもありますしね。

4.関連リンク

Critea VF-HEK:ドスパラ公式サイト

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