こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日ドスパラの展示会に参加した件を記事にしましたが、相変わらず元気ですよねー。この秋以降もドスパラは積極的に新製品をリリースする予定なので、目が離せません。うれしいのはウインタブの守備範囲である小型タブレットや低価格ノートPCにも積極的に新製品の投入や既存製品のバージョンアップを計画してくれていることです。
今回はそんなドスパラの新製品、15.6インチスタンダードノートながらNVIDIAのGPUを搭載したハイスペックマシン「Critea VF-HE11」を紹介します。例によって非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
1.スペック
この製品の画像で全体イメージがわかるものはトップ画像に使っているものしかないです。見た感じ、普通のノートPCなんですけど、スペックの方はかなり高いです。CPUはCore i7-6500Uと、モバイル系のCPUとしてはごく上位のものですし、RAMも8GB(16GBまで増設可)あります。また、ストレージは標準では500GBのHDDのみですが、M.2 SSDの増設も可能で、SSD+HDDのデュアルストレージにすることができます。
そしてGPU搭載です。NVIDIAのGeForce 940Mと、ゲーミングノート用としては下位のものですが、製品の性質上、つまりゲーム用途が主目的でない場合は十分なスペックであるといえます。グラフィック処理が非常に重くなるような作業をのぞいて、通常の仕事や家庭用途で性能に不満を抱くことはまずないと思います。
その他、Wi-Fiはa/ac規格に対応していますし、ポート類も15.6インチサイズということもあり、USBにせよ映像出力にせよ、十分な構成になっていると思います。これならビジネス用としても家庭用としても不足はありませんね。
2.筐体
ドスパラにしては製品画像があまり公開されていないのですが、それでも側面については比較的詳細な説明がありました。ただ、上の画像の2はケンジントンロック(ワイヤーロック用の穴)だと思います。こうしてみるとスタンダードノートとしての使い勝手はかなり良さそうです。
この製品、先日の展示会で短時間試用しています。同時に展示されていた新製品が多かったため、十分に試せていませんけどね。筐体の仕上がりとかキーボードはゲーミングノートのような頑丈なものではなく、割と普通です。とはいえそれが悪い、ということではなく、仕事用、家庭用に使う分には必要十分といいますか、ごく快適に操作できるのではないか、と思います。「頑丈でない」というのはゲーミングラインのGALLERIAのように「キーボード面が絶対にたわまない(なのでゲーム中に強打してもOK)」ほどには固さがない、という意味なので、スタンダードノートとして弱い、という意味ではありません。よく出来たパッケージングだと思います。
3.価格と発売時期
ドスパラ Critea VF-HE11はドスパラの公式サイトで販売中で、価格は上のスペック表にある構成で税抜き89,980 円(税込み97,178円)です。ちなみに120GBのM.2 SSDを追加すると、税抜きでプラス7,680円(税込み8,294円)となりますが、こうなるともう、ほとんど死角はなくなるかな、と思います。
上にも書きましたが、この製品はもっぱらオンラインゲームをするため、ということでなければ仕事用にせよ家庭用にせよ、ほとんど不満のないレベルの性能を備えています。また、オンラインゲームでもドラクエ Xくらいの、比較的軽めのものであれば十分快適に遊べるでしょう。それで税込み10万円を切る価格、というのは非常にコストパフォーマンスが高いと思います。