こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Windows 10 Technical Previewが新しいビルド10061になりました。私はノートPC(デュアルブート環境)とタブレット(ASUS VivoTab Note 8、Windows8.1からの上書き)にTechnical Previewをインストールしていて、記事にするときはタブレット側での使用感を書いているのですが、今回はトラブルがあってタブレット側へのインストールが完了していません。タブレットに一度はインストールしたのですが、「スタートメニューが出ない」「PC設定画面が開けない」「通知画面が出せない」という状況におちいり、「ああ、これでVivoTabも文鎮か…」と、思わず青ざめてしまいましたが、なんとかひとつ前のビルド10049にロールバックすることができました。いやあ、一時はどうなることかと思いましたよ。
ということで、タブレットへのインストールは後日仕切りなおすことにして、今回はノートPCでの使用感レビューとなります。
1.スタートメニューの変化
スタートメニューは、パッと見るとあまり変わっていないように見えますが、デスクトップモードでの大きさが少し変わった(大きくなった)のと、電源ボタンの位置が変わりました。「仕事率」なんてわけのわからない日本語になっていますが、Windowsマークのすぐ上のほうに移動しています。まあ、そんなに激しい変化でもないですが、あたらしい位置のほうが従来のWindowsに近い操作感だといえるでしょう。
2.カレンダーとメール
カレンダーはデザインが変わりました。予定の入力はこちらのインターフェースのほうが楽にできます。私はPC上ではブラウザからOneDrive経由でカレンダーを使うことが多いのですが、それに近い操作感です。ただし動作はまだまだ不安定で、しょっちゅう落ちます。
メールも同じく大きなデザイン変更がありました。こちらもブラウザからOutlookを開いたときに近い感じです。カレンダーにせよメールにせよ、ストアアプリの体裁ですが、マウスとキーボードでの操作に向いている感じがしますね。
3.Solitaire CollectionもPreview版に
ビルド10061にはゲームアプリ「Solitaire Collection」のPreview版がついてました。先日ストアアプリ版の紹介記事を書いたばかりで、日ごろよく遊んでいるアプリなのでさっそく試してみました。
メニューの出かたなど若干の変更はありましたが、ゲームそのものは一緒、という感じです。どのあたりがPreview版なのかちょっと不思議。
4.Continuumは試せず
ビルド10061ではContinuum(Windowsがキーボード接続有無を検知し、自動的にユーザーインターフェースを変える機能)がレベルアップした、とどこかの海外メディアに書いてあったような気がするのですが、現状ノートPCだけにインストールしているので、まだ試せていません。VivoTabは2 in 1ではなく、外付けのUSBキーボードを接続しているのですが、こういう環境でもちゃんとContinuumが機能するのか興味のあるところです。
5.タブレットで使いたい
この記事はビルド10061上でProject Spartanから書いています。まだまだ安定感は不足している(記事を書いている途中でいちどフリーズしました)のですが、とりあえずビルド10049よりはまともに使えるように思われます。最近はwebサービスが充実しているので、ブラウザさえ安定して動いてくれればとりあえずなんとかなる、というのもありますね。ただ、音声アシスタントCortanaの日本語対応はまだですし、改善点を記事にする、というのもちょっと難しかったかな、と思います。でも、新アプリのカレンダーにせよメールにせよ、PCで使う分には確実にレベルアップしていると言えます。
ただ、私が使っているノートPCはタッチパネルもついていないし、VivoTabのようにデジタイザもありませんから、手書き入力とかタッチ操作のテストはできません。なので、「かなりマシになった」ビルド10061を早くタブレットで試したいと思っています。果たして無事にインストールできるのか若干不安ですが、近日中に記事にしたいと思っています。