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ASUS ZenBook 13 UX325EAの実機レビュー - コンパクトで軽い!ディスプレイがキレイ!高性能!頑丈!バッテリーも長持ち!ほとんど完璧なモバイルノート

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どうも。ひつじです。最初にお断りすると、このノートパソコンは「過去最高レベルに欲しい」です。ちなみに前もASUSのZenbookを欲しいって言ってたんですが…。かなりいいですよ!このノート!

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ということで今回レビューするのは11月25日に発表されたばかりのニューモデル、ASUS ZenBook 13 UX325EAです。ASUSのZenシリーズは割と華美な機種が多い印象なのですがこの機種はちょっと違うんですよね。性能はまさにハイエンド級だし、液晶も非常にきれい。でも端末デザインはASUSのアイコンにもなっているスピンドルデザインこそあれど、比較的質実剛健な感じ。作り込み精度の高さから来る質感の良さにも説得力がありますし、性能も文句なし!です。

前置きから熱いですね…。中身を紹介していこうと思います。

ASUS Storeへのリンク:
ZenBook 13 UX325EA(Core i7, Office付属)icon
ZenBook 13 UX325EA(Core i7, WPS Office付属)icon
ZenBook 13 UX325EA(Core i5, Office付属)icon
ZenBook 13 UX325EA(Core i5, WPS Office付属)icon

1.スペック

  ASUS ZenBook UX325EA
OS Windows 10 Home
CPU Intel Core i7-1165G7/Core i5-1135G7
GPU Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
RAM 16GB/8GB (LPDDR4X 4266)
ストレージ 512GB NVMe SSD(PCI Express 3.0 ×2)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13インチ液晶(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.0
入出力 USB Type-C×2(Thunderbolt4)、USB3.2 Gen1、HDMI、microSDカードリーダ
※USB Type-AとRJ45の変換アダプター、USB Type-Cとオーディオ端子の変換アダプターが別途付属

カメラ 約92万画素(Windows Hello対応)
バッテリー 約14.4時間/約13.9時間
付属ソフトウェア Microsoft Office Home & Business 2019(付属しないモデル有)、
WPS Office Standerd Edition(全モデル付属)
サイズ 304 × 203 × 13.9 mm
重量 約1.15kg

CPUは上位モデルがCore i7-1165G7。第11世代(Tiger Lake)のi7ということになります。第10世代前後から命名規則が変わっていてちょっとややこしいですが、i7の中では1185系列に次ぐ性能を有します。ただ、1160という下位のi7が最大周波数(ターボ・ブースト使用時)が4.4GHzなのに対してこの1165は4.7GHz。1185は4.8GHzなので型番とは裏腹に上位にかなり近いスペックを持っていると思って良いでしょう。

第10世代のH末尾のCPU等、比較して優位に立つCPUがないわけではないのですが、TigerLakeには現在i9がないので現行ラインナップ上ではほぼハイエンドのCPU、と言い切って良いと思います。

下位モデルはCore i5-1135G7を搭載しています。ただi5とは言え、i7と同じ4コア8スレッドなんですよね。違うのはクロックとL3キャッシュのようです。もちろんその差異なりの性能差はあるのですが「絶対i7じゃないとダメ!」というほどの違いはありません。快適に動作するでしょう。

すごいのが内蔵GPUです。「Iris Xe」と呼ばれる内蔵GPUはIntelのCPUでも特に高性能なグラフィック性能を持つものにしか名前が付与されません。ベンチマークで詳細は紹介しますが「少し前のエントリーゲーミングノート」は簡単にねじ伏せるだけの力を有しています(第11世代のGPU性能自体、第10世代以前からかなり性能が向上しているようです)。

RAMはi7モデルだと16GB、i5モデルは8GB、ストレージは512GB(※INTEL製。PCI Express3.0×2接続)とかなり奮発しています。特にRAMは「LPDDR4X-4266」を搭載していて、これは「純然たる最新鋭」でとても高速なメモリです。ハイエンドのスマホ等には搭載されている例もありましたが、ノートPCで搭載が始まったというのはちょっと驚きです。

ディスプレイは13.3インチのFHD(1,920 × 1,080)解像度、ノングレアタイプで、視野角や色表現からIPS液晶だと思われます。なおタッチ操作やHDRには非対応です。TUV認証済のブルーライト軽減モードを搭載しており、スペック上からは伝わり辛いのですがフリッカーフリー仕様になっているようです(スローモーションカメラで確認済)。

ネットワーク関連ではIntel製の無線LANチップを搭載しており、Wi-Fi6(ax)に対応します。この辺りかなり最新鋭な感じが出ていますね…。なお、有線LANについてはUSB-RJ45変換アダプターが付属していて、最大1Gbps通信に対応しているようです。

入出力はHDMIにUSB Type-C(Thunderbolt 4対応)が2つ、USB3.2(Type-A/Gen1)が1つ。それとmicroSDカードリーダーが搭載されています。このUSB Type-Cは充電端子を兼用(どちらも利用可)しています。またオーディオ端子がない代わりにUSB Type-Cに接続可能な、ESSのチップを搭載していると思われるハイレゾ仕様(!)のイヤホン端子変換アダプターが付属しています。

Webカメラは720p/30fps、Windows Hello(顔認証)に対応したもの。バッテリーは公称でi7モデルが14.4時間(i5モデルは13.9時間)使用可能とのことです。

また、今回のZenbookですが小型軽量なのも特徴と言えるでしょう。ベゼルが細くなったことで体感的には11インチ級のノートとそう大きな違いを感じさせない筐体サイズに仕上がっている上、重量も1.2kgを下回ります。

カタログスペック上は全く隙の無い仕上がり。どちらかというとエントリーゲーミングノートにハイエンドな基本機能を詰め込んだような仕様になっていますね。こういう方向感の機種はニーズも多いのではないでしょうか。

なお今回のレビューはCore i7を搭載する上位モデルです。

2.筐体

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まずは付属品です。レビュー機にはMicrosoft Office Home & Businessが付属していました。ライセンスカードを含めた説明書類にPC保護ケース、ACアダプター、そしてUSB⇔RJ45変換アダプターとUSB Type-C⇔イヤホン端子変換アダプターが付属しています。

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前述の通りイヤホン端子変換アダプターはESSチップ搭載のハイレゾ仕様です。

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ACアダプターは比較的小型な部類です。ざっくり60mm四方に厚みが28mm位、といったところでしょうか。

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続いて本体天板です。

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写真からは反射が分かり辛いのでもう一枚(格好いいので載せたいだけ)。綺麗なアイアンカラーと言った感じのグレートーンで、正式な色名は「パイングレー」です。ZenBookの天板は暗めのブルーなどが多いイメージでしたが、この製品はかなりモノトーン寄り。これはこれで好ましいし格好良いと思います。

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左側にはHDMI、USB Type-Cが2つ配置されています。このUSBはどちらも充電端子として使用可能です。アダプター経由でイヤホンが使えることもあり、使用機会は結構多いかなと思いますね。

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右側にはUSBとmicroSDカードリーダーが搭載されています。

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後ろ側には排気口があります。

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また、何気なくブランド名が記載されています。これ自体は割とトレンドではあるんですがオシャレなワンポイントになっていますね。

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前方は特に何もない、といった感じでしょうか。ヒンジを開く際に時々カメラに触れてしまう点は少し気になります。「手がかり」があったらよかったかなとは思います。

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裏側です。バッテリー等の取り外しは不可能であることが分かると思います。左右のヒンジと逆側(使用時には手前側)にスピーカーが配置されているのも分かりますね。

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ヒンジを開口し、正面から見るとこんな感じです。手前のダイヤモンドカットがやや光っていますがそこまで目立つ感じでなく、それとない加飾となっています。また、カメラはオーソドックに上部ベゼルに搭載されています。

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最大まで開いた角度はこのような感じです。約135度といったところ。実用上問題ない角度じゃないかなと思います。また、この画像を見ていただくと、天板の後部が底面を押し上げているのがわかると思います。最近のASUS製品によく見られる「エルゴリフトヒンジ」という構造で、この構造により、ヒンジ開口時にキーボード面に適度な傾斜がつき、キーボードの打鍵がしやすくなります。

また、筐体そのものはASUSらしく耐久性はバッチリ。ミリタリーグレード(MIL-STD810G)のテストにも合格しています。軽量なので手に持っただけだと華奢に感じてしまうのですが、画面側の捻じれ剛性はかなり高いんですよね。キーボード側も端を摘まんで軋んだりするようなことはありません。

3.使用感

ソフトウェア

今回のノートPCは非ゲーミングであるためか、比較的シンプルな内容でした。

・MyASUS
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ハードウェアの設定や不具合のチェックなどが可能な総合的な管理ソフトウェアです。モニターのカラーやファンコントロール等も含め、ASUSとして提供している付加機能は基本的にこのソフトウェアで一元管理されています。

個別に説明するよりスクリーンショットをお見せした方が早いかと思いますので、以下に代表的な項目を掲載しておきます。

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・DTS Audio Processing
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視聴するコンテンツに合わせてEQ等が設定可能な音質調整ソフトです。使用するかどうかは好みによる、と思います。音の広がり感やスピーカーの安っぽさみたいなものはある程度払拭できますね。私個人としてはこの手のソフトがあまり好きでないのですが、音質調整ソフトとしてはなかなか良い仕上がりだな、とは感じました。

また、細かい説明は割愛しますが、McFeeの30日体験版や画像編集・動画編集に使えるPowerDirectorシリーズなどが標準搭載されています。モデルにもよりますがMicrosoft Office Home & Business 2019も付属しているので一般的な事務用途にはまず不足無し、でしょう。

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キーボード

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キーピッチは手採寸でおよそ18mm。フルサイズのアイソレーションタイプで画面に対しポジションも大きくずれてはいません。バックライトの色とキートップの色の組み合わせも視認性に配慮されていますし、キー配置も良く使うキーに関しては適切です(PgUp等の位置は少し異なります)。打鍵感は比較的クリック感はあるものの全体的には柔らかい感じ。軸のあるキーボードというよりは良質なメンブレン式を思い起こさせるキータッチですね。

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キータッチを積極的に売りにしているような機種と比較した場合には差があると感じるかもしれませんが、キーの端も反応しますし使っていて不満のある仕上がりではありません。使い始め時点で入力速度やミスタッチの発生率がいつも使っているキーボードと変わらなかったので、すんなりと使いこなせる人は多いんじゃないでしょうか。

タッチパッドの反応も上々。押し込み動作時に時折軋む音が聞こえる(恐らくレビュー端末の個体差)場合はありますが、滑り感、タッチ感度ともに適切。特に不満は生じませんでした。

強いて言うならタッチパッドが大きいため、人によってはキー入力時に少し気を使うかもしれません。とは言え、私は最初だけ気を使ったものの後は特に問題なかったです。

ディスプレイ

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一目見て「あ、いいディスプレイだ」と思いました。ブルーライトカットや色調補正機能はMyASUSから設定可能ですが、あくまで初期設定状態で判断しています。

apple製品などと比較すると色温度は低め(6800K位?)です。色域そのものはsRGBより多少広いであろうことは分かる、といった感じですが、色表現そのものはかなり正確だと言って良いと思います。

調整が可能なことも含めイラストレーターはまず問題ないでしょう。アマチュアの方であれば写真も初期状態で取り扱えるかと思います。

また、ブルーライトカット等を抜きにしてもそもそも目に優しいディスプレイのようですね。分かりやすい記載はありませんがスローモーション撮影で検証したところフリッカーフリーのようです。こういったノートPCにありがちな4隅の照度落ちなどもなく、バックライトのムラがかなり少ないのも良いですね。恐らくこの点が初見での好印象に繋がったように思います。

「色域が広い!」みたいな製品が最近は多いですが、それ以上に基本的な部分できっちり仕上がっているディスプレイです。この点はかなり好感を持ちました。

スピーカー

まずびっくりしたのがスピーカーのゲインの大きさ。ノートPCの初期設定時いつもCortanaさんの声が空気を読まない大きさ(Microsoftさん。もっと小さい音量からスタートできません?)なのですが、いつもよりも更に朗々とデカい声。夜中に鳴らしてたら確実に壁ドンです。これならちょっとした会議等であれば別途スピーカーを持ち歩く必要はないでしょう。通常使用ならボリュームは100段階中の「6」でも大きいくらいです。

DTS Audio ProcessingがONになっている時は低域の籠りがやや気になります。個人的にはOFFの方が無理をしていない感じがして良いと思います。

音質そのものは積極的に「いい音です!」とまでは言えずとも不満はまず出ないレベルになっていると思います。良くも悪くも筐体の制約から来る音質の限界はむき出しになっているため、より大型で共振に強い筐体を有する端末と比較した場合にはステレオ感や付帯音の有無で辛い部分もあるかと思いますが、この筐体の大きさであれば妥当以上の内容でしょう。BGMを流す位の使い方なら丁度良いと思います。

その他

発熱は気になる程ではありません。負荷がかかってもキートップが熱くなるようなことはありませんでした。

また、ファンノイズも「スタンダードモード」であれば高負荷時で空気清浄機の「弱」運転(静音よりは上)位かな、といったところ。十分静かですしノイズ音そのものも比較的低い音なので耳障りではありません。更により小さいファンノイズにする設定もありますしこの点で不満はまず出ないと思います。

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カメラも720pでかつ左右反転して映っていますがそれも含めて一般的な仕様でした。

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なお、Youtubeを1時間ほど再生(ボリューム6、画面照度は目視で35%程度。※画像のデフォルト状態)しましたが、この状態で8%のバッテリー消費です。ノートPCとしては珍しく、公称値14時間以上使用可能という説明も大きくは外れていないと思われます。

4.ベンチマーク

今回は第11世代のi7、しかもIris Xe搭載なのでいつもより多めに回しております。ゲーミングPC的な使い方に期待を寄せている方もいるかと思いますのであくまでベンチマーク中心ですが参考にして頂ければ幸いです。

CineBench

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参考:
ASUS VivoBook S15 S533EA(Core i7-1165G7):543、1,867
ASUS ROG Strix SCAR 15 G532LWS(Core i9-10980HK):497、4,120
ASUS ROG Zephyrus G14(Ryzen 9 4900HS):485、4,226
ASUS ZenBook 14 UM4125IA(Ryzen 7 4700U):479、2,637
ASUS VivoBook S15 M533IA(Ryzen 7 4700U): 475、2,821
MSI GF63 Thin(Core i7-10750H): 466、2,572
MSI Prestige 15(Core i7-10710U): 458、2,528
MSI Bravo 15(Ryzen 5 4600H): 454、3,280
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 4500U) : 449、2071
HP ENVY x360 13(Ryzen 5 4500U) : 435、2,089
dynabook GZ83(Core i7-10710U): 428、1,479
ドスパラ DX-C5(Core i5-10210U): 422、1,223
dynabook AZ66/M(Core i7-10710U): 411、1,414
CHUWI CoreBox Pro(Core i3-1005G1): 399、824
HP EliteBook x360 1040 G6(Core i5-8265U): 396、1,177
MSI Modern 14 B10R(Core i7-10510U): 389、1069
HP Elite Dragonfly(Core i5-8265U): 318、1,187
CHUWI Hi10 X(Celeron N4100): 153、404
Jumper EZbook x3 Air(Celeron N4100): 150、421
Microsoft Surface Go 2(Pentium Gold 4425Y): 147、366
※左から、シングルコア、マルチコアでのスコア

CineBenchはCPU性能だけを図るベンチマークです。うーん…。良くも悪くもINTELらしいですね。シングルコアの強さは良く伝わる結果ですし、反面でマルチコアは相変わらずRyzenが強い、といったところ。正直に言えば第11世代に対しもう少しマルチコアのスコアが伸びることを期待していましたが…。とは言えオフィスワーク等では十分に快適な性能なのでその点は心配ないですね。

3DMark

zenbook13_2020_3dmark

参考:
ASUS VivoBook S15 S533EA(Core i7-1165G7):3,296、12,153
ASUS ZenBook 14 UM4125IA(Ryzen 7 4700U):2,925、10,314
ASUS VivoBook S15 M533IA(Ryzen 7 4700U)2,834、10,545
HP ENVY x360 13(Ryzen 5 4500U) : 2,667、9,673
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 4500U) : 2,581、9,545
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 3500U) : 2,269、7,922
Lenovo ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U): 2,259、7,741
Lenovo ThinkPad E495(Ryzen 5 3500U): 2,257、7,874
マウス m-Book X400B(Ryzen 5 3500U): 1,528、4,659
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 1,513、6,808
HP ENVY 13 X360(Ryzen 3 2300U): 1,513、5,396
ASUS VivoBook S15 S531FA(Core i7-10510U): 1,241、4,733
dynabook GZ83(Core i7-10710U): 1,239、4,815
Lenovo ThinkPad X1 Yoga(2019)(Core i7-8665U):1,211、4,946
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 1,211、4,871
Lenovo ThinkPad T490s(Core i7-8565U): 1,181、4,845
DELL XPS 13(9380)(Core i7-8565U): 1,189、4,586
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 1,178、4,574
dynabook AZ66/M(Core i7-10710U): 1,174、4,611
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 1,161、4,719
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 1,157、4,652
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 1,136、4,524
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 1,126、4,746
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 1,116、4,367
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 1,114、4,389
富士通 LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U): 1,111、4,325
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 1,097、4,471
HP Elite Dragonfly(Core i5-8265U): 1,092、4,383
Lenovo IdeaPad C340 (15)(Core i5-8265U): 1,085、4,370
DELL Inspiron 15 5000 2in1(Core i7-8565U):1,084、4,421
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 1,084、4,282
iiyama Style 17FH054 i7(Core i7-8750H): 1,082、4,559
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-8665U): 1078、-
Lenovo ThinkPad X390(Core i7-8565U): 1,063、4,350
ドスパラ DX-C5(Core i5-10210U): 1,010、4,262
※左からFireStrike、SkyDiverのスコア

SkyDiverはやや伸び悩んだものの、Ryzenシリーズと比較しても互角~やや優位と言えるスコアではないでしょうか。ゲーミング用途を想定してNightRaidなどもテストしてみましたがスマホ等を主とするカジュアルゲームや、PS3世代のゲーム等であれば比較的高負荷な設定にしても動作出来るレベルの性能はありますね。

VRMark

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こちらは参考程度に。これは「まだ厳しい」といったところ。VRはさすがに3D酔いなどが発生する可能性があります。ただ一方でこの位のスコアであればGeforce 750tiやRadeon R7 260X辺りはそろそろオンボードGPUにひっくり返される覚悟をしないといけないですね…。いよいよ来たか、といったところでしょうか。

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シアンはより重いのであくまでもご参考に、というところです。

PCMark

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※クリックで拡大します

zenbook13_2020_pcmarkbattery

※クリックで拡大します

※上が電力供給有、下がバッテリー駆動

参考:
HP OMEN X 2S 15(i9-9880H、RTX2080 Max-Q):6,447
Lenovo Legion Y740(17)(Core i7-9750H、RTX2080Max-Q): 6,151
MSI GE66 RAIDER(i7-10875H、RTX2070):6,081
ASUS ROG Strix SCAR 15 G532LWS(i9-10980HK、RTX2070SUPER):6,023
ASUS ROG Zephyrus G14(Ryzen 9 4900HS、RTX2060 Max-Q):5,852
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q): 5,830
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(Core i9-9980HK、RTX2060): 5,727
MSI Bravo 15(Ryzen 5 4600H、Radeon RX5300M): 5,635
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 5,618
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti): 5,573
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060): 5,506
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070): 5,505
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,328
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H、RTX2060): 5,299
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
ASUS ZenBook 14 UM4125IA(Ryzen 7 4700U): 5,014
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ASUS VivoBook S15 M533IA(Ryzen 7 4700U): 4,975
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E(Core i7-8750H、RTX2070): 4,893
ASUS VivoBook S15 S533EA(Core i7-1165G7): 4,804
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 4500U) : 4,738
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650): 4,709
HP ENVY x360 13(Ryzen 5 4500U) : 4,678
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen 7 3750H、GTX1660Ti): 4,365
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
dynabook GZ83(Core i7-10710U): 4,193
Lenovo ThinkPad T490(Core i7-8565U、MX250): 4,158
ASUS VivoBook S15 S531FA(Core i7-10510U): 4,155
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-8665U): 4,132
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 4,124
Lenovo ThinkPad X1 Yoga(2019)(Core i7-8665U):4,120
ASUS ZenBook 14 UX434FL(Core i5-8265U、MX250):3,933
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
HP Elite Dragonfly(Core i5-8265U): 3,843
dynabook NZ65(Core i7-10710U、MX250): 3,820
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
HP Spectre 13(Core i5-8265U): 3,766
ドスパラ DX-C5(Core i5-10210U): 3,737
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 3,728
Lenovo ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U): 3,714
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
dynabook GZ83(Core i7-10710U): 3,661
マウス m-Book X400B(Ryzen 5 3500U): 3,659
HP ENVY x360 15(Ryzen 3500U): 3,617
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
Lenovo ThinkPad E495(Ryzen 5 3500U): 3,574
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
CHUWI CoreBox Pro(Core i3-1005G1): 3,406
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108

PCMarkはオフィスユースを始めとした「非ゲーム環境での使用における快適性を図るベンチマーク」です。画像加工、表計算ソフトやワープロソフト、あるいはオンライン会議等を想定して性能を計測し、数値を算出しています。注目点は2つあって、まずは性能が少し前のディスクリートGPU搭載品と変わらないレベルに達していること、それとバッテリー駆動でも性能がそこまで低下しない、ということです。

特にnVidiaのMXシリーズ搭載品を子供扱いしているような性能には正直驚かされます。また、バッテリー設定も標準状態のまま殆ど変更していない(ディスプレイOFFだけ無効化)のですが、それでも4,000点以上の結果を残している点は驚愕です。

CrystalDiskMark

zenbook13_2020_crystaldiskmark

ここは良くも悪くもPCIexpress3.0 ×2接続の性能、といったところでしょうか。ただここが3,000MB/sに達したりしても体感上そこまで大きな違いはなく…。この性能であれば不満に感じることもないでしょう。

以下は参考程度にご参照ください。

ドラクエ10ベンチマーク

zenbook13_2020_dqbench

FinalFantasy14 漆黒のヴィランズ ベンチマーク

zenbook13_2020_ff14shadowbringers

FinalFantasy14 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

zenbook13_2020_ff14stormblood

FinalFantasy15 ベンチマーク

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zenbook13_2020_ff15midfhd
zenbook13_2020_ff15lightfhd

5.まとめ

ASUS ZenBook 13 UX325EAは11月25日に発売され、価格は下記のとおりです。

Core i7, Office付属:158,910円(174,800円)
Core i7, WPS Office付属:136,182円(149,800円)
Core i5, Office付属:136,182円(149,800円)
Core i5, WPS Office付属:113,455円(124,800円)
※カッコ内は税込み価格

ボーナス商戦~クリスマス商戦にかかる時期ですから他社も色んな魅力ある製品を展開するかと思いますが、ASUSは保証内容も「強い」です。今回のZenBook 13 UX325RAは「ASUSのあんしん保証」対象製品です。この保証というのが1年間はいかなる故障理由(例え改造や天災でも)であったとしても1度だけ修理代(税抜き)の80%をASUSが負担する、というもの。加入条件はMyASUSに製品購入後30日以内にユーザ登録するだけです(加入費用無し)。さらに、12月14日までの期間、「あんしん保証 Premium 3年パック」も無料でつけられます。長期保証はあると安心ですが、割と値が張るサービスなので、こちらもありがたいと言えます。

この機種は本当に隙が無いです。在宅テレワークでも快適なディスプレイにキーボード、持ち運びにも便利な軽量さとバッテリー容量、プレゼンなどでも使いやすいスピーカーにカジュアルゲームなら最高画質を狙えるGPU、そして高い質感と、「とりあえずこれ買っておけばなんでも出来る」を体現した機種です。価格も抑えられていますので、かなり強力な訴求力を持つ製品であることは間違いありません…。私もものすごーく欲しいです。

6.関連リンク(ASUS Store)

ZenBook 13 UX325EA(Core i7, Office付属)icon
ZenBook 13 UX325EA(Core i7, WPS Office付属)icon
ZenBook 13 UX325EA(Core i5, Office付属)icon
ZenBook 13 UX325EA(Core i5, WPS Office付属)icon

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