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Android搭載スマートウォッチは自転車のナビとして活用できるのか?(ひらちょん)

スマートウォッチを自転車のナビに
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はライターをお願いしているひらちょんさんの投稿です。これね、めちゃめちゃ面白いと思いました。従来のウインタブにはない、新機軸の記事と言っていいかもしれません。また、私にはこの記事は絶対に書けないと思います。こういう発想ができませんから。ライターに投稿してもらう場合、私のほうで画像をトリミングしたり、句読点などを一部修正させてもらうための簡単な編集作業をするのですが、それをやってて笑みがこぼれ、先の展開にワクワクしてしまいました。ウインタブでもこんな記事を増やしていきたいですね。なお、ちょっとした都合により、この記事のコメント欄は閉じさせてもらいます。ご了承下さい。

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1.はじめに

こんにちは、ひらちょんです。今回は、前回レビューしたTenfifteen QW09というAndroid4.4を搭載したスマートウォッチにGoogleマップをインストールし、Googleマップのナビ機能を使用して自転車のナビとして使えないか実験してきました。腕時計としてではなく、クッションと一緒に自転車のハンドル部分に巻きつけることにより自転車用小型ナビのような見た目にすることはできましたが、実際に使ってみてどうだったかをレビューしていきたいと思います。

2.いざ13Kmのサイクリングへ

スマートウォッチを自転車のナビに 行程

クリックで拡大します

今回のルートはおおよそこんな感じです。身バレ回避のため出発地点と到着地点を最寄り駅で代替しておりますが、実際のルートとほとんど同じです。ほぼ一直線にも見えますが、画像中央の双葉SAの部分は3、4回曲がる箇所があるため、そこでどのようなナビゲートをしてくれるかがスマートウォッチの見せ所となります。実験時はフル充電の状態で輝度最大にしてスタートしました。

12時50分スタート 残り13Km

スマートウォッチを自転車のナビに 出発
画像のようにハンドルにクッションと一緒に巻きつけてあります。ポケモンGOが流行ったときは別のスマートウォッチでこのスタイルを構築し、ポケモンを乱獲しによく出かけておりました。 ナビ自体は歩行者向けルートを採用しているため、自転車を普通にこいでるだけで残り時間がどんどん減っていき気持ちがいいです。悪く言えば到着予想時間がわからないのですが、残りの距離が左下に出ているため大体の感覚をつかむことはできます。

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13時 残り12Km

スマートウォッチを自転車のナビに 10分経過
10分間使った時点の感想として、画面が小さいので走行中は残り時間と今通っている道路の名称くらいしか見ることができません。辛うじて左上の案内(その先↰)を見ることができますが「どの先」なのか全くわかりません。また、直線が続くためかこの時点でナビの声は一切聞こえてきません。このスマートウォッチはスピーカー搭載なのでナビっぽいことを言ってくれると嬉しいのですが…

13時15分 残り9.4Km

スマートウォッチを自転車のナビに トイレ休憩
トイレ休憩のために一旦クスリのサンロード(ドラッグストア)に寄りました。ここでトイレはありませんでしたし、困った点が出てきました。それは一旦液晶を消すと次につけたときは何事もなかったかのようにロック画面からホーム画面へ飛ばされるのです。

つまりGoogleマップをアプリ一覧から探し出し起動し直さなければならないのですが、CPU、RAM共にマップを動かすのが厳しいらしく起動に数秒待たされます。一応マップのナビ自体は保存されており起動さえしてしまえばそのまま使えるので良かったのですが少し面倒です。

1時30分 バッテリーが残り15%になる

スマートウォッチを自転車のナビに バッテリー残量が減る
40分ほどでバッテリーの8割以上を使ってしまったようです。小型バッテリーを持っていればスマートウォッチと共に巻きつけて永久機関にしようとも考えていたのですが、あいにく私はダンボーのバッテリーしか持ち合わせておりません。

スティック状のバッテリーで3000mAhでも容量があれば駆動時間が10倍近くになるとは思いますが単体ではこれが限界のようです。

3.感想

今回使用したスマートウォッチはAndroid搭載モデルの中では最安価モデルであり、電子コンパスが搭載されていなかったりバッテリーも恐らく良質なものではなかったと思われます。

また、画面輝度はまだ許せるとしてもこの画面の大きさでスマホ版と同様の情報量を表示されると流石に視認できません。マップの現在地がまずひと目でわからないというのと終始左上にこの先↰が出ておりもはやGoogleマップのナビを疑う事態になりました。

残り距離が減っているので恐らくGPSはそこそこ正しい位置を示しているのだと思いますが、左に曲がり終えてもずっとこの先↰でした。電子コンパスを搭載して3インチくらいの大きさになってくれたら大活躍しそうですがそれだとスマートウォッチではなくなってしまいますね…

ちなみに曲がりそうな要所では通知音のようなものがスマートウォッチから出てきました。「この先400m先、左」のようなナビを期待していましたが設定が悪かったのかそこまでしてくれませんでした。

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