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ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)- 4K有機ELディスプレイにGeForce RTX搭載のハイスペックなクリエイターノート

ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)
ASUSが16インチノート「Vivobook Pro 16X OLED(N7601)」を発表しました。CPUに第12世代(Alder Lake)のCore i7/Core i9を、外部GPUにGeForce RTXシリーズを搭載、ディスプレイも4K解像度の有機ELと、非常に高いスペックのノートPCです。ウインタブでは昨年の12月にこの製品の従来モデルを実機レビューしていますが、今回ご紹介するニューモデルはCPUやGPUが新しくなっただけでなく、筐体も一新されています。

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1.Vivobook Pro 16X OLED スペック

スペック表

  Vivobook Pro 16X OLED N7601
OS Windows 11 Pro
CPU Intel Core i7-12700H/
Core i9-12900H
外部GPU NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop(6GB)
GeForce RTX 3070Ti Laptop(8GB)
RAM 32GB(DDR5-4800)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0 x4接続)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 16.0インチOLED(3,840 × 2,400)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー、LAN(RJ45)
カメラ Webカメラ(207万画素)
バッテリー 90Wh(10.6-11.1時間)
サイズ 354 × 248.5 × 19.9-21.9 mm
重量 2.3 kg

バリエーションモデル

・N7601ZM:Core i7/RTX3060/32GB/1TB
・N7601ZW:Core i9/RTX3070Ti/32GB/1TB
 ※左からCPU/GPU/RAM/SSD

コメント

従来モデルのOSはHome版でしたが、ニューモデルではPro版のみとなりました。CPUは第12世代(Alder Lake)の高性能タイプ(H型番)、Core i7-12700H/Core i9-12900H、GPUはGeForce RTX3060/RTX3070Tiです。RAMは32GB、SSDは1TBといずれも大容量です。

ディスプレイは16インチの有機EL、解像度は4K(3,840 × 2,400、アスペクト比16:10)です。PANTONE認証取得、100%DCI-P3と発色品質も非常に高く、クリエイター向けの仕様ですね。ただし、リフレッシュレートは特段説明がなく、おそらく60Hzだと思います。

サイズは従来モデルから大きく変わりました。

ニューモデル:354 × 248.5 × 19.9-21.9 mm/2.3 kg
従来モデル:360.5 × 259 × 18.9-19.5 mm/1.94 kg

少しだけ厚みが増し、重量も重くなってしまいましたが、タテ・ヨコサイズが小さくなりました。タテ・ヨコが小さくなった、ということはベゼル幅がより細くなったと考えてよく、非常に高品質なディスプレイを搭載するVivobook Pro 16X OLEDには大きなメリットだと思います。あと、このサイズ感だと「どっちにしても持ち運びはそんなにラクじゃない」と思うので、重量増についてはあまり気にしなくてもいいのかな…、と。

2.Vivobook Pro 16X OLED 筐体

Vivobook Pro 16X OLEDは型番によって筐体色が決まります。ここではCore i9/RTX3070Tiモデルの「0°ブラック」の画像を使ってご説明します。

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ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)
正面から見たところです。この製品、従来モデルでもベゼル幅はそんなに太い方ではなかったのですが、ニューモデルになって横幅が6.5 mm小さくなっていますので、さらにナローベゼル化したと思います。また、ディスプレイの仕様ですが、従来モデルだと…

・100% DCI-P3
・133% sRGB
・PANTONE認証取得
・VESA認証 Display HDR
・最大輝度600nit
・コントラスト比1,000,000:1
・テュフ・ラインランド認証取得のブルーライトカット機能
・応答速度 0.2ms

と開示されていましたので、(スペックダウンしているとは考えにくく)おそらくニューモデルでも同様の仕様になっていると思います。

ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)
天板です。ここは従来モデルから変わっていません。Vivobookの「Pro」は天板のデザインが他のVivobookとは異なり、ロゴ部分がプレートになっています。

ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「102キー日本語キーボード (イルミネートキーボード)」と開示されています。なお、イルミネートキーボードというのは「バックライト付き」という意味です。

それと、タッチパッド部分に丸いマークがあります。

ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)

クリックで拡大します

これはDialPadという、クリエイター向けの「仮想インターフェース」です。複数のAdobeアプリに対応していて、従来モデルにもあった機能ですが、私、Adobeアプリを使っていないので、従来モデルの実機レビューでは使用感を試せていません。

ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)
側面と入出力ポートの配置です。この製品のポートは高規格なので、周辺機器を接続してのデータ伝送では威力を発揮すると思います。また、従来モデルにはなかった有線LANポートも装備されました。このくらいスペックの高い製品なら、やはり有線LANポートは欲しいですよね。

ASUS Vivobook Pro 16X OLED(N7601)
Core i7/RTX3060モデルは筐体色が「クールシルバー」となります。CPUとGPUの仕様で筐体色が決まってしまう、というのはちょっと残念かも。

3.Vivobook Pro 16X OLED 価格など

ASUS Vivobook Pro 16X OLEDはASUS Storeで販売中で、9月28日現在の価格はCore i7/RTX3060モデルが税込み359,800円、Core i9/RTX3070Tiモデルが税込み369,800円です。…え?価格差が1万円しかないの?というのが正直な感想です。

パフォーマンスが非常に高いクリエイター仕様のノートPCです。ところで、Vivobookという製品ブランドも相当にバリエーションが豊富になったので、クリエイター用の製品ブランドで出してもらうほうがわかりやすかったかもしれないですね。ASUSにはProArtブランドがあるので、そこから出しても良かったような…。

4.関連リンク

Vivobook N7601シリーズicon:ASUS Store

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