ASUSがWindows ポータブルゲーム機、ROG Allyのアドバンスモデル「ROG Ally X」を国内発表しました。ROG Ally Xは6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024にあわせてグローバルで発表され、その際にウインタブでも紹介記事を掲載しています。グローバル発表の時点でASUS JAPANからもニュースリリースが出ていて「2024年夏以降取り扱い開始予定」とのことだったのですが、国内での発売日や価格が正式に決まった、ということです。また、発売日は7月24日、そして7月1日よりASUS Storeにて予約販売もスタートしています。
この記事では主にROG Ally X 国内版の確定スペック及び価格についてご案内します。製品詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
ASUS ROG Ally X - 2024年夏以降に国内発売!RAM/SSDが大きくなり、バッテリーは2倍に!
ASUS Storeの製品ページはこちらです
ROG Ally X (RC72LA-Z1E24G1T):ASUS Store
1.概要
スペック表
ROG Ally X (2024) RC72LA | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD AMD Ryzen Z1 Extreme |
外部GPU | なし |
RAM | 24GB(LPDDR5X-7500, オンボード) |
ストレージ | 1TB SSD(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
ディスプレイ | 7インチ(1,920 x 1,080)タッチ、120Hz |
ネットワーク | WI-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4 |
入出力ポート | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力、PD対応)、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
バッテリー | 80Wh(動画再生約11.7時間) |
サイズ | 280.6 x 111.3 x 24.7 ~ 36.9 mm |
重量 | 678 g |
コメント
国内版の確定スペックですが、グローバル発表の際の開示内容と変わっていません。CPUは従来モデルから変更がなく、RAM/SSDは容量がアップし、24GB/1TBとなりました。従来モデルは16GB/512GBなので、増量によりゲームプレイがより快適となり、さらに多くのゲームタイトルをインストールできるようになりました。
これまでに何度か「外部GPU非搭載の高性能CPUでは大きめのRAM容量が望ましい」ということをご説明してきましたが、正直うまく説明できていませんでした。しかし、ASUSのこの説明だとわかりやすいですね。
それと、バッテリー容量が従来モデルの2倍、80Whになった、というのも素晴らしいと思います。80Whという容量は中国メーカーのゲーミングUMPCを上回り、このジャンルとしては最大クラスの容量です。一方で筐体のサイズはほぼ変わっていないものの、やや厚みが大きくなり、重量も70 gほど増加しました。ただ、バッテリー容量が2倍になった、という明確な理由がありますので、ここは仕方がないと思いますし、70 gでバッテリーが長持ちするのなら文句はないですね。
各部名称です。ちょっと見た感じ「従来モデルから色が変わったくらいかな?」と思いますよね?しかし、スティックやボタン位置が微調整され、さらに操作性が上がった、とのことですし、ポート構成も変わっています。従来モデルにあったROG XG Mobileインターフェース(外付けGPUのROG XG Mobile接続用)がなくなり、USB Type-Cポートが2つになりました(うち1つはUSB4規格)。
ASUSは周辺機器が豊富で、しかも製品ジャンル(ビジネスとかゲーミングとか)に合う雰囲気というかデザインのものが多いです。なので、「ROGな人」の多くはASUSの周辺機器で脇を固めているんじゃないかと思いますねw
2.価格など
ASUS ROG Ally Xは7月24日発売で、7月1日からASUS Storeにて予約販売が開始されています。価格は139,800円です。また、ROG Ally Xを購入し、レビューを投稿するともれなく…
ROG Ally Premium Hard Caseがもらえます。このケースは通常価格5,980円で「ハードケース」なので衝撃にも強く、ROG Ally X本体をしっかり保護してくれると思いますので、ぜひ手に入れておきたいですね。
3.関連リンク
ROG Ally X (RC72LA-Z1E24G1T):ASUS Store