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ASUS Chromebook C204MA - コンパクトで頑丈なChromebookに英語キーボード版が追加されました!

ASUS Chromebook C204MA
ASUSが11.6インチサイズのChromebook「C204MA」に英語キーボードのバージョンを追加しました。ウインタブではそもそも「C204MA」の紹介記事を未掲載だったので、この機会に製品紹介記事を書かせていただこうと思います。この製品はどちらかというと「学習用」「子ども用」という側面もありますが、2020年にChromebookデビューを果たそうとする人には手を出しやすい(購入しやすい)製品だと思います。

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1.スペック

ASUS Chromebook C204MA
OSはもちろんChrome OS、CPUはGemini Lake世代のCeleron N4000、RAMは4GB、ストレージは32GB eMMCと、エントリースペックです。ただし、Windows PCのように「ストレージが32GBだと使い始めてすぐに容量不足で詰む」とか「RAMが4GBだとすぐにメモリ不足に陥る」とか「Celeron N4000だと込み入った(PC負荷の高い)作業ができない」とかの弊害はあまり気にしなくて大丈夫です。まず、データは基本的にすべてクラウドに保存されるため、PCのローカルストレージを圧迫しません。また、Windows PCに見られる、めっちゃPC負荷の高いアプリというのはほとんどなく、基本的にブラウザーのChrome上でWebアプリを使うことになりますので、(Core m3とかCore i5のほうがより快適ではありますが)Celeronだから遅い、みたいなこともあまり心配しなくて大丈夫です。

ちなみについ先日紹介記事を掲載した「acer Chromebook 512」と全く同じCPU/RAM/ストレージ構成です。後述しますが筐体構造も価格もよく似ていますので、購入の際にはこの2機種を比較検討するという人もいるでしょうね。

ディスプレイは11.6インチのHD解像度で「広視野角」という説明がありましたので、おそらくIPS相当のものになっていると思います。また、ノングレア(非光沢)タイプなので、画面への映り込みも小さく、さらにタッチ液晶なので、PC操作に慣れていない人にも使いやすいと思います。ちなみにディスプレイの仕様はacerの512とは異なっています。acerのほうは12インチで解像度1,366 × 912(アスペクト比3:2)の、やや縦に長い形状です。

入出力ポートは十分なものになっています。USBポートが合計で4つ(うち2つはType-C)あり、microSDカードリーダーもついています。Type-Cポートは充電/給電ポートも兼ねていますが、映像出力にも対応していますので、周辺機器の接続で困ることもないでしょう。

サイズについては、acerと比較してみましょう。

ASUS Chromebook C204MA:292 × 199 × 19.5-20.1 mm / 1.2 kg
acer Chromebook 512:296 × 228.7 × 20.4 mm / 1.29 kg

横幅と厚さはあまり大きくは違いません。一方で奥行きにはかなりの差があります。これはディスプレイのアスペクト比の差によるもので、その差3センチ弱ということなので、気になる人もいると思います。ちなみに奥行き228 mmといえば、13.3インチのモバイルノートと比較しても大きい方になっちゃうんですよね。ただし、どちらも「バッグに入れるのに苦労する」ようなサイズ感ではなく、問題なく持ち歩けるくらいだとは思います。

2.筐体

ASUS Chromebook C204MA
ここもacer 512と同様、「ずいぶんとベゼルが太い」と感じます。この製品もacerと同様にミルスペック(MIL-STD-810G)準拠のテストをクリアした、非常に堅牢な筐体になっているんです。

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ASUS Chromebook C204MA
天板です。これまたacer 512によく似ていて、滑り止めを意図していると思われる細かい凹凸がついています。それと、この製品の側面は「ゴム弾性に優れたバンバー(要するにラバー素材で覆われているということだと思います)」で保護されています。こうなるともう、スリーブケースとかは不要ですね。傷つきとかも気にしなくていいかもしれません。

ASUS Chromebook C204MA
この製品はコンバーチブル2 in 1ではありませんが、ヒンジは180度開口します。ペン入力をしないのであれば、これだけ開けば十分だろうと思います。

ASUS Chromebook C204MA
キーボードです。この画像は新しく追加された英語配列のもので74キー、日本語配列の方は78キーとなります。「どっちがいいか?」というのはなんとも言えません。個人的にはキー1つで日本語入力と英語入力の切り替えができる日本語配列のほうが好みですが…。

ASUS Chromebook C204MA
側面と入出力ポートの配置です。たぶん(w)画像上が左側面、画像下が右側面ですね。USB Type-AとType-Cが左右に振り分けられていて、バランスがいいです。左側面のUSB Type-Cポートは見るからに「給電用」という感じです。

3.価格など

ASUS Chromebook C204MAはASUS Storeで販売中ですが、英語キーボード版(C204MA-ENG)のほうは6月上旬の出荷予定なので、3月6日現在の気持ちとしては「それなら日本語配列でいいや」ということになりそうですね。価格は日本語キーボード版、英語キーボード版とも42,800円(税込み47,080円)です。

この記事ではacer Chromebook 512と比較しながら説明させていただきましたが、記事を書きながら「ASUS Laptop W202NA」というWindows PCを思い出してしまいました。いずれも側面にラバー素材が使われていて、乱暴に扱ってもへっちゃらな製品です。ウインタブの記事を書く作業というのはそれほど高いPC性能が必要ありませんし、スリーブケースなんて使わずに、気軽にリュックに放り込める11.6インチというのは非常に魅力的に感じられます。ただ、11.6インチのWindows PCはすでに使っていますので、どうせならChromebookがいいかなあ、なんて考えてしまいますね。

4.関連リンク(ASUS Store)

ASUS Chromebook C204MA (C204MA-ENG)※英語キーボードicon
ASUS Chromebook C204MA (C204MA-BU0030)※日本語キーボードicon

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