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ASUS Gaming V16 V3607 - RTX 5050/5060搭載モデルも登場!高性能・高コスパなエントリー・ゲーミングノート

ASUS

ASUS Gaming V16 V3607VU
ASUSのエントリーゲーミングノート「ASUS Gaming V16 V3607」にバリエーションモデルが追加されました。ウインタブでは2025年2月にこの製品の紹介記事を掲載しており、その時点では単一バリエーションでしたが、現在は2種類のCPUと3種類のGPUを選べるようになっています。最低価格は139,000円から、最高価格でも20万円台の前半で購入できるので、ゲーマーさんだけでなく、高性能なスタンダードノートを探している人にも向く製品だと思います。

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1. スペック表

項目 仕様
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core 5 210H/Core 7 240H
GPU NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU
GeForce RTX 5050 Laptop GPU
GeForce RTX 5060 Laptop GPU
RAM 16GB/32GB(DDR5-5600、最大32GB) 
ストレージ 512GB/1TB SSD (PCIe4.0 x4接続 NVMe/M.2)
ディスプレイ 16インチ (1,920 x 1,200) 144 Hz
無線通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3
ポート類 USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力/PD対応)
USB3.2 Gen1 Type-A × 2
HDMI、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(207万画素)
バッテリー 63Wh
サイズ 357.0 × 250.7 × 18.0-22.0 mm
重量 1.95 kg

2. バリエーションモデル

・Core 5 210H/RTX 4050/16GB/512GB
・Core 5 210H/RTX 5050/16GB/1TB
・Core 7 240H/RTX 4050/16GB/512GB
・Core 7 240H/RTX 5050/16GB/512GB/WPS Office
・Core 7 240H/RTX 5060/16GB/1TB
・Core 7 240H/RTX 5060/32GB/512GB
・Core 7 240H/RTX 5060/32GB/1TB

以前掲載した製品紹介記事ではCPUがCore 5 210Hのみ、GPUがRTX 4060のみでしたが、現在はバリエーションが増えています。

3. CPU/GPU

ASUS Gaming V16 V3607VU

搭載CPUはCore 5 210H/Core 7 240Hで、どちらも最新世代ですが、コードネームは第13世代Coreと同じRaptor Lakeです(Raptor Lake Refreshとも呼ばれますが、Intelの公式表記はRaptor Lake)。また、AI処理チップNPUは内蔵していません。

ここに掲載したPassmark公表スコアを見ると、ゲームプレイで重視されるシングルスレッド性能が高く、特にCore 7 240Hは旧世代の上位モデルに匹敵する実力があります。Core 5 210Hもシングルスレッド性能は高く、ミドルクラスのdGPUと組み合わせれば、幅広いゲームを快適に楽しめると思います。

ASUS Gaming V16 V3607VU

これもPassmarkが公表しているGPUのベンチマークスコアです。ASUS Gaming V16 V3607の搭載GPUは左の3つです。この表には多数のスコアが記載されていますが、オレンジ色の「G3D」というのが「総合評価」に相当しますので、以下、G3Dスコアをもとに説明します。

GeForce RTX 5050 / 5060 Laptop GPUは、それぞれ前世代のRTX 4060 / 4070に近いスコアを記録しています。つまり、前世代のワンランク上のGPUに匹敵する性能を、より効率的な設計で実現している、と言えます。

4. RAM/SSD

RAMは基本16GBでCore 7 240H/RTX 5060モデルで32GBを選択可能です。SSDは512GB/1TBです。ゲーミングPCに限らず、パソコンのRAMとストレージは大きいに越したことはありませんが、特にゲーミングPCの場合はSSDは512GBでも十分とは言えませんので、将来的に(それも比較的近い将来に)外付けのSSDが必要になるかもしれません。

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5. 筐体

ASUS Gaming V16 V3607VU

ディスプレイは16インチで解像度は1,920×1,200、リフレッシュレートは144Hzです。今やゲーミングノートで144Hzというのはそこまで高速とは言えませんが、「エントリーゲーミングPC」を謳っている製品なので、これで十分かと思います。ちなみに私は視力が悪く、年齢も高くなっているので144Hzと240Hzの違いを識別できません。

ASUS Gaming V16 V3607VU

筐体色はマットブラック、筐体素材の説明はありませんでした。ASUSにはタフな筐体の「TUF Gaming」というシリーズがありますが、ASUS Gaming V16 V3607もMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の堅牢性を備えています。

ASUS Gaming V16 V3607VU

キーボードです。この画像では英語配列ですが、日本仕様は「102キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列)」です(ASUSはバックライト付きのキーボードのことを「イルミネートキーボード」と称しています)。バックライト色は「ターボブルー」で、ゲーミングPCらしいとも言えますし、ド派手でもないのでゲーム以外の場面でも使いやすいと思います。

ASUS Gaming V16 V3607VU

側面と入出力ポートの構成です。ポート数はそこまで多くはないですね。USBポートは合計で3つ、Thunderbolt 4やUSB3.2 Gen2といった高規格なものもありません。ただし、Type-Cポートは映像出力とUSB PDに対応します。あと、有線LANポートがない、というのはいかがなものかと…。

タッチパッドは大型でASUS独自のスマートジェスチャに対応します。

6. 価格など

ASUS Storeで販売中で、7月17日現在の価格は下記のとおりです。

・Core 5 210H/RTX 4050/16GB/512GB:139,800円
・Core 5 210H/RTX 5050/16GB/1TB:179,800円
・Core 7 240H/RTX 4050/16GB/512GB:179,800円
・Core 7 240H/RTX 5050/16GB/512GB/WPS Office:199,800円
・Core 7 240H/RTX 5060/16GB/1TB:209,800円
・Core 7 240H/RTX 5060/32GB/512GB:209,800円
・Core 7 240H/RTX 5060/32GB/1TB:239,800円

Core 7/RTX 5060搭載モデルは20万円を少しオーバーしてしまいますが、それでもスペックの割には安いと感じられます。また、Core 5モデルはお買い得感が大きいですよね。

7. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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