Xiaomiがエントリークラスのスマートフォン「Redmi 14C」を国内発売しました。「RedmiのC」と言えば国内発売され散々な評価だったRedmi 12Cが思い出されます(Redmi 13Cは国内未発売)が、この14Cに関しては低スペック擁護派のウインタブとしては「結構いいじゃん」と思いました。また、記事を書くのにあたり、ライターのかのあゆさんと少しコミュニケーションを取りましたが、かのあゆさんいわく「前モデルの不満も潰してきてますし、これでも十分かなぁ」という、私と同様の感想を持っているようでした。
1.概要
スペック表
Redmi 14C | |
OS | Xiaomi HyperOS(Android 14) |
SoC | MediaTek Helio G81-Ultra |
RAM | 4GB/8GB (拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.88インチ(1,640 × 720)120Hz |
バンド | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/20/26/28/38/40/41/66 |
SIM | nano SIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.4 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン13MP/アウト50MP |
バッテリー | 5,160 mAh |
サイズ | 171.88 × 77.8 × 8.22 mm |
重量 | 204 g(セージグリーンは207 g) |
バリエーションモデル
・4GB/128GB
・8GB/256GB
※左からRAM/ストレージ
コメント
OSはAndroid 14ベースのXiaomi HyperOS、SoCはHelio G81-Ultraです。この型番はWeb上にAntutuスコアが出回っておらず、「UltraのつかないG81」のAntutuスコアが24.5万点(出所:Nanoreview)とのことなので、「20万点台の後半から30万点くらいかなあ」と勝手に予想しています。まあ、エントリークラスの性能ではありますが、ゲームをしないのならこれでも悪くないかと。
RAM/SSDは2種類、4GB/128GBと8GB/256GBです。RAMに関しては拡張機能があり、8GBモデルの場合は最大16GBにすることができます(4GBモデルにも拡張機能はありますが、最大で何GBになるのかは不明です)。
ディスプレイは6.88インチで解像度はHD+です。なので、視力のいい方、年齢の若い方だと少々粗さを感じるかもしれません(私は視力が悪く、年齢も高いのでこれで問題ないですw)。しかしリフレッシュレートは最大120Hzと高いのでスクロールなどで滑らかに動いてくれると思います。あと、前面のノッチはパンチホールではなく水滴型ですね。
Redmi 14Cはカメラ周りのデザインが特徴的(個性的)です。インカメラは13MP、アウトカメラは50MP(と補助カメラ)で、画素数的にはそれほどでもありませんが、中華スマホよりも段違いに高い画質になっていると思われます。もともとXiaomiのカメラは高品質ですし、カメラの画質って画素数とかレンズの数じゃわかりませんしね。
バッテリーは5,160 mAhで18Wの急速充電に対応します。それと、ポートはmicroUSBじゃなくてUSB Type-Cです。わかる人にはわかる説明…というかですね、Redmi 12Cの低評価だった大きな理由のひとつが改善された、ということです。
筐体色はミッドナイトブラック、セージグリーン、スターリーブルーの3色。画像右のスターリーブルーの色使いが個性的ですし、セージグリーンは背面がレザー調になっています。背面カバーがガラス製とのことなので、質感も高いと思われます(セージグリーンはガラス製じゃないと思います)。
2.価格など
Xiaomi Redmi 14CはXiaomi公式サイト、Amazon、楽天、家電量販店のECサイト(一部店舗販売もあり)で販売され、キャリアではIIJmioが4GB/128GBのみ取り扱います。10月17日現在のXiaomi公式サイトでの価格は4GB/128GBモデルが17,980円、8GB/256GBモデルが23,980円です。
3.関連リンク
Redmi 14C:Xiaomi公式サイト
Redmi 14C:Amazon
Redmi 14C:楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。