Xiaomiがスマートフォン「Redmi 12 5G」を発表しました。誠に申し訳ありません、この製品は9月27日にXiaomi 13TシリーズやRedmi Pad SEなどと同時に国内発表されていたのですが、Redmi 12 5Gについてご紹介が漏れていました。
先日「Xiaomi Redmi 12」という4Gスマホのグローバル版の紹介記事を掲載したのですが、今回ご紹介するRedmi 12 5Gはグローバル版のRedmi 12とはスペックが大きく異なります。というか、グローバルではRedmi 12とRedmi 12 5Gは「別」でして、国内版だとRedmi 12 5Gのみが発売される、ということです。
Redmi 12(グローバル版)の紹介記事はこちらです
1.Redmi 12 5G スペック
スペック表
Redmi 12 5G | |
OS | MIUI 14(Android 13ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大8GB) |
ストレージ | 128GB(UFS 2.2) |
ディスプレイ | 6.8インチ(2,460 x 1,080)90Hz |
バンド | 5G:n3/28/41/77/78 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 TDD-LTE:B38/39/40/41/42 |
SIM | nanoSIM + eSIM |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン5MP/アウト50MP + 2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 169 x 76 x 8.2 mm |
重量 | 200 g |
コメント
Redmi 12 5Gの国内版は上記の通り単一スペックです。CPUはSnapdragon 4 Gen 2で、Antutu Ver.10のスコアは453,567点です(メーカー発表値です)。RAMとストレージは4GB/128GBのみの設定です。グローバル版だと8GB/128GBとか8GB/256GBもあるのですが…。ただし、RAM拡張機能(ストレージ領域の一部をRAMとして使う機能)がありまして、物理RAMのような速度は出ないものの、4GBのみの状態よりは使いやすくなっていると思います。
ディスプレイは6.8インチのFHD+解像度、リフレッシュレートも90Hzです。ディスプレイに関してはグローバル版のRedmi 12と同じ仕様と思われます。
国内正規版だけあり、通信バンドは日本の主要なものをカバーしています。また、nanoSIMのほかeSIMにも対応します。
カメラはイン側5MP、アウト側が50MPのメインレンズと2MPの深度センサーという構成です。…まあ、50MPというのはメーカーの言う「ちょい上」かもしれないですね…。
バッテリーは5,000 mAh。動画再生時間は約27時間、通話時間は約48時間、ゲームプレイは約10時間です(メーカー発表値。ただし、駆動時間は使用環境や使用方法により変動します)。
2.Redmi 12 5G 筐体
前面上部中央にパンチホールが配置され、背面はシンプルなフラットデザインです。この筐体はIP53レベルの「生活防水」に対応します。また、メーカー説明だと「高級感ある背面ガラス素材」とのことです。
筐体色はミッドナイトブラック、ポーラーシルバー、スカイブルーの3色で、ポーラーシルバーは微妙にグラデーションのかかった色味になっています。
3.Redmi 12 5G 価格など
Xiaomi Redmi 12 5GはauとUQ Mobileで10月6日発売、MVNO(イオンモバイル、IIJmio、オプテージ)では10月19日発売で、Xiaomi公式サイト(10月20日発送)やAmazon(10月19日発売)などでも販売されます。Xiaomi公式サイトとAmazonでは予約販売がスタートしており、Amazonでの予約価格は税込み27,800円です(製品ページにある2,000円OFFクーポンを使用した価格)。
Xiaomiの打ち出しは「機能も、見た目も、ちょい上スマホ」なのですが、散々な評判だったRedmi 12Cと比較すると、価格は上がってしまったものの「ちょい上どころかだいぶ上」という感じですよね。
4.関連リンク
Redmi 12 5G:Xiaomi日本公式サイト 製品紹介
Xiaomi Redmi 12 5G:Amazon